154話 捕まり過ぎでは? 挿絵あり
「では、インタビューさせてもらいますからね?」
「ノーコメントを貫く事は出来ませんか?あるいは黙秘したいのですが?そもそも私は人前は苦手です。このまま放逐していただきたい。」
逃走失敗・・・、魔法で隠れようと思っても、いると断定されているので逃れられなかったよ・・・。ガッデム!頼むぞ黒服の公安達。早めに救出してくれよ・・・。政府に丸投げしたとは言え、こんな所でインタビュー受けるとか聞いてないよ。やるならやるでせめて事前に連絡をしてだな・・・。
「いえいえ、ジャーナリストとして千載一遇のチャンスは逃せません。それに、先程も話した通りうちの局も協賛及び放映権を買う予定です。多少サービスをお願いできませんか?」
「・・・、介入がないと言う事は織り込み済みなんでしょう・・・。何でピンポイントで私を?」
「いえ、似た背格好の人には片っ端から声かけろと上からお達したが出てまして。いやぁ、数撃ちゃ当たるとは言いますけど、まさか行きつけのコンビニじゃなくて空港でクリーンヒットするとは思いませんでした。では、ボイスレコーダーを置いてインタビューと撮影しても?」
「雑談程度なら・・・、その前に少し連絡させてください。」
何だか話が俺の思う物と違ってきた。女性記者から貰った名刺を見るとテレビ局名と名前が書いてある。ふむ、東海林さんか。何だか懐かしい名前だが、それは横に置いておくとしてLINEで千代田に連絡を取る。流石に電話をすればそこからどなたですか?やこんな時に話すほど親しい人がコチラにいるんですか?等の質問が飛んでくる。
しっかし、俺をとっ捕まえてインタビューするにしても何を聞きたいんだろう?わざわざ職やゲートの話を聞く為にインタビューなんてしなくてもいいだろうし、それはもう配信で流している。他に聞きたい事と言えば協賛している本部長選出戦の話とか?
話せる事は話してもいいが、現段階でどこまで話していいかの判断はつかない。参加者名は取り敢えず伏せた方がいいだろうし、誰々を応援していると言うのも何だかエコ贔屓の様になるので指名はしない。その他で言えば俺のプロフィールとか?いや、聞いても面白くないしそもそもそんなインタビュー受けてもどうしようもない。スマホのバイブが着信を知らせるので画面を見ると千代田から。さてなんと書いてあるか。
千代田:適当に話して下さい。人を向かわせます。
内容次第では選出戦の宣伝として放送します。
クロエ:了解。適当に話しときます。
人が来るまでお茶してろと。東海林と撮影クルーで対面の席は狭そうだが、捕まってしまったので仕方ないか。ただ、これを契機に他の局が張り込んてインタビュー攻めになるのは避けたいな。1つ防波堤を作っておこう。インタビューOKを出すとボイスレコーダーの録音とカメラが回された。
「確か魔法少女市井ちゃんを放送している局でしたね?いいアニメですよね、作画も可愛いですし。愛と友情に溢れています。あっ、名刺を渡しますね。」
「はい!その局で合ってます。名刺までご丁寧にどうも。本部長クロエ=ファースト。やっぱりいいですねネットユーザーの間でも本部長殿と言えばファーストさんしかいません。他の方達は本部長で切られるか名前呼びですね。では早速質問を・・・。」
「いえ、その前に1つ。その名刺には政府が多数の偽造防止処置を講じています。つまりは、それをすり抜けるないし、同じ方法でしか作れません。鋳物師と言う職の方もいますが、今回は横においておきます。」
