表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BLUE・STORYⅡ  作者: 森田しょう
◆第4部:滅びゆく世界へ ~Bis die Welt zerstört ist, liegt die Liebe in Ihren Händen~
84/96

◆これまでのあらすじ◆

第三部の大まかなあらすじとなります。


 SICの陰謀を暴くため、自分たちチルドレンを取り巻く様々な事柄の謎を解明するために、ゼノたちはローランの父がいるとされる地球へ行くこととなった。

 地球へ行くには月――コロニー“LUNA”において、地球を守るエレメントの膜“マクペラの壁”の発生装置を破壊し、ゼノとサラのセフィラの力でマクペラを突破する必要があった。

 しかし、そこではPSHRCI幹部のエルダ・リンド・シゼルが待ち受けていた。

 ゼノたちはなんとかエルダを退けるも、次元の渦に巻き込まれどこかへと飛ばされてしまう。


 彼らが飛ばされたのは、母なる星――地球だった。


 ゼノとフィーアは、他の仲間を捜索する中である場所へとたどり着く。そこは彼らの知り得る言語が使われていない、謎の巨大都市だった。確証はないものの、そここそが、西暦文明を破壊しつくした元凶――“アベルの都”と思われた。


 その都市の深部で、ゼノは世界を牛耳るSIC最高執政機関“MATHEY”の最高議会“グリゴリ”たちと相まみえる。


 そこで彼らは、チルドレンの秘密と自分自身が何者であるかを知る。

 さらに、そこには死んだと思われていた親友・ディンが現れた。


 ローランたちにその場から救出された後、ゼノたちは漸く目的の人物であるローランの父“アーサー

=アルタイル”と出会う。

 そこで、彼から“ティファレト”の力を操れるようになるために、自身の心と向き合うよう言われる。

 ゼノはすぐに理解した。それはかつての戦友“ラケル”のことであると。


 ラケルの死から目を背けてきた自分と決別するために、自身の意識の深部へと進むゼノ。

 かつての想い出とともに、当時の様々な感情が呼び起こされる。ゼノを誘うのは、以前からゼノの意識内に語り掛ける謎の青年だった。


 ラケルの告白、ウルヴァルディとの戦い、ラケルの死。


 ラケルに憧れていたことを悟り、彼女の死を受け入れ、自分の弱さを知ったゼノ。そこで、漸く“ティファレト”の波動が大きく広がった。

 それを見た謎の青年は、ゼノにこれからのことを託す。


 自身の名――“セヴェス”――を言い残して。



 無事生還したゼノは、アーサーから“崩壊の時(カリ・ユガ)”のことを告げられる。

 母なる星を蝕む、巨大な闇色の渦――


 その映像を見つめる彼らの前に、ある男が現れる。


 彼は“チャールズ=カスティオン”。

 サラをさらった張本人、そしてメアリーの実兄である。


 彼の目的とは?

 これから、ゼノたちは何をすべきなのか?





 第四部、開幕。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