校則・生徒心得
無理に読む必要はございません。
設定資料ですので。読めば、伏線やら布石やらがチラホラある程度です。
校則
第1章 総則
第1条 名称
本校は、ゲーム運営者と担任教師・そしてその補佐教師によって構成され、帝国大学附属高校と称する。
第2条 生徒
本校の生徒は、帝国大学附属高校に入学した36名の男女をもって組織する。
第3条 目的
本校は、本校最大の目的である「天才を真の天才にする」という任務に基づいて、生徒の自主的な活動によって世界の充実向上を目的とする。
第2章 機関
第4条 本校は、第3条の達成の為、次の機関を設ける。
(1) 補助教師育成機関
(2) 生徒会
(3) GM総会
(4) クラス会
(5) [印刷ミスで見れない。]
第3章 補助教師育成機関
第5条 本校には、生徒の生活充実のために、補助教師育成機関を設ける。
第6条 職務
補助教師の職務は、以下の3つ。
(1) 定期試験の試験監督
(2) 平日の校舎内の巡回
(3) 校内の清掃
第7条 資格
補助教師となるには、いかなる情も捨てねばならない。
第4章 生徒会
第8条 役員
生徒会は3人以上6人以下でなければならない。3人に満たない場合は、GMの厳密なる乱数表によりランダムで決定される。
第9条 メンバー
生徒会の団員(以下、メンバーと称する)は、皆「No.数字」で呼ばれ、数字が0に近いほど、権力が高い。
第10条 役割
生徒会は、ゲームの主催者及びGM・教師の言いなりにならなければならない。それを破った場合は死に値する。但し、課された命令が直接的に死に関する内容ならば、実行しなくてもよい。
例:息を止め続けろ。首にナイフを刺せ。など
第11条 利点
生徒会は、自らに設定された「禁止行為」がなくなる。
第12条 生徒会の優越
生徒会が、一人でも残っていたまま卒業を迎えると、生徒会のメンバー以外は死に、生徒会の生き残ったメンバーはゲームの主催者の元に就く。
第5章 GM総会
第13条 定義
GMは「ゲームマスター」の略称であり、学校のいかなる権力をも行使することができる。
第14条 総会
GMは、担任の教諭と月に1度の総会を行い問題が起こった時には綿密な話し合いをしなければならない。
第15条 正体
[この項は全て黒塗りにされている。]
第6章 クラス会
第16条 構成
クラス会は、クラスメイト全員で構成される。
第17条 役員
クラス会役員として、クラス会会長、副会長、書記を各1名設ける。その選出については、クラス独自の方針に任せる。また、クラス会会長が欠席または死亡した場合は副会長がその責を継ぐ。
第7章 [この章は丸ごと黒塗りにされている。]
第8章 行事
第18条 主な行事を以下に記載する。
4月 入学式
5月 運動会・不思議其一
6月 第一回試験・不思議其二
7月 第二回試験・不思議其三
8月 夏休み・不思議其四、其五
9月 文化祭
10月 第三回試験・不思議其六
11月 修学旅行
12月 第四回試験・合唱祭
1月 不思議其七
2月 生徒会選挙
3月 第五回試験・卒業式
第9章 試験
第19条 試験
第一回試験・第三回試験は、それぞれ2チームごとに行われる。
第二回試験・第四回試験は、クラス全体で行われる。
第五回試験は、個人で行われる。
第20条 意義
この試験は、勉学などの筆記試験では無く、共通の課題を乗り越え心身を鍛える為に実施される。
第21条 内容
試験内容については、先生の方針に任せる。
第10章 七不思議
第22条 意義
七不思議は、生徒の発想力や想像力・推理力を鍛えるために行う。
第23条 活動日
七不思議の活動日は、土日の夜中の校舎内である。
第24条 特例
時間指定のある、禁止行為のみ特例で解除される。
第25条 報酬
七不思議は、自由なチームでエントリーでき、最低で1人・最高で6人。
報酬は12万コインを山分けする。
第11章 金銭価値
第26条 本校で使用する金貨は全て「コイン」という単位に変えることとする。
1コインは1円と同じ価値がある。
第27条 売店
売店では、「コイン」を使って物品を購入することができる。売店のみ、土日祝日も利用可能。
第12章 禁止行為
第28条 禁止行為とは、生徒1人1人に個別に付けられた犯してはいけない行為のことであり、禁止行為を行ってしまった生徒は即座に死亡する。
第29条 人権保障
禁止行為を行った生徒の人権は保障されない。保障されたければ、禁止行為を犯すな。
第13章 改正
第30条 本校則の改正は、クラス会で全会一致で可決された後、GM総会の承認を必要とする。
第31条 本校則の改正案が可決された場合、GMは本校則を即日改正し、これを適用する。
生徒心得
一.はじめに
学校では、生徒が集団の中で生活する。生徒が快い学校生活を送るためには、クラスで熱心に活動し、一人一人が気持ちよく生活できるようお互いに心がけ協力する必要があり、様々なルールが設けられる。
二.登下校について
Ⅰ.登校は7時以降とする。下校は、18時を最終時刻とする。
Ⅱ.土日祝日の七不思議のみ、18時を過ぎても学校に残ることを許可する。
Ⅲ.遅刻した場合は、欠字とする。欠席の場合は連絡が必要である。
Ⅳ.生徒手帳・生徒証は常に携帯すること。
三.服装・身なり・持ち物について
本校の服装を次の通りに定める。なお「夏服」は6月朔日から9月末日を指す。
Ⅰ.ブレザー着用の際は、男子はネクタイ、女子はリボンを必ず着用すること。
Ⅱ.入学式・卒業式等の式典の際は、男子はネクタイ、女子はリボンの着用を義務付ける。
Ⅲ.冬期は、指定されたセーターを着用してもよい。
Ⅳ.スラックス着用時のソックスは指定しない。
Ⅴ.女子はタイツを着用することを可とする。
Ⅵ.女子のスカート丈は、採寸時の丈とする。
Ⅶ.見苦しい髪型はしない。不要な装飾品は身につけることを禁ずる。
Ⅷ.授業に不要なものは、持参しないこと。
Ⅸ.携帯電話は例外で、持参可とする。
四.授業について
本校では、授業はしない。各々が極めたい分野を極めること。
五.アルバイトについて
原則、アルバイトは禁止する。家庭事情でアルバイトを行う者は、許可届を両親・生徒の拇印と本心・良心に誓ってGMに提出する必要がある。
六.図書室について
Ⅰ.開室日 生徒の登校日
Ⅱ.開室時間 平日の7時から17時
七.保健室について
Ⅰ.保健室が閉まっていた時は、GMによる治療を受けることが可能である。
Ⅱ.保健室を利用する際は、先生に事前に連絡することが好ましい。
Ⅲ.保健室を退室する際は、補助教師の指示に従うこと。
八.学食について
学食は原則、自由に食べることが許される。その代わり、最低限のマナーは守ることを義務とする。
九.褒賞について
生徒が成績、性行共に優れ、他の模範となるときは、褒賞することがある。
次は、クラス名簿を。
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