魔術の授業と布教用聖典
算術の授業はかなりスムーズに終わった。
というか、このくらいは試験に出ているのでこれを解けない人は正直入れないそうだ。
ということで休み時間を挟んで2時間目に突入したのだが…休憩中にパルティアがなんらかの紙を配っていたことが気になる。
あれは何なのだろうか?
それが気になった時に先生が入ってきたので聞くことが出来なかった。残念だ。
ブーもその紙を貰っていた。2時間目が終わったらどっちかに聞こう。
そう決意したところでフォンさんの授業が始まった。フィルラス学院で習っているからな〜と思っていたものの、体験してみて違いが分かった。
これ、かなりレベル違うわ。
普通に考えたら分かることだったが気づかなかった。選ばれし平民(貴族混ざっとるがな!)達なのだから。
別に授業にはついていけるがどう考えてもレベルが違うかった。貴族は下から教えないと反発があるのかなと思う。正しいかは分からないが。
フォンさんから出された課題を行なっていると瞬く間に時間が過ぎて気づけば休み時間も過ぎ去って3時間目に突入していた。
しまったァァァァァ!あの紙が何だったか聞くの忘れてた!!
普通ならば引っかからないのだが、今回はなんか私と関係がある気が…してしまってならない。
3時間目もそのまま終わり休憩時間になった。
私はまっすぐにブーの席に向かった。
そして、聞く。
「ブー、さん?さっきの紙ってなんですか?」
「紙、ですか?」
「はい。パルティアに配られた…」
「あー、あれは。なんでもありません。」
ははは、とブーは誤魔化し笑いのような笑いをした。誤魔化せられねーわ。そんなんで。
どう考えても怪しい。
「なんなんですか?」
今度は貴族の圧力付きだ。
するも、彼は以外にもすぐに口を割った。
「パルティア様作の、ルミア教布教用聖典です。」
せ、せ、せ、聖典!だと!?
わ、私の!?
「パルティア!!!」
私はパルティアの方へとすっとんで言って肩をゆらゆらと揺さぶった。
「なんでしょう!」
パルティアは揺さぶられても元気だった。能天気なものだ。じゃない!!
「さっきの紙何?」
「ルミア教聖典です。」
なんだと!本当にそのようなものがこの世に存在してしまっているのか?
おぞましくなったルミアだった…
読んでくださりありがとうございました。




