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え?悪役ですか。そうですか。  作者: 佐藤奈津
宮本色葉(ミヤモトイロハ)→鶯宮色葉(ウグイスミヤイロハ)
15/22

11.チーム鶯

感想等の返信完了いたしました!!


☆ぜんかいまでのあらすじ☆

→コミュ障ナワタシニ仲間ガデキマシタ。







コンニチハ、鶯宮色葉ウグイスミヤイロハダヨ。誰カ助ケテ




「えっと、じゃあ、その……」

あぁぁぁぎゃァァ、コミュ障だお、わたしコミュ障だお☆あーーー、何を話せば……!!



只今、放課後。教室でイアイア、そしてモブ子さんこと春海桜子(ハルウミサクラコ)さん(わたし、初めてあった時春海さんと口論してたけど。あ、ちなみに春海さんめちゃくちゃ美人さん……)と作戦会議。……なのだが、イアイアも春海さんも無言。あのー、静寂がわたしには痛いんですけど。

そもそも、なんて呼べばいいんだ。『イアイア→不知火くんとか?(イアイアの本名は、えっと、確か……不知火薄暮(シラヌイハクボ)だったね☆あは、忘れてたわけじゃ……嘘です、すみません。)モブ子こと春海桜子さん→春海さん?……こんな呼び方、チームメイトなのに距離ありまくりじゃね。チームの絆を深めるためにはやっぱり、呼び方から……?』とか、思ったが無理だ!六くんみたいにナチュラルな感じで下の名前呼びとか無理無理無理!!うっ、どーせコミュ障です!コミュ力ないし!辛たん!




「(あーーー!やっぱり色葉さんはかわゆいですわ!)」


「(おい、春海、鶯宮が困っているぞ。助けてやってくれ……はぁ(呆れ顔) )」


「(ふん!わかりましたわ!)……色葉さん?」


※イアイアと春海(ヘンタイ)は目で会話をしています



「あっ、はい!」


うわっ!やっぱり、春海桜子って美人さんだわぁ。名前に負けてないよね。


「あまり、緊張なさらないでください。(わたくし)が言うのもなんですが、本当に色葉さんとは仲良くなりたいんですの。何を今更、とお思いにねるかもしれませんが……。私、色葉さんと同じチームになれてとても光栄ですわ。(うふふふ、かわいいなぁ、食べちゃいたい……hshs)」


……ビクッ!っ!なんか寒気が……?き、気のせいか……。




「(……春海、自重しろ……。)鶯宮。」


イアイアこと不知火薄暮がわたしを呼んだ。


「な、なんでしょう……」


「春海も言っているがそんなにかたくなることはない。前にも言ったが、俺たち__クラスメイト全員、お前と、その、と、友達として仲良くやっていきたいと思っている。」


「……。」

あれ、本気だったんだ。




“鶯宮色葉、いや鶯宮。

----------これから俺たちと仲良くと言ったら変かも知れんが、クラスメイトとして、ではなく友達としてやっていかないか?”


イアイアは確か、そうわたしに言っていた。

____でもなぁ。なんというか、イアイアがそう言った時もクラスメイトがわたしになんか優しく(?)なった時も、軽いノリなんだろうなぁ としか思っていなかった。だから、わたしはその言葉も行動も本気にしていなかった。まぁ、クラスメイトが鶯宮色葉をイジメ(?)ていたみたいだから、余計に信用できなかったんだよね。


そんな風に思っているわたしが思い出したのは、この作られた世界で新しくできた親友の言葉。

“もっと周りを見てご覧。色葉ちゃん、君は前とは違うだろ?”

……!周りを……か……。


「(ちょっと、不知火様!色葉たん黙っちゃったんですけど!)」


「(わかってる……。……もしかして、鶯宮は。)……っ、鶯宮、」


「……な、なんでしょう……か。(!ぎゃ、イアイア、ちゃんと話聞いてたよ!チョットトリップシチャッタダケデスカラー( ;∀;)!!)」


わたしがビクビクしながら返事を返すと、イアイアはわたしから目を逸らしつつ、顔を歪めた。

……え、わたし、イアイアになんかした……?え!?はい!?え!こ、コミュ障だから変なことしちゃった!?

そんな風にわたしが少しパニックになっておりますと、イアイアさんはわたしに近づき(全然気づかなかったよ!忍者になれるんじゃね!?ハハ!)、ガシッっとわたしの肩を掴んだ。


ビクッ!!



「(え、え、どないしました、イアイアさんよ!へ!はい!?え!?)」


「(怯えてる……。)……俺は、お前に謝らなきゃならない」


「え、はい(ぎゃー!声が裏返ったぁ!!恥ずかしっ!……、って謝る?え、何を?)」


「お前は、いや……君は忘れたかもしれないが俺は確かにあの日、そうあの日君に救われたんだ」


「……は、はい(あの日!?あの日って何?え、あ、もしかして)」


「もし、あの時君が助けてくれなかったら、俺は今ここにいないかもしれない」


「……(あれか!あれだろ!溺れてたところをとか、迷子になっていたところをとか、なんかイアイアが死にそうだった時に小さい頃の鶯宮色葉が助けたのか!ほほう!なるほどな)」


