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え?悪役ですか。そうですか。  作者: 佐藤奈津
宮本色葉(ミヤモトイロハ)→鶯宮色葉(ウグイスミヤイロハ)
18/22

13.鶯にいいところを見せたい

本当に遅くてごめんなさいいイイイイイイイイ!!

返信ももうしばらくお待ちください!!ごめんなさい!!


☆前回までのあらすじ☆

クイズ大会が始まりました!そして、今から第2問が!!!










「第2問、日本史の問題です」


日本史、つまり社会。ということは……、今回は薄暮(ハクボ)が解答者だ!!





足利尊氏(アシカガタカウジ)がひらいた室町幕府の中には、くじ引きで将軍となった人が居ます。その人物の名前とその人物が何代目将軍なのかを答えなさい」





!!??!?へぇええええええ!?え、将軍って偉い人だよね、うん。あれだよね、暴れん坊○○とかのことだよね!え、そんな人をくじ引きで決めていいの!?え、ど、どーしちゃったのよ!?当時の人!?こ、こんなの全然わかんないよ!

……!で、でも、は、薄暮なら……!!


チラッ(色葉(イロハ)が薄暮をチラリと見る)


ん、あれ……?薄暮、ペンすらとってないよ。薄暮?


……そ、そっか。あはは!そうだよね!そんなマニアックぽい人の名前なんて流石に覚えてないよね!!だから薄暮落ち込まないでね!ほら!1問くらい落としたって、大丈夫だよ!ね!



不知火(シラヌイ)様、お答はなんですの?」


あっ!ちょっと、桜子(サクラコ)!薄暮わかってないみたいだからさ、聞かないであげよう!傷口をえぐっちゃダメだよ!薄暮あんなに張り切っていたんだし!ね!だかr……



「あ、答か?第6代目将軍 足利義教(アシカガヨシノリ)だ」


「……あら、その方でしたの。名前しか知りませんでしたわ。室町幕府の将軍の名前は全員覚えていましたが、何をした人かまでは有名な方しか、そうですわね、尊氏さんや義満(ヨシミツ)さんたちしか知りませんでしたわ」


「んー、俺もこの人がどのくらい有名なのかよくわからないしな。なんとも言えないな。色葉、知ってるか?」


「エ、モチロンシッテルヨ!(たかうじ、よしみつ、ってだれだっけ……汗)」


「嘘はダメだぞ?色葉?」


「そうですわ、色葉。知らないのでしょう?嘘つきは泥棒の始まりですわ」


や、やめろぉおおお!!わ、わたしが嘘ついてるのを見破らないでぇええええ!!なけなしのプライドを傷つけないで!しかも、すぐバレて恥ずかしい!



「(うふふふ!本当に可愛いですわぁ!!色葉、かわいい!私の色葉!本当に本当に食べちゃいたい……!)それにしても、不知火様字を書くのがはやいんですわね」


……!桜子!ありがとう!話題を変えてくれて!(寒気がするけど、そ、それは気にしない!)


「(おい春海(ハルウミ)やめろ。…お前お嬢様の皮を被った変態だ!!いつか色葉にばらしてやる!!)ん、ああ。そりゃあ生徒会の会長を、やっていて毎日書類ばっかり書いていたら、はやく書けるようになるさ」


「(……?……?……?……!!??!えぇぇぇぇ!も、もう書き終わっていたの!?ええええ、嘘ーーー!!あと、2人から出される冷気は…、うん人生気にしないことも大事だよ…ね?)」



そんな感じでわたしだけがおいてけぼりにされていると、



「解答をやめてください」


そう読み上げの子が言ってタッチパネルは真っ黒になった。(これ見たの2回目だけどやっぱりすごい!)



ハッ……これって社会の問題だよね!ってことは!これの解説は……



『ど、ど、ど、どーでしたかぁ!??』


『黙れ、立浪(タツナミ)


『な、し、柴田(シバタ)先生!いいじゃないですか!俺の本業が来たんですよ!社会ですよ!ま、まあ額田王(ヌカタノオオキミ)も社会って言えば社会でしたけど……。って、もしかして!柴田先生、自分の担当が来ないから、拗ねてるですk……』


ドカッ!(柴田が立浪を殴る)


『うるさいですよー?立浪先生?』


『……イ、イタ、あ、ご、ごめんなさい!』


『(ニッコー)じゃあ、立浪先生解説を……?』


『は、はい!喜んで致します!は、はい!』


『ちゃんと仕事しましょうねー?』




う、うわぁ、先生たちの中のヒエラルキーが見えてるよ……!!か、格くんって、じ、実は腹黒……!?て、てか、Sなの?えぇぇぇぇ!!




