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オシロイマツリ 解  作者: MasA
ツミオクリ編
10/27

盲信

その後、自分の家に帰った。


私はいつも、悩み事がある時に「オシロイサマ」に相談している。

オシロイサマは、いつも私たちの近くで見えないけれど見つめてくれている。

そんな、素晴らしい神様なのだ。

そのオシロイサマに頼み事や願いを伝えると、必ずそれが叶うのだ。


だから、私は願う。

私や私の周りの皆が幸せになれることを

そして、私たちの幸せを邪魔する人が不幸になることを


オシロイサマは絶対いるのだ。

間違いなく。

私は、本当に見たことがあるのだ。

勝くんも幼少期に見たことがあるらしい。

私も一緒の時期に見た。

だから、彼も理解してくれるはずなのだ。


そんなことを考えていたら、唐突に浮かんできた。

「私自身がオシロイサマになる」というイメージが。

私がオシロイサマになれば、自分自身をシアワセにできるし、みんなもシアワセにできるのだ。

だから、そのための計画を(くわだ)てたい。

だが、明日は学校にちゃんと行かなくてはならないし、深夜の2時くらいになってしまったので、学校から帰ったら計画を練ろう。

綿密(めんみつ)な計画にする予定だから相当時間が掛かるだろう…。

明日の部活はサボろう。

-続く-

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