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街中ダンジョン  作者: フィノ
330/849

260話 懐かしい服 挿絵あり

 ちびちびと飲んで警察の詰め所へ行き呼気検査でちゃんと飲酒運転でない事を証明してバイクで帰宅。帰りに夜桜が舞っていたが中々綺麗だった。思ったよりも話し込んだ様で帰り着いたのは23時を過ぎていたので、軽くシャワーだけ浴びてそのまま妻を起こさない様にベッドに潜り込む。


 起きていないはずだが条件反射の様に抱き着かれるが、髪が若干湿っていたのかすぐに離れてしまった。外から赤子の様な猫の鳴き声がするが発情期なので仕方ないだろう。去勢していてもにゃん太は外をうろうろして、ゴリゴリ地面や壁に匂いをつけているので昔から家の周りには野良猫がよく出没する。この周りはメス猫が少ないのだろうか?まぁ、昔に猫草の種をばら撒いてそのまま自生したので、それを食べつつ畑を集会場にされたかな?


 まぁ、餌やりもしてないし糞等も見かけないし匂わないので勝手に集まる分にはいいだろう。ただ、にゃん太は弱いくせに妙に喧嘩っ早いので怪我しないかは心配である。それに付け加えるならドジ。耳を齧られてピアスの穴の様な穴を開けて帰ってきたら病院に連れて行ったり、下顎を蜂に刺されたのかしゃくれて帰って来た事もある。


 人間換算するとそれなりにいい歳のはずなのだが、衰えを知らないのか最近はバイトにちょっかいをかけて遊んでいるのをよく見る。仲がいいのか悪いのかバイトの方が引き気味なのが面白い。やろうと思えば丸齧り出来るのだろうが、現実的には振り回されてこき使われているような・・・。前は犬小屋を簒奪しようと中でにゃん太が寝ていたが最近はそれも見なくなった。代わりに屋根の上で丸くならず伸びて寝ているのは見かけるが・・・。


「ほら朝よ、起きて起きて。」


「・・・、年休申請って誰に出せば受理されると思う?」


「それは・・・、自己決裁とか?どの道ズル休みしたら後悔するんだから早く起きてね。」


「あいあい。」


 別に寝覚めが悪いわけでも疲れが残っているわけでもないが様式美である。まぁ、面倒になったらやめよう。妻が頬にキスをして降りていくのでゴソゴソとベッドから抜け出し下へ。先にシャワーを浴びようかと思ったが、使っている音がするので息子が入っているのだろうか?居間へ戻って部屋の中を見ると朝から元気よく朝食を食べている息子は、勢いとは裏腹に死んだ魚の様な目をしている。シャワーが出しっぱなしと言う事はないだろうが、妻も息子も気にしていないようなので望田が浴びに来ているのかな?


「おはようさん、なんか心配事か?」


「・・・、父さんが父さんだとカミングアウトした。」


「それはまた・・・、何と言うか律儀だな。適当にはぐらかして公の秘密にでもしておけばよかったのに。」


「俺がそんな高度で器用な立ち回りできると思うのか?」


「無理だな。性格に合ってないからボロは出るし、隠そうと気にし過ぎて変な失敗をする。嘘を付いて突き通せるのもある意味才能だからなぁ。」


「そんな才能那由多には必要ないわよねー。はい貴方ご飯、おかずは昨日の残りでいいかしら?」


「ありがとう。おかずはそれでいいけど、朝食のおかずが残るならそれも貰おうか?」


「ううん、今日は望田さんも来てるからそっちに回すわよ。」


「シャワーありがとうございました。早く出てギルドで軽く汗かいてから温泉に入ってもいいんですけど、気付いたら就業時間ギリギリまで入ってたりするんですよね・・・。」


 髪を拭きながら短パンTシャツの望田が現れた。ジョギングしたりしているおかけか、どんどんモデル体型とでも言えばいいのか、メリハリのハッキリした身体にはなってきている。元々SPなので太っていた訳ではないが、出会った時よりも戦って動く身体に最適化されている。