キセルを取り出すと、どうぞと出で合図してくれたのでプカリ。空港の喫茶店の奥の席だが、人が来るまでは少し分かりづらくさせてもらおう。どうせ探しに来る人間はGPSで場所を知って、いる事を断定してくるのだし。
「はぁ。えっと、その偽造防止処置が素晴らしいという話ですか?」
「いえいえ、違います。インタビューはそれを持つ人にしか今の所受ける気はありません。私は政治家でもなければ芸能人でもない。本部長として公で話す・・・、事がないといいですが、それは時と場合によります。つまり、東海林さん。私のインタビュアーは今の所貴女だけです。申し込みは受けませんが、発見できたら次もインタビューを受けましょう。」
名刺を持ってピシリと東海林が固まる。他のクルーも話を反芻したのか、東海林の手の中にある名刺をマジマジと見つめている。簡単に言えば独占権だもんね。パパラッチに追われるよりは、相手を絞った方が対処しやすいし、今の話なら見つからなければインタビュー受けずに済むしね。
「では、話しましょう。迎えが来たら終了と言う事でよろしいですか?」
「えっ、はい!かまいません。では最初の質問ですが・・・、これにしましょう。好きなご飯はなんですか?」
「・・・、鶏天と唐揚げです。肉料理全般が好きでよく食べます。焼肉屋で記録を出した事もあるので食べる量は察して下さい。」
ズッコケそうな質問だが、なにか意図はあるのだろうか?スマホとノートパソコン、手帳を見比べながら質問を選んだようだが、ファンがアイドルにする質問としては妥当・・・、なのか?いや、そもそもアイドルではないし、なにかもっとこう聞きたい事があるんじゃない?
「では次に、化粧道具は何を使っていますか?ブランドを教えてください。」
「何一つ持ってません。昨日初めてエステに行ったくらいです。アーユルヴェーダ、良いですよ?」
「はぁ〜、手入れしなくてその美しさ。今からモデルとかなりませんか?うちの局からアイドルデビューとかしたら、すぐさまトップですよ?」
「再度言いますが人前は苦手です。本部長としての仕事もあるので他の事にかまっている時間はありません。本部長選出戦も近い。参加者へインタビューした方が有意義なのでは?」
「本部長選出戦・・・、公表してもいいですか?」
「委員長代理がOKなら。私は今の所別の仕事で選出戦から離れています。当日は現地にいますがそれまでは別の仕事ですね。」
公表してもいいのか?結城くんも選出戦の事を聞いてきた。確かに現段階ではコマーシャルもまだ流れていない。ベルリンの壁よろしくここで良いよの言質を取られれば、ズルズルと内容を聞かれ出す。ただ、それも数日中に決着が付くだろう。何せ、候補はまだ揃っていないが、時期的にそろそろCMを流しだす時期に来ている。
こちらへオファーが来ていないなら既存のタレントか、或いは他の本部長達で撮影してアピールするのかもしれない。配信では個別で紹介しているが、未だにテレビがなくなるわけでもないし、老人ほどよくテレビを見ている。裏を返せば高齢化社会である関係上、視聴者層の多くは老人という事になる。なら、子供の様な容姿の俺がドンパチするより大人がドンパチする方がCMとしても安心して見れるだろう。ただ、千代田からのLINEでは宣伝に使えそうなら使うと書いてあった。なら、少しくらいは情報を出してもいいだろう。
「何も情報を出してはいただけないと?」
