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甘党と秘密の取引(300字SS)

第6回Text-Revolutions内有志企画、『第5回300字SSポストカードラリー』にて配布したSSです。

「城下の見回りしてたら、女に対して強引な客引きしてた奴がいてよ。助けてやったらお礼にって押し付けられた。受け取れねェって断ったんだけどな」


「ふーん、それで捨てるに捨てられなくてここに来た、と」


「そりゃ、善意を無碍にはできねェだろ」


「随分可愛いラッピングじゃない。こんなとこ見られたら誤解されるから取ってきてよね」


「この状況で誰がどう誤解すンだよ」


「分かってないな。人間は想像力が豊かだからね、全員が事実を見たまま捉えてくれると思ってたら痛い目に遭うよ」


疑問符だらけの顔の兄からお菓子を受け取る。それをそそくさと懐にしまって、僕は兄に向き直った。


「ありがと。……で、見返りは何をご所望?」

続きの更新は7/16の同人誌版3巻頒布開始後、しばらく期間を設けてからの再開となります。

それまでお待ちくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

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