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妖伝奇  作者: 甘宮ソラ
1/1

妖 ~アヤカシ~

 子供の頃からそう。俺は特別な人間だった。

 幽霊が見え、妖怪が見え、異形のものが見える。

 子供の頃は怖くてずっと震えてて、周りから自分が気味悪がられた。だから自分は成長するにつれて、自分がおかしい事は誰にも口外しなくなった。

 それがずっと続いて、高校生になった。

 多分、自分の人生が大きく変わったのは高校生になってからだと思う。

 その「アヤカシ」に出会ってから、俺の人生は、伝奇のように大きくなっていく。




「妖伝奇」




 ある夜。

 薄暗い道を一人の少年が様々な食材が入った買い物袋をぶら下げて歩いていた。

 少年の名は「鬼灯 由宇」と言う。

 生まれつき霊感を持っている彼は子供の頃から幽霊を見続けてきた。彼の祖父は霊能力者で、その家系があってか、由宇自身も強い力を持ち、そして霊を多く引き寄せる体質だった。

 子供の頃は怖かった存在も、今となっては見慣れた光景となっている。

「今日はオムレツだな。卵余ってたし、冷蔵庫に余ってた玉葱も使えるな」

 呟いた由宇はチカチカと点滅を続ける外灯の真下を通り過ぎる。

「……」

 突然由宇は立ち止まり、点滅している外灯を見つめ始めた。

 外灯の点滅が次第に早くなり、そして最後には消えてしまった。

 次の瞬間、由宇の後ろの方で呻き声と何かを引きずるような音が鳴り響いた。それはどんどん由宇に近づいてきている。

 それは、全身が茶色や緑色に変色し、肉が腐りきっている人の姿をした幽霊だった。

「ォ……オアアアア……ガガ……ゲゲァアアアアアア」

 幽霊は呻き声のような奇声を発しながら黄色く変色した爪をたて、由宇の首に掴みかかろうとした。

 だが由宇は、後ろも振り向かないまま幽霊の額に薄茶色の御札を勢いよく貼り付けた。

「アガ……」

「本当に悪いな」

 由宇が後ろを振り向いた瞬間、お札が輝き始める。

 その途端、幽霊は呻き声を上げながらぼろぼろと地面に崩れ落ち、最後には消えてしまった。

「……」

 由宇は霊が消えてしまった地面を悲しそうに見ていた。

「あの世で、いくらでも文句を言え。また生まれ変わったら、その時は幸せな人生を送れよ」

 由宇は買い物袋を持ち直し、ため息を吐く由宇。

「真っ黒な目。また悪霊化した霊か。やっぱり多いんだな」

 ゆっくりと空を見上げる。



 

 空には、幾千もの浮遊霊達が不気味に渦巻き、蠢いていた。

「……帰ろう、とり憑かれる前に」

 由宇は買い物袋を揺らしながら家に帰っていった。






 神社の神主、叔父の孫である由宇は大きな神社に住んでいた。既に他界している両親から叔父が引き取ってくれたが、叔父もすぐに他界。それからは由宇が一人でこの神社に住むようになっている。