「色葉、おどろくことありませんわ。立浪先生と柴田先生は出身大学が同じで部活の先輩後輩でしたのよ。(有名な話ですのに、色葉知らないなんて。どうしてかしら…)」


「へ、へぇ!そうだったんだ!さ、桜子は物知りだね!(理系と文系の先輩後輩関係か。何の部活だったんだろ…?)」


「物知りですか?有名な話ですわよ。ねえ、不知火様。(!!きっと精神的に病んでしまっているので、ご自分の担任の話も忘れてしまったのですわ!あぁ!なんてかわいそうな私の色葉!!私が癒して差し上げましょう!そうですわぁ!我が春海家に招いて、一緒にご飯を食べて、お風呂に入って、そ し て!一緒に寝ましょう!!もちろん、同じ部屋、同じ布団で…!!うふふふふふふふふふふふふふふふふふ!!!!!)」


ゾクッ!ま、また、寒気!ここの会場、も、もしかして、呪われてる!?なんか怖いよ!!


「(だーかーらー、春海やめろ!!色葉が怯えているだろ!!)んー、そうだな、有名かなぁ。まあ、立浪先生が先輩で柴田先生が後輩なんだけどな」


「ふーん……って!え、た、立浪先生が先輩なの!?」


「あ、そうだよ。ま、まぁ、色葉あれだよ。世間一般とのギャップってやつだよ、た、多分……」


「不知火様のおっしゃる通りだと思いますわ。まあ、でもお二人の仲はよろしいですし!(やはり色葉とイチャイチャするためには不知火様が邪魔ですわ……!!)」



ま、まあ!そんな感じの関係も勿論ありだよね……!




『グスン、ひどいよ、大学入った頃は「立浪先輩!」なんて言ってくれていt……イタイイタイタイ!!!ご、ごめんなさい!!!』


『解説しましょうね?』


『あ、はい!すみませんでした、柴田先生!!!泣』



……なんか、知らない方が良かったかも…………


※立浪の歴史の授業は面白かったため立浪に好印象を抱いていた色葉ちゃんでした






『答えは足利義教だぁ!』


『ふーん』


『え!ちょっと!!柴田先生!?』


『えーと、なになに。《足利義教。室町幕府6代目将軍。くじ引きで将軍になったが、彼は3代目将軍 足利義満(アシカガヨシミツ)の後から落ちていった幕府の権威を確固たるものにしようとした。しかし、その方法は……》』


家成(イエナリ)ぃいいいいい!!!!俺のセリフとるんじゃねぇええええ!!!』


『ア、スミマセン、センパーイ』


『棒読みやめろぉおおおお!!』


『……ゴホン、まあ悪ふざけはやめて。しっかし、立浪先生すごいですね。第2問が出題されてからでこんなにたくさん解説を書き出してたんですね』


『ま、まあな!そ、そりゃあ解説は分かり易い方がいいし、それにこの問題を期に歴史に興味を持ってもらえたら、教師としてとっても嬉し……』


「途中ですが、時間の都合上解説を中止します」

読み上げの子(今更だけど名前は熊谷香(クマガヤカオリ)さん!)が非情にも立浪先生の言葉を遮った


『ぇええええええええええええ!!!待って!待ってくれ!!!え、え、熊谷さん!!』


「それでは第3問…」




……がんばって生きてください、立浪先生……!!






「だから解答時間…」という声が聞こえてきそうですがムシです。ム、ムシします!!ご都合主義です。スミマセンンン!!


1話に1問とかアカンので、1回戦はあと少しでササーと終わります。

というか完結へと走り抜けたいです!!


今回は立浪先生と格くん(柴田先生)が主人公みたいになってしまいましたね…。今回の主人公は薄暮のはずだったんですが…。そして、桜子は変態ですね。これはもう否定できないですね。当初はこんな子になるはずじゃ…(笑)



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