 座るのは息子と妻の横になるが、ほのかに香る石鹸の香りが惑わすのか、はたまた薄着のせいか若干息子がドギマギしている。高校生にしてハーレム生活。しかし、この中で攻略しようにも実父と実母がいるのでルートは望田一択の一本道。まぁ、既に彼女がいるので立つフラグで言えばどう考えてもヤンデレルートか中に誰もいませんよルートかなぁ。


 ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れない状態になる前にけじめは付けるんだぞ?じゃないとお互い前に進めないし、優柔不断過ぎても死亡率上げるだけだからな?


「適応力高いなぁ・・・。こっちに来てまだ一ヶ月も経ってないのに。」


「ゲート内で寝泊まりしながら探索したりモンスターと戦う事に比べれば何でもないですよ。」


「はいどうぞ香織さん。お漬物とふりかけは好きに使ってね。」


「ありがとうございます。それで、何の話をしてたんです?」


「息子のハーレム生活に興味津々なクラスメイトに攻略不可能対象を伝えたとか?」


「大筋で合ってるけど違う!攻略も何も既に彼女がいるのに攻略しだしたらただの最低野郎だろ?そんな奴は自分で首括るか刺されろ。」


「中々過激ですね那由多君。何か悩みがあるならお姉さんが聞きますよ?」


「父さんが美少女になって学校で知らない奴が『クロエちゃんと恋愛できたなら?』って話題が囁かれるのですが、どうしたらいいですか?匿名希望Nより。」


「妄想くらい広い心で許してあげましょう・・・、大会で変身した藤君曰く、去年の有明は全ての開催日において白い髪で赤い目の女の子の本が山ほどあったそうですよ?」


「ちょっと待って!それ私も聞きたくない!」


「夫は誰にも渡さないわよ!?」


「いや。実在の人物・団体とは一切関係ありませんの注釈が入ってますし、私も現物を見たわけでは・・・。」


 白い髪に赤い瞳のキャラって定番といえば定番だから、ゲームとかのキャラ名出されると何も言えなくなる。まぁ、一番いいのは気にしない事か。描き手が違うと言うのなら違うんだろうし、そこを問い詰めても仕方ない。


 ただ、そのビジュアルのキャラの本がたまにネット広告で流れてくる事があるのでなんとも。行ってみたいと思っていたが行ったらカオスを目にする事になりそうなので足が竦むな。モンスターって触手があるからその手の本に、誘拐されたからその時何されたって言う妄想・・・。


  挿絵(By みてみん)


 よそう。BLはないにしてもほか全てのジャンルはありそうだし・・・。朝から濃い話を聞いたが息子に聞いて置く事があったな。あまり時間もないし手短に済ませよう。


「そう言えば話変わるけど転校してきた時枝さんってどんな娘だ?」


「時枝さん?う〜ん・・・、どんな娘って言われても困るな。転校してからの付き合いだし、これと言って変わった所はない普通の子だよ。」


「そうか、分かった。そろそろ時間だろ?遅刻しないように行くといい。」


 そう言うと慌てて残りの朝食を食べて大急ぎで出ていく。新学期も始まって間もないし、よく知らない相手に違和感を抱けという方に無理があるか。何もしていないならその人は白。グレーだろうと先に手を出せば見つかった時に尻尾を掴めていなければ白にせざるをえない。


「私達も行きましょうか。そろそろ混みだす時間ですし。莉菜さんは今日は遅番でしたっけ?」


「ええ、昼からだから洗濯物とか家事を終わらせてからね。香織さんも洗濯物溜まってるなら一緒に回すわよ?」


「大丈夫です、昨日の帰りに全部コインランドリーで済ませちゃいました。でも、なにかの際はお願いしますね。私も出来る事は手伝いますから。」


「なら、私もなにかの時は手伝うよ。」


「なら木の剪定と畑からよろしくね。」


 そんな会話をして家を出る。今日は望田の車なので運転は任せて資源等目録に目を通してネットニュース漁り。どこの国にも言えるが政治経済はよく報道されて新しい記事が掲載されるが、科学技術方面は掲載が鈍い。まぁ、検証が必要で間違ったデータを乗せるわけにもいかないし、下手な事を書けば大勢に迷惑がかかるので仕方ないか。