「……」

 この家に人は一人だけ。それには広すぎる空間だった。

 しかし由宇は、叔父の残した神社を大切に守り、日々を過ごしている。

 霊感が昔から強い彼は、時折霊現象に悩まされている人々を助ける仕事をしている。学業との両立は大変だが、それもいい経験となっている。

 だが今の彼は、少しだけ困難な状況に陥っている。

「ただいまー」

 人がいるはずのない家の中に向かって由宇は言った。

「……」

 真っ暗な廊下を進んでいき、自分の部屋へと向かっていった。

 自分の部屋のドアを開けると、涼しさが身を包んだ。電気をつけた由宇は気にせず机に向かい、買い物袋を置いた。

「はァ」

 椅子にもたれかけ、大きくため息を吐いた。

 それと同時の事だった。

 突然天井の電気が点滅を始めた。

「……?」

 チカチカと点滅する光のせいで目が眩む。

 この時、既に由宇は感じていた。普段とは違う気配を。

 そして電気が完全に消え、辺りは闇に包まれる。

 由宇は黙ったまま辺りを見回し、その気配の根源を探す。

 突然、寒気が襲い掛かってきた。背筋が凍りつくほどの寒気。

「まさか……」

 足元に集中するその寒気。由宇はゆっくりと足元を覗き込んだ。





 そこには、以上に髪の長い姿をした少女が爪を立ててしがみ付いていた。

「くそッ……!!!!」

 由宇は急いで札を取ろうとしたが遅かった。

「ア……アアア……!!!」

 由宇を睨んだその異形という名の衣を身に纏った少女は手を思い切り振りかざし、由宇を壁際に追いやった。

「ぐッ……!!!」

 椅子ごと壁に叩きつけられた由宇はせき込んだ。

「げほッ……げほッ……!!!」

 苦しんでいる由宇を追い詰めるかのようにその少女はふらふらと揺れながらこちらに近づいてくる。

「や、止めろ……!」

 だがその不気味な白い衣を纏っている少女は、有無を言わさず由宇に飛びついてきた。




 そして、飛びつきざまに……。




「由宇ううううううううううううううううううう♪」

 可愛らしい声を高らかに上げ、さっきとは打って変わって笑顔で由宇に抱きついた。

「だあああああ、抱きつくなあああああああ!!!」

「もおー、帰ってくるの遅い!ずっと待ってたんだよ?」

「悪い悪い。だから抱きつくな!」

 宙をふわふわと漂っている少女は由宇に頬を摺り寄せている。

「駄目!今日はこうする!私が暇を潰せる行為っていったら、電気を消すか物を動かすか低級霊に話しかけられることしか出来ないんだもん!」

「わかったわかった!今日は一緒に遊んでやるから、離れろ」

 由宇は、少し嬉しそうな笑顔を浮かべ、少女の名前を呼んだ。

「霊華」





 これが、霊能力を持つ少年『由宇』と、浮遊霊『霊華』の、不気味で甘い、伝奇である。







 ほんの数日前のこと。

 俺はいつものように学校に通っていた。底は普通の高校で、偏差値も普通であれば特別な学科もない、どこにでもあるような高校。

 でも、何処の高校にもあるところはあるであろう噂話や都市伝説がある。

 俺の通う高校にもそれはあった。

 そう、『七不思議』というものである。 

 この高校はその話があることで有名だった。

 代表的な花子さんやひきこさん。この高校特別な話である動くトイレマークの話など。

 でもそれは噂話だということで、周りの皆は積極的に知ろうともしない。

 だが俺は、知りたくなくても知ってしまうのだ、その噂を。

「由宇君」

 突然名前を呼ばれる。

 トイレの前で立ち止まった由宇は後ろを向いた。

 だが後ろには誰もいない。

「まだ返ってない生徒が居るかもしれませんよ、青也さん」

 由宇はトイレの前で声を上げた。

 すると、トイレのマークが動き始めた。

「いいのいいの、どうせ僕らの声は君にしか聞こえない。ね、赤音ちゃん」

 青い男性用マークの隣の赤井女性用マークも動き出す。

「そうね、人間とお話できるのは、この学校では由宇君だけだもの」

 由宇は微かに笑った。

「どうですか? 最近の調子は」

「絶好調だよ。由宇君が悪霊や悪い妖怪から守ってくれるから、もうずっと一安心さ」

「それはよかった」

 周りに誰もいないことを確認した由宇はその場に腰掛けた。

「花子ちゃんは?」

「元気よ。正確には、貴方がこの高校に来てから。まだ恥ずかしがりやな性格は直っていないみたいだけどね」

「まだ篭ってますか?」

「ええ。でも大丈夫よ。すぐトイレから出てくるわ」

 安心した由宇は時間を確認して立ち上がった。

「それじゃあ、俺帰ります。ひきこさんにも、いい加減人形すって歩くのはやめておけって言っておいてください」

 もちろん、と胸を張ったトイレマークの青也。

「それじゃあ、また」

 由宇は鞄を持ってその場から去っていった。

 由宇が去って数秒後、夕日が当たりに差し込んできた。