「いえいえ、ここで会ったのもなにかの縁です。流石に手ぶらでは悪いでしょう?開催日時は明言しませんが2月に行います。それに伴って物販を行います。私が忙しいのもそちらに出すものを回収する為ですからね。」
「販売品の回収ですか?」
「ええ。これはババンと放送して下さい。当日、選出戦を行うと同時にモンスター素材を売ります。他にもS職料理人の料理や屋台、回復薬の販売も行います。私や他の本部長達で現在45階層まで歩みを進めて回収していて、浅い階層では取れないようなモンスター素材を数ある限りどんどん売ります。今回の販売価格は今後のモンスター素材等の販売価格となるでしょう。」
素材確保は奔走してかなり集まっている。本部長選出戦が安全への礎とするなら、物販は未来への布石だろう。どこの研究機関も素材は欲しがっている。しかし、手に入れる為の労力は凄まじい。浅いならどうにかなる、ならその奥は?答えは今いるスィーパー達が鍛えて行くしかない。
今いる講習会メンバーが年を取れば次世代が必要になる。その時その場で鍛えてどうにかなるものでもなければ、明日から急に本部長やれと言われて出来るものでもない。ならば、認められるほどの実績を積んでもらうしかない。
「それは、各企業が目の色を変えるのでは?むしろ、会場で大混乱が起こるような・・・。」
「そうでしょうね。横入りに転売ヤー、下手をすれば国外の撮影クルーに扮してブローカーなんてのも来るかもしれませんね。」
「えっと、それを分かっててやるんですか?」
「勘違いしているかもしれませんが、売るのは本部長達ですよ?言い方は悪いですが、会場で悪さをしてただで済むと思ってるんですか?私は明言しました、スィーパーの犯罪者には行動を持って示すと。
なら、普通の犯罪者に立ち向かわない訳がない。スクリプターが誰一人顔を忘れず犯人を指し示し、追跡者がひたすらに追い迫り、暴力振るう悪漢には格闘家が鉄槌を下しましょう。私達ギルドは警察組織と自衛隊組織の中間です。つまり、どちらの権限も私達にはある。くだらない犯罪で追い回されるより、仲良く笑顔でお買い物を楽しんで下さい。」
カメラに向かって笑顔を作る。笑顔は威嚇であると言うし、ここは十分に威嚇させてもらおう。くだらない騒ぎで選出戦の邪魔をされても困るし、何より選手は一生懸命戦っている。別に誰かに肩入れして応援しろとも言わないし、見たくないなら見なければいい。ただ、スタンピードの際に矢面に立つのは俺であり彼等だ。
「こちらにおられましたか本部長殿。お迎えに上がりました。」
「そうですか。東海林さんインタビューはここまでとしましょう。では、次の機会があればその時に。」
ぞろぞろと黒服達が入って来たので笑顔を崩す。ヘラヘラしている姿とか見られたくないしね。ボイスレコーダーとカメラも黒服達がチェックするとして取り上げているが、思い返してもまずい事は言っていない。宣伝に使えるかは微妙だが、まぁ放送する分には大丈夫だと思う。
寧ろ、犯罪抑止の部分は積極的に流して欲しいものだ。笑顔で言った所で怖さも何もあったもんじゃないだろうが、それでも組織として立ち向かうとと言う意思を示すのは大切である。チヨダが暴走した時は個人としての意思表明だった。しかし、今回は組織として話している。
松田辺りが喜んで食いつきそうな部分もあるが、それはまた頭を働かせて乗り切るとしよう。プカリとキセルを吸って立ち上がる。黒服達のガタイがいいのでほぼ隠れてしまうが、それは別として背後からえらく激しい息遣いと東海林の咳き込む音が聞こえる。冬場で乾燥しているので喉でも痛めているのだろうか?
