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第1話『幽霊はいた!!』

急に死んじゃったりするので(グロくはない)苦手な方は気を付けてください。

 寒くなり、雪も降り始めるころは、どうしても眠くなる…いや、違う…。授業中はどうしても眠くなる!!「ふわぁ…」と、大きくあくびをする。冬だからかな、あくびをするだけでとてものどが渇く。でも、先生も、みんなも、わたしのそんな様子には目もくれない。だって、先生はみんなに勉強を教えたり、目立ってる子にかまったりしないといけないし、クラスの子も、仲のいい子がいるわけではないから…でも、他クラスには仲のいい子もいるし、わたし、神夏磯現(かみがそうつつ)はそれなりに学校生活を満喫している。


ピーポーピーポー…


 お昼過ぎの授業中、いきなりサイレンの音がけたたましく響き、とまった…!!その音で眠りに落ちそうな自分の意識が覚める。わたしは、睡眠を邪魔されて沸いた怒りを抑えつつ、何があったのか周りをみると、教室の外がやけに騒がしい事に気づいた。この教室も次第に騒がしくなったが、すぐに先生が皆を落ち着かせ、一度、その場は収まった。その後何もなかったかのように授業は続いた。

 しばらくして、授業が終わるとわたしは、廊下に出た。それがわたしの休み時間の過ごし方。ここでわたしは、いつも友達と話している。だけど、今回は授業が長引いているのかなかなかこない。

「なかなかこないなぁ…」

そうこうしていると…


キーンコーンカーンコーン


「あ…チャイムなっちゃった…わたしの休み時間…」

そうしてわたしは、急いで教室に戻った。そそくさと先生が来ていないことを確認して、ホッと胸をなでおろした。

 学校が終わり日が暮れる頃、疲れと役に立たなそうな知識を手に入れて、鳥居をくぐり家に帰ってきた。

 そう、ここは神社だ。わたしの家は代々神社の神職とかについていて、わたしは将来、巫女になるためにお手伝いをしている。

 玄関を開けると、

「…えぇ…では…。」

「お母さん、誰と話してたのー?」

母が誰かと電話で話しているのを聞いたので問いかけてみた。すると母は、真剣な表情でこちらを向き私にそこに座るように言った。緊張感が詰まった畳の上で母は喋り出した。

「現…よく聞きなさい。あなたのお友達の藍川悠(あいかわゆう)ちゃんは、今日のお昼…」

まさか……!!

「ま、待って!」

お母さんの真剣な表情にさっきの電話、加えて昼間のあのサイレンもあったから悟ってしまった。きっとそういうことなのだろう。ゆーちゃんは、わたしの一番の友達…親友だ。だから、その次に出てくる言葉は聞きたくなかった。

「聞きなさい!!それが、お友達のためでしょう。」

母がそういった。

「…でも、」と、一瞬ためらったが、母の話を聞くことにした。

「改めて言います。今日のお昼頃、あなたのお友達、藍川悠ちゃんがお亡くなりになりました。」

「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!」

覚悟はしていてもつらいものだ。お昼前までは、楽しく喋っていたのに…そんな…。わたしは、雪が降る中、泣きながら、声にならない声を上げて家を飛び出した。途中、母が何か言っていたが、悲しさのあまり、よくきこえなかった。

 しばらく走っていると、近所の公園に着いた。そこの隅っこでしばらくうずくまる。雪も降っていないのに、風で空気が冷たく感じた。ふと、顔をあげると、雪みたいに綺麗な白髪を持つひとを見かけた。そして、惹きつけられるようにそのひとのほうへ行った。

「あ、あの!」

思わず声を掛けてしまった。

「ん~?どうしたの~?」

聞きなじみのある声に耳を疑った。その白髪の持ち主はゆっくりと振り返り…

「つーちゃん!!」

彼女は、透き通るような空色の瞳でわたしを見つめながら、ニコッと笑ってそう言った。あるわけがない。こんなこと。だけど、実際、目の前に彼女は居た!!わたしの友達…いなくなっちゃったはずの藍川悠が…!!

「な、なな、なんで…」

だって、ゆーちゃんは…!!

「…あー、そーだよねー。うん。説明するね?」

「…うん」

言いたいことはたくさんあったが、取り敢えず聞くことにした。

「あのね、つーちゃん。落ち着いて聞いてね…。」

「ゴクリ…」と息を吞む…

「あたし…幽霊になったみたい☆」

……え?????

「説明それだけ!?」

あきれるほどの情報のなさにわたしは、驚愕した。

「そーだよ!あたしもよくわかってないし!!幽霊はいた!!それだけ!!」

「…っていうか本当にゆーちゃんなの?」

「…?うん。正真正銘の藍川悠だよ?」

わたしは、ゆーちゃんともう一度会えた嬉しさとゆーちゃんが死んじゃった事実を再確認した悲しさでちょびっとだけ複雑な気持ちになった。

やあやあ、はじめまして?作者の、あーるさんです。このお話を読んでくださりありがとうございます。一応、初作品?です。いやぁ…小説って書くの難しいですね~…(その分楽しい)

多分あんまり頻繫には投稿出来ないかもだけどよろしくお願いします。ただ、

この作品は一応最後まで書くつもりなので感想とか書いて応援していただけるとありがたいです。

何卒、よろしくお願いします。

あ、補足ですが、ゆーちゃんとかつーちゃんとかは、悠と現の互いの呼び方です。

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