 多分基礎科学の分野にしても何にしても実を結びだすのは早くて今年の終わりくらい。今はまだ検証と確定の積み上げ時期だろう。それでもデータが足りるかは分からない。下手をすると今まで正解と考えられていた事や無理だと諦めていた事がひっくり返りかねないんだし・・・。


 ただ毎回べらぼうに増える目録はどうにかならないかな・・・。楽しんで作っているのだろうが受け取る俺達からすれば単純に人体実験の被検体にされたような気分でもある。まぁ、寿命の薬をコンマで刻まれるよりはマシか。そんな事を考えているうちに車はギルドに到着。車を降りて歩き出すと同時にスーツへ着替えロビーを挨拶しながら抜けてマスタールームへ。


「おはようございますファーストさん。コーヒーなどいかがです?砂糖もミルクもタップリと用意してますが。」


「ブラック1択。朝からどうした青山?普段なら下のボード眺めてる時間だろ?」


「猫も犬も人も見つけたんで今の所ボードは空です。なのでこうして奉公しに来ました。肩とか手を揉みましょうか?」


「出勤したてでそれはいらんよ。ボードはやっぱり探しもの中心?」


「色々ありますよ?風変わりなので言えばセーフスペースの魚を定期的に卸して欲しいとか。」


「何処かの鮮魚店か飲食店で使うんですかね?発注元はどこです?青山さん。」


「確かスーパーでしたよ?産地:ゲートセーフスペースで試験的に売るとか。クッキングサイトでも調理方法載ってるんで食卓に届けたいんじゃないですか?」


 青山が言うので検索してみたが、たまに調理方法の所に用意する者としてS料理人とあるのはギャグかな?そりゃ料理人がいればシュールストレミングだってチョコケーキに出来る。間違ってはいないが難易度高すぎだし、揃えられるかの方が心配だろう。


 ただ、有名な料理研究家が料理人出ずに調合師が出たってニュースがあったが、料理=食品添加物とでも思っていたのだろうか?今やっている仕事が職に即したものかは全く分からないので、今年は転職者数も増えそうだ。風の噂では文部科学省が中学校卒業までにゲートの職を全員に集団で就かせたらどうかと言う議論も出ているとか。


 やってもいいがこっちの仕事増やすなよ?ただでさえ施設の子は希望とってどんどんゲートに入れてるみたいなんだしさ・・・。やるならやるで人員を割り振るとか、それ用の専門部署を作るとかしろよ?発案しました!はいやって!って投げられてもそこからまたスィーパー集めるのも骨なんだぞ?警察か自衛隊絡ませてこの人間で行きますと名簿寄越すくらいじゃないと引き受けないぞ。


「無償でどんどん取れる食材なら売りますよね〜。食糧難が来る前に美味しい調理法を探せ的な?ゲートの食材って味は別として見た目が悪い物ばかりですからね・・・。」


「人類で初めてナマコとか納豆食べた人の気分は味わえるかな?これ食うの?どう見ても化け物なんだけど・・・、食えない事はない・・・、よし、料理しよう!的な?」


「ならクロエも調理してナス食べましょうね?」


「青山、ナスはあれば全部やるからな?日頃の感謝だと思って私の皿にあったら食べ尽くすんだぞ?」


「分かりました!すべて抜き取って食べます!」


 抜き取りって便利だな。秋茄子は嫁に食わすなと言う諺の意味を妻に教えて毎回ナスを食べてもらっていたのが懐かしい。何でざる天頼むとナスがついてくるかなぁ・・・。大葉も匂いが苦手なので渡してたし・・・。