黒服達に誘導されてワゴン車に乗り込む。何時ぞやドナドナされた事を思い出しそうだが流石に今回は大丈夫だろう。これで拉致セカンド・シーズンなんてものが始まってもやることは1つ、車を爆破してとっととホテルに帰るくらいしかない。
「お迎えが遅れて申し訳ありません。まさか空港でテレビ撮影しているリポーターに捕まるとは想定外でした。」
「いえ、わざわざありがとうとございます。撮影された映像ですが、物販等に関する部分は出来るだけ編集しないで放送してください。犯罪者へ警告の意味も含めて話していますので。」
「分かりました、上へはその様に報告しておきます。」
そんな黒服の運転でホテルへ。東海林が行きつけのコンビニとか言ってたし、捕まるとすれば次はそこだろう。会計以外を気を付ければ大丈夫だと思うが、名刺持参でなければインタビューを受ける気もないし、早々おかしなことにはならないと思いたい。
ホテルに到着して住み慣れてしまった部屋へ。見慣れたコンシェルジュが会釈してくるので会釈し返し、喫煙所でプカリ。夕飯をホテルで食べるつもりだったが、インタビューを受けたせいで時間がズレてしまった。上で望田達が飲んでいればつまみくらいはあるだろうが、それで腹が膨れるかは微妙。まぁ、食べても膨れないのでどうするか迷うな。ただ、さっきの今で外をウロウロしても何だかまた厄介事が増えそうなので、ここは大人しく部屋でカップ麺でも食べるか。
「トン コツ トン コツ トンコツ〜♪って、補充してなかったからないのか。うまかっちゃんも買いそびれたし・・・、流石に何も起きないよな?」
某ユーチューバーの登録のテンポで口ずさみながら、指輪を漁るがゲートのお供カップ麺のトンコツ味がない。前に45階層まで行った時に食べ尽くしてしまっていたのを忘れていた。地元でも食べそこねたし、コンビニまで買いに行くか。流石に東海林も張り込んでいないだろうし。面倒事はもう起きないと信じたい。
さっき会釈したコンシェルジュに再度会釈しながら外に出る。黒服達は撤収したのか車や姿は見えない。隠れて見守られているならわざわざ探す事もしないし、見つけた所で労いの言葉をかけるぐらいだろう。歩いてすぐそこのコンビニは噂が広まったのか割と遅い時間でも人が多く、その人数に比例してか仕入れが多く品切れは少ない。
魔法で姿を消して更に髪も帽子に入れて店内へ。新作のおにぎりはあらかた食べたので、狙い目は見た事ないお酒や新作の見出しが付く商品。しかし、ドライカレー味のおにぎりは何回新作が出るのだろう?新作の見出しが付いているので毎年買って食べているが、忘れてるのか毎回同じ味のように思う。まぁ、具がチキンだったりポークだったりするのでそこで変化をつけているのかな?特に意味もなく店内一周、スーパー程広くないのですぐ見終わり、気になる商品を籠に放り込み目標のカップ麺へ。
ご苦労様と言うべきか、栄養と野菜取れと言うべきか。カップ麺の棚は品薄。多分、スィーパーが買い漁ってあるのだろう。ラストのトンコツ味カップ麺へ手を伸ばすと、同じ様に手を伸ばした誰かと手が触れ合った。分厚い眼鏡の小太り男性。黒いダウンジャケを着ているので着ぶくれして更に大きく見える。
「Fate!」
「stay night?店内ではお静かに。」
「ぐふっ!本部・・・。」
「誰か知りませんがそれ以上はいけない。バレたら面倒です。」
魔法で口をふさぎ足早に話す。こんな所で叫ばれてたまるか!まだ人も多いし絶対騒ぎになるだろ?取り敢えず唇の前に人差し指を置いて静かにとジェスチャーするが、本人は話せない事より会えた事に興奮しているのか、空いた方の手を取ってブンブンと握手している。手を放してくれないかな?そろそろ本当にヤバい。ただでさえ大きくない店内で割と大きくメガネが声を上げたので、客がコチラの様子を伺いだして・・・。
「誘拐?」
「小さい子の方、嫌がって手を振り解こうとしている?」
「誰か警察に電話!店員さんカラーボールと警報!」
ヤバいヤバいヤバい!なんで今日は・・・、昨日から青山と言い東海林と言い変なのに絡まれる!?いや、メガネの兄ちゃんは別に何も悪い事はしてない。単純に俺の事情に巻き込んだだけだ。買い物していて手が触れただけで叫ばれたのはビックリしたが、急に人が現れれば驚きもする。まぁ、叫び声は特殊だが・・・。しかし、警察はまずい。橘や黒岩にバレれば笑い者になるのは確実。したくない、したくないが切り抜けないといけない。