「……っ俺は、つい最近までそのことを忘れていたんだ。そんなバカな俺は恩人である君を傷つけた……!」


「……(いや!あんたがバカだったら、どーなるんだよ、わたしとか!あれだろ!全国トップクラスの勉強できるーずなんだろ、あんた!)」


「今更…なんだろうな、でも…、……その、ありがとう色葉、そして、ごめん」


「(あの、不知火様が人に頭を下げるなんて……。さ、さすが色葉たん!!わたしの(ココ重要よ!)色葉たんだわhshs)」



「……クスッ」


「……?う、鶯宮?」


「……、色葉さん?」



突然笑ったわたしを、2人は心配そうな顔で見てきた。


ねえ、本物の鶯宮色葉さん、あなたもわたしと同じなんだね。わたしたちは、もっと周りを見なきゃいけないんだよ。



『□月×日

わたしは、いない方がいいのでしょうか……?』

これは本物の彼女の本音



貴方は日記の中でそうこぼしていたけれど、__わたしは貴方の日記を読んだとき貴方にはあんなにも素敵(……ダヨネ?)な家族がいるじゃないかって思ったけど、貴方が独りぼっちだと泣いていた学園の中にだって仲間はいたんだよ。

たぶんだけどね、不知火薄暮 彼はずっと貴方が大切だったんだよ。まあ彼自体ゲームのシナリオのせいなのか、ヒロインさんを大切だと感じてしまっていたようだけど。今は、後悔してるみたいだよ。(まあ、いまイアイアが謝ってる人の中身は、残念ですが、偽物さんですけどね。)春海桜子だって鶯宮色葉を心配している。



___ま、もしかしたら、宮本色葉(わたし)の周りにもリク以外にも仲間がいたのかもね。なーんて、思ったりもした。












「じゃあわたしが理数系というか数学で、」


「俺が社会と一応理科、んで、」


「私が国語……という作戦ですね」


「……?あ!英語は?」


「あー、俺、英語パス」


「フフ、じゃあ私ですか」



イアイアが突然謝ったりしてきた後ちょっとの間だけ微妙な雰囲気になったけれど、今じゃ自然に話せている。あと、あの後モブ…じゃなくて桜子の提案で互いに下の名前で呼ぶことになった。(といっても、イアイ…じゃなくて薄暮と桜子はなぜか苗字で呼び合っているんだけど。)とりあえずいえることは、桜子も薄暮もコミュ力がすばらしいということだ。マジでコミュ障なわたしは泣きたい。泣いていいですか?



「……あら?色葉ちょっとお聞きしたいことがあるんだけど、いいかしら…?(ウフフフ、色葉たんを呼び捨てに……アハハハハハ!!)」


ゾクッ!

「な、なに?さ、桜子?(な、なんで寒気が…?)」


「(春海って女じゃなかったらセクハラとやらで訴えられそうだよな…)」


美人の中の美人の桜子は首をコテンと横に傾け、

「色葉も英語とか国語できるんじゃないのかしら?ほら、井の中の蛙大海を知らずの英語とかすんなりと話していたじゃない?」

と、わたしに尋ねてきた。


「あ、確かに。」

薄暮は手をポンッと音をたてながら手をたたきながらそう言った。



「……ぁ、あ、あれは…」

ヤバッ、アハァ…。なんて言おう…






Σ





「アハハ、っく、ククク!色葉、お、お前、最高!!」


「フフ、アハ…い、色葉、ごめんなさい、アハハ!」


むぅ、だから言いたくなかった。

__実はとある人に説教された時の言葉をそのまま使っただなんて。しかも覚えてしまうほど同じことで説教され続けたなんて。


「(ムッス)」


「「あぁ、ごめんって(なさいまし)!!っく、ククク」」



おい、泣くぞ!コラァ!


ちなみに、わたしに説教したのはリクだ。宮本色葉だったときのこと。わたしは数学ができるようになった時に天狗になっていたころがあって怒られた。隣の席の人に珍しくテスト(数学以外だよ!)の点数で勝って自慢していたら怒られた。わたしが……以下略

みたいな感じで、わたしが天狗になる度にリクはおカンのように甲斐甲斐しくわたしに謙虚さを説いていたのだ。



あのさ、ところで



「「っく、っく、クク、っく…!!」」



マジで怒るぞ!?






※ちなみに薄暮、桜子は人格者の家族にそう説かれたのだと思っています。薄暮は、少しこの話に疑問を抱いていますが、精神が病んでいて本の中の話とかと混在しているんだろうなぁとか思っています。














「そういえば、チーム名何にする?」


薄暮がそう言った。


「え、チーム名…?」


「そういえば、決めなきゃいけないんでしたっけ。どうします?」


チーム名……、言われてみれば格くんがそんなようなこと言っていた気がする。まあ、ここはハイスペックなお2人におまかせしy……

(フラグの立った音がした)


「ま、ここは色葉に任せようぜ。俺、ネーミングセンスないしな」


「んー、ここは色葉にお願いしましょう」



え、えええええええええええ!!!



「わ、わたし?」


「おう、任した色葉!」


「ステキなものをお願いしますわ。(困っている色葉たんhshs)」


ううう!!期待に満ちた目で見ないでぇええ!!

無駄なプレッシャーのもとわたしはこう言った。





「……ぅ、ぁ、ぇ、えーと、じゃあ、チーム鶯で」







……センスねぇええええええええええええええ!!!!





……こ、今回からクイズ大会編なんです(汗)


どうでもいいことですが、薄暮が君と色葉を呼んでいた時は彼の地が出ています。そのくらい真剣に謝りたかったんです

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