「取り敢えず話はやめて仕事を始めよう。そう言えば夏目さんは?」


「彼女は女性補助者を育成するって言って、女性スィーパーを集めて15階層まで行くって言ってましたよ?行程的には確か5〜10日前後で帰るはずです。望田さんに話したって聞きましたけど?」


「昨日の東京に行っている時の話ですね。集めた人員的にも半数は20階層まで行った事ある人達なんでそこまで心配はないと思いますよ?」


 望田がOKだしたのか。副長だし彼女がそう判断したのなら信じよう。望田に預けていた脱出アイテムも持って行ったようだし、多分大丈夫だろう。、ここで揉めたとしても何1ついいことがない。文句を言えば信頼されてないと取られるだろうし、追えといった所で追う方法もない。なら、後は信じて待つばかり。実際男女混合、男性のみ、女性のみとパーティーも色々でもちろんソロもいる。それぞれのパーティーで悩みは尽きないが、混合になるとどうしても生理現象の問題がでてくる。


 企業も着目して携帯トイレの開発したりしてモニターを募集しているが、中々これといった打開策はないようだ。5日間履き続けても大丈夫な薄型オムツとかも売り出したが売れ行きはね・・・。


「露店の件もあるしどんどん使いやすいギルドとして改善していこう。さて、最初の書類は・・・。」



ーside リーー



 私は大学を出ている。有り体に言えばキャリア組だ。なので忘れていても取っ掛かりがあれば授業は流し聞きでもいい。ただ、下手に目立つ事は避ける為に眠くなる話を聞く。仲が良いと言うプロパガンダは成功し、対象のグループにいてもおかしくない人物として認識された。ただ、タイミングはこれがベストだったのかと問われれば悩むところでもある。


 根回しを済まし私達に繋がる糸は丁寧に切り、疑いの目を欺いての決行だったが時間と言うしがらみだけはどうしょうもない。私にしろ父親役のテイにしろバックストーリーはあるし、正式なこの国の文書として認められている。ただ、それでも深く突かれだすと脆い部分もある。


 これがせめて1ヶ月後なら?転校生としてのレッテルは剥がれ友人として一緒にいる人物。公安等が聞き込みを開始しても時間分だけの行動実績が残る。本来はそのタイミングが良かったが、ファーストと共に写真に写るタイミングなど早々訪れるものでもない。


「次、時枝。」


「はい、尾根を進む探検家達は到頭山頂に到達した。これで狂気の山の頂に立ったのだ。滑落した仲間の死を超え、不気味に時折震える山の地震による雪崩を仲間と共にやり過ごし到頭この場所に到達したのだ。辺は晴天ではなく重苦しい雲が・・・。」


「はいそこまで。狂気山脈は様々な苦難を乗り越えて山の頂に立ち、最後にどんでん返しのある物語だが・・・。」


(加奈子、加奈子。次体育だろ?体操服大丈夫?)


(体操服はありますけどジャージがないんですよね・・・。授業はソフトボールでしたっけ?球技は苦手です。)


 手榴弾を投げるのなら得意だ。肉壁なので振り回して投げれば30mは余裕で飛ぶ。悩むべきは一般的な高校生の性能が不明な事とテイが安いからと買ってきた体操服。転校生で教科書は間に合ったがジャージや体操服は間に合わなかったとした方が自然だといい何処かの量販店で買ってきた物を袋に詰めて持ってきた。 


(スィーパー組はランニングでもいいから苦手なら走るといいよ。)


(ありがとうございます。千尋ちゃんと同じグループならいいなと思ってましたけどランニングがあるならそうしようかな?)


 教師が黒板に白墨で書く隙を狙って対象が話しかけてくる。周りから見れば親密に見えるだろう。ただ、対象は交友関係が広い為、コチラが思うよりも親密度が低い可能性もある。善意での発言だろうが多少胸を盛って揺れる姿を見せた方がいいのだろうか?