「お、お兄ちゃん!?私がトンコツ食べるって言ったでしょ?」
「兄が間違っていたマイシスター。買って帰るでござる。」
拝啓父さん母さん。姉も兄もいないのに義理の兄が出来ました。Not桃園。誓うモノもなければ盃も交わしていません。寧ろ、カップ麺その他籠の商品を貢がせました。やっている事は美人局的な詐欺です。自分で裏声を出しましたが、思いの外高音で耳に残ります。見慣れた店員が目でこのままでいいのか?と問うて来ますが、いいです。彼に特に非はありません、これは偏に私の事情による所です・・・。
握手した手は放すタイミングをのがし、手を繋いだまま兄妹仲良く退店。顔は念入りに魔法で隠しているので、店員とか横のメガネくらいにしか見えない。店前で解散でもいいのだが、ここで別れて別方向に歩き出せばまた変な噂が立ちそうだよな。
「このままどこか人気のない公園へ。そこで解散しましょう。」
「了解しました本部長殿。」
そんなメガネと手を繋いで人気の少なそうな団地の公園へ。取り敢えずここまでくれば手を放してもいいだろう。近くに自動販売機があったのでブラックの缶コーヒーを2本買って投げ渡してプカリ。彼には悪い事をした。買い物していただけなのにこちらの事情で巻き込んでしまった。
「買い物していたのにすいません。商品代はお返しします。」
「良いでござる。それより、これを見てくださらんか?どう思いまする?」
「凄く・・・、大きいです。」
彼もスィーパーなのだろう。指輪から出されたのは人と見まごうばかりの精巧な人形。身長は俺より少し高いくらいだろうか?黒髪ロングでドレスを着ているの。見ていると動き出しそうで、顔も不気味の谷にも落ちていない。
ただあえてと言うか、ここまで精巧な作りなのに指などの小さな部分に人形を思わせる継ぎ目が残されている。見ていて飽きないと言うか、普通に展示会が開けるレベルの人形だがわざわざこれを俺に見せてどうしようというのだろうか?まさかくれるとか?
「本部長殿は話の分かるお方。今日は拙者こそ声を上げてすまぬ。溢れる感情が止められず声が出た。本来ならあのままお縄を頂戴しても言い逃れできぬ所を助けていただき、感謝しかござらん。」
プルタブで缶コーヒーを開けてお互いちびちびと飲む。立ち話もなんだ、ブランコに座って改めてメガネを見ると、どこか遠い目をしながら感謝を紡ぐ。さてはて、コイツになにがあったから知らないが、変に罪の意識を持たれても悪い。
「お縄を頂いたなら私がその縄を解きますよ。貴方はなにも悪い事をしていないでしょう?」
「否、拙者が叫ばなければ、このような愚物と同行せずとも済んだでござろう?スィーパーとなり、嫁を作ったがそれも未だに完成せず。本来なら犯罪者として・・・。」
「はいはいそこまで、再度言いますが貴方は何も悪くない。手に触って叫んで犯罪者なら、誰も父親母親にはなれませんよ。今回の事で罪の意識があるなら、買い物代の支払いでチャラです。」
変にお互い謝りだしても仕方ない。適当な落とし所ならこれでいい。後からなにか言われるのは俺の問題でメガネは関わってこない。
「うむ・・・、本部長殿がそう言うなら拙者は食い下がれぬが・・・、よろしいのか?」
「いいですいいです。美しい人形も見れましたしね。」
「美しいと思われるか?」
「造形は専門外ですけど、客観的な醜美は分かります・・・、多分。少なくとも私はこの人形を美しいと思いました。」
「その言葉が何よりも代え難い褒美。ありがとうございます。」
嬉し泣きのような声を上げたメガネと分かれてホテルへ。かなり時間が押してしまったが、まだ日付は変わっていない。検証やらでやたら長い一日だったが、それも後は寝れば終わり。カップ麺は食べそこねたが、まぁ膨れる腹もないので無視しよう。
帰り着いて部屋に入ると、明日から仕事だと言うのにいつものメンツがまだ飲んでいた。ほうほう、それなりにつまみがあるので味を楽しむ事は出来るだろう。ナッツをつまみに軽く飲み就寝した翌日。テレビをつけると朝っぱらから昨日のインタビュー映像が流れている・・・。いくらなんでも仕事早すぎない?