「いやぁ、この学校も平和になってきたねぇ。ねえ、赤音ちゃん」

「そうねぇ。由宇君がこの学校に入ってくる前は、悪霊がうようよしていて、平和じゃなかったからね」

 二人がくすくすと談笑している中、校舎の刷りガラスに何かの影が映り、そして消え去っていった。




「おっちゃん、合い挽き肉3百グラムちょうだい」

 由宇は買い物袋をぶら下げながら威勢のいい肉屋の親父に声をかける。

「お、きたな悪ガキ。昨日は夜中にこの商店街で何してた?」

 けらけらと笑いながら肉を袋につめている。

「なにもしてねえよ、ちょっと悪い虫がいたから退治しただけ」

「また幽霊とかっていうんだろ?どうだい調子は」

「おっちゃんなんで昔の事良く覚えてるんだよ。幽霊なんて子供の頃の嘘。早く肉よこせ」

「わかってるって。ほら、一人暮らしの少年にご褒美だ。細切れステーキも分けてやる!」

「お、太っ腹!」

 由宇は嬉しそうに肉の入った袋を受け取った。

「坊主、じいちゃんによろしく伝えておいてくれよー」

 由宇は立ち止まり、また肉屋の親父の方に振り返った。

「……ああ、伝えておくよ」

 由宇は人の多い繁華街を歩きながら物思いにふけている。

「じいちゃん、にか」

 すると足に何かが絡み付いてきた。

「ん?」

 半透明の狐が顔を摺り寄せていた。

「どうした?俺に何か用か?」

 泣き声は聞こえないが、何か呼びかけているようだった。

「悪い、お前みたいに力の弱い奴の声は聞けないんだ」

 由宇は低級の狐の霊の頭をなで、その場を去っていった。

 その場で寂しそうに浮いている低級霊。

 遅れて白い手が低級霊の頭に伸びた。





 古びた石段を上がっていく由宇。

 目の前には紅色の鳥居があり、底をくぐると大きな寺があった。

 元々はここの持ち主である由宇の叔父のものだったが、今は由宇はここで独り暮らしをしている。

 何故一人暮らしをしているのか。その理由は簡単で明白なものだった。

 裏口に周り、簡易に作られたドアを開ける。

 中に入った由宇はそのまま角を曲がり、古びた襖を開けた。

「……」

 中には誰もいない。そこには仏壇が置かれているだけだった。由宇は真っ直ぐ仏壇に向かい、その前に座る。

「ただいま、じいちゃん」

 由宇はぎこちない笑みを浮かべ、鈴を鳴らす。

「肉屋のおっちゃんがよろしくって。あの人は昔から変わらないよな」

 写真立ての中の老人をまじまじと見つめる。

「なあじいちゃん。霊感の強いじいちゃんが死んだら、そっちではどうなっちゃうんだ?やっぱり、何も感じないのか?」

 写真立ての中で厳格な表情を浮かべている老人はその答えを出すわけも無く、ただ周りには静寂が広がり続けるだけだった。

「……はぁ。飯、作ろう」

 買い物袋を手に取り、台所に向かおうとしたときだった。





 ギシッ――――――




 上の階で不気味に軋む床の音が聞こえた。

「……?」




 ギシ……ッ ギシ……ッ



 

 誰かが歩いている。それは自分の部屋から響いている音だった。

「マジかよ……」

 焦った由宇は台所に買い物袋を置き、音を立てずに二階へと上がる。

 階段の影から自分の扉を見る。

 扉は微かだが開いていた。

 風に吹かれているかのようにぎいぎい、と動いている。

「……」

 この瞬間、由宇は中に居るのがこそ泥の類ではないと直感した。



 ドアの隙間から、霊気が溢れ出ていたからだ。白い煙状の霊気が、ドライアイスの煙のように地面を張っている。

「ッ……」

 それが足に触れると、強烈な寒気が襲い掛かってきた。

「悪霊の感じじゃないけど……」

 もしものときのことを考えていた由宇は札を持ち構えていた。

 そろそろと扉に近づく由宇。部屋に近づくにつれ寒さが一層強くなった。

 ドアノブは氷のように冷たい。由宇はゆっくりとノブを捻り、そして一気にドアを引いた。

「誰だッ!」

 もしものことを考えて大声を上げた。だが中には誰もいない。

「……」

 真っ暗な部屋の中をゆっくりと見回す。

 良く見ると窓が少しだけ開いていた。

「……はぁ」

 きっとこの風のせいでドアが揺れていたのだと自分に言い聞かせた。

「そうだよなぁ、じいちゃんの神社に入り込んでくる幽霊なんて、そうそういないよなぁ」

 一安心した由宇は窓をぴしゃりと閉めた。

「俺窓閉め忘れたかな?いや、そんなことは……」

 口に手を当てて考えていると、突然頬に何かがくっついた。

「……?」

 頬に手を当て、くっついたものを目の前に持ってきた。

「……なんだ、これ」




 それは、とてつもなく長い髪の毛だった。

「まじかよ……」

 それと同時に軋む音が鳴り響く。

 この時、由宇はしまったと歯を食いしばった。

 その軋む音は床からではなく、天井から響いていたのだ。

 