 ファーストの登場以降、小さいのもいいよねと言う言葉も聞くので一概には言えない。大きいのが好きならGでもHでもどんどん大きくしてやれるが、そこから小さい方が好きとなると不自然に減らせば懐疑的に見られる。・・・、取り敢えず現状を見せて反応を伺うか。大きいのが好きなら育った事にすればいい。


「加奈子、更衣室の場所は覚えているか?」


「まだです・・・、この学校って割と広いので・・・。」


「そうか、部室で着替えようかと思ったがそれなら一緒に更衣室へ行こう。」


 チャイムの音が鳴り移動となる。地形把握は終わっているが好意は使う。性格を考えれば佐伯は断るよりも頼る方が良好な関係を作りやすい。ただ、全てを任せるのではなく一定の範囲で意見を持ち波風立たない程度に反発する。そうすれば彼女から見て私は、庇護する対象ではなく意志ある個人として見えるだろう。


「さて、着替えるか。ロッカーは決まりがないから好きなのを使うといい。鍵はダイヤル錠で・・・、先生からもらったか?」


「いえ、それは初耳です。今から貰ってくるので先に着替えてください。」


 防犯対策でダイヤル錠を支給か。何かを盗むわけでもないし取られて困る物は指輪に入れるので必要かと聞かれれば不要と返す。ただ、皆が平等に使っているなら私も使おう。誰かが飛び抜ければそうでない者が損をする。私も中位で飛び抜けているが、心は平等でありたい。いや、こう考えるのも優越感があるからなのか?


 鍵を教師から受領し更衣室に戻ると佐伯が扉の横で待っていた。職員室と更衣室の往復で時間を食ったので先に行く様に言うが、転校生を置いて行くくらいなら残って事情を説明すると言い切った。なら、私は早く着替えるとしよう。


「父さん・・・!」


「なにか言ったか?」


「い、いえぇ?な、ナンデモナイデスヨ?」


「そうか?」


 量販店で安い。私が確認を怠ったのが馬鹿だった・・・。少なくともテイ達は一般市民に溶け込んで生活し色々と情報を集めているが学校という密室空間内の事は知る由もない。仮に知るにしてもそれは大人のビデオからだろう。


 服がないと休む?いや、あると言ってしまった。今更弁解して忘れたと言うのは違う。今あるこれは薄いが体操服だ。身体を変化させて着ている様に見せる?出来ない事はないが、それはストリップと変わらない。下手に生徒と接触すればバレる可能性が高い。この年代の子はなぜこうも抱き合ったり、後ろから飛びついたりするのか・・・。


 ならばコレを着て授業に望むしかないのか・・・。帰ったら自分で買いに行こう。サイズはぴったりで締め付けもキツくはない。ただ、私はこれでもそれなりの時を生きた女性なのだ・・・。


「お待たせしました・・・。」


  挿絵(By みてみん)


「・・・、その・・・、なんと言えばいいのだろう・・・。ま、間違えたのか?」


「そ、そうです!間違えたんです!コ、コスプレが好きなんですよ!ハッ、ハハハ・・・。」


 テイを殴り倒して責任を押し付けたいが、その場合父親が娘にこれを着せて喜ぶ問題ある人物として警察に連れて行かれかねない。それだけは絶対に避けなければならない!なら・・・、私の趣味とするしかないだろう・・・。コスプレが好きで間違って持ってきた。


「・・・、ジャージを貸そう。」


「・・・、洗って返します。」


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― 新着の感想 ―
[一言] そういや某初代狂気山脈のリプレイ最後までちゃんと見てないな…
[一言] >年休申請って誰に出せば受理されると思う ギルドのトップの労務関連は確かに問題だな 半民半官でほぼほぼクロエのワントップだけど勤怠は政府側の要望もあるだろうし勝手に決められないな もうブル…
[一言] テイさん共産党名物「自己批判」待ったなしやな・・・
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