 由宇は、冷や汗を流した。


 天井に誰かが居る。何かが天井に張り付いている。

「……」

 意を決した由宇は、勢い良く天井を見た。






 この時、由宇は心の底から後悔した。

 目の前で、不気味な表情を浮かべた幽霊が二つの眼球を光らせていたからだ。

「あ……ああ……」

 いつの間にかその冷たい二本の腕が自分の体に纏わりついていて、身動きが取れないでいた。

 そしてその幽霊は、掠れた声で由宇に向かって言葉を言い放った。

『ヤット……アエ……タ……』

 その瞬間幽霊自体が降ってきて由宇に絡みつく。

「うああああああああああああ!!!!」

 突然の出来事に叫び声を上げる由宇。だが幽霊は声も上げずただ由宇に絡みつく。

「く、くそッ……!!!」

 札を取り出そうとしたら幽霊に手の甲を弾かれ、札を落としてしまった。

「しまッ……?!」

 バランスを崩した由宇は幽霊と一緒に床に倒れこんでしまった。

「がはッ……!!!」

 冷たい幽霊の身体が自分自身に襲い掛かってくる。

 あろうことか、その幽霊が放つ霊気に当てられて、意識が遠のきかかってきた。

『く、くそ……ッ』

 もう少しで札に手が届くのにあと少しのところで届かない。意識はどんどん遠のいていく。

『このままじゃ……このままじゃぁ……』

 目の前が掠れながらも由宇は目の前の幽霊を見る。

 少女のような髪の長い姿。それが目の前に居る。

 この子は俺を殺そうとしているのか。だとしたら普通は一瞬で殺すはず。だが目の前の幽霊はただ強く絡み付いてくるだけで他は何もしてこない。

 だがこのままじゃ霊の放つ気に当てられて気絶してしまう。そうなる前になんとかしなければと思った由宇は幽霊をにらみつけた。

「ここで、やられて……たまるかよ!!!」

 由宇は咄嗟に幽霊の肩を掴み、あろうことか幽霊を巴投げしてしまった。

「吹っ飛べこの野郎!!!」

 由宇は床に落ちている札に向かって幽霊を投げつけた。

 幽霊の身体は綺麗な下降線を描き、見事に札の落ちている床に頭から着地した。

「よっしゃあ!!!」

 すぐに身体を起こした由宇は電気をつけ、除霊をしようと手を伸ばした時だった。





「いったあああああああああああああい!!!」




 聞こえてきたのは女の子らしい可愛げのある声。その声を聞いた由宇はぽかんとしてしまった。

「へ?」

 良く見ると先ほど投げつけられた幽霊が頭を押さえてぷるぷる震えていた。

「……???」

 すると頭を押さえて伏せていた幽霊がバッと起き上がり、こちらを向いた。

「ッ……!!!」





 その顔を見た由宇は愕然とした。




 その少女の幽霊はさっきの姿とは打って変わって、とても女の子らしくなっていた。

 電気がついてよく姿が確認できるようになったからか、その幽霊の少女の髪の艶がとても煌びやかに映えていた。

 顔も良く見るととても整っていて、身に纏っている白い服もとても似合うほどだった。

「何するのよ! いきなり巴投げするなんて!」

 怒りを露にしているその幽霊は宙に浮きながらこちらに近づいてきた。

「あ……ああ、悪い」

 突然の事に謝ってしまった。

「もう、私はただすがりよっただけなのに」

「……」

 由宇は少し考えた後、突然我に返ったように大声を上げた。

「いや待て! お前完全に俺を気絶させようとしてただろ! 俺は騙されないぞ、どうやってここに入った!」

「どうやってって……。貴方を付けてきたの」

「付けてきた……って、いつからだよ!」

 ふわふわ浮いている幽霊は首をかしげた。

「……分からない。気がついたら、貴方を追いかけてた」

 由宇は言葉を詰まらせた。

「……と、とにかく、ここから」

 出てけ、と言おうとしたが、なぜかそれがいえなかった。

 既に辺りは真っ暗。外には既に幽霊がうろついている。ただの浮遊霊であるこの子を外へ放り出したら大変な事になる。

「……」

「……?」

「お前、名前は?」

「え?」

 由宇は頭を掻いている。

「お前の名前だ。今は夜だし、外には悪霊や妖怪がうろついてる。お前、見たところただの浮遊霊みたいだし、このまま外に出したら他の霊に取り込まれかねない」

 少しだけ頭を抱えた由宇はぽつりと呟いた。

「じいちゃんが生きてたらめちゃ怒るんだろうなぁ」

 札を机の上に置いた由宇は少女を見つめた。

「今日はここにおいといてやる。明日の朝出れば、幽霊には会わないだろう。だから名前くらいは教えとけ」

 少女は驚いていた。

「……それって、助けてくれるって事?」

「ま、まあそういうことだ。ただし、厄介な事は起こすなよ」

 すると見る見るうちに少女の霊は笑顔になり、由宇に抱きついてきた。

「ありがとう! 私霊華。霊の華で霊華っていうの! よろしくね!」

 いくら相手が幽霊とはいえ、少女は少女。抱き疲れて恥ずかしくないわけがないわけで。

「だああああああ! だ、抱きつくな! あ、当たってる、胸が当たってるんだよおおおお!!!」



 由宇と霊華。霊能力を持つ少年と、浮遊霊である少女がここで出会ったことで、二人のこの先の物語は、大きく変わり始める。

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