【シリーズ投稿1周年記念SS ネタバレ集】
本日朝の投稿でSS集は完結いたしました。こちらはネタバレ集です。今回も濃いネタが多いですよ(笑)!
※こちらはこの小説における設定および元ネタの紹介です。
ここを先に読んでしまうと本編の面白さが半減するかもしれませんよ?まずは本編を読んでいただきましてから、ちょっとエーレタニアを深く知りたい!
作者、何考えとんねん!と往復ビンタするようなツッコミを入れるネタとしてご活用(?)下さい。
SS-1
根岸線で終点まで乗った気
本文中でもコピーが言ってますが、大船駅と大船をかけた鉄道ギャグですね。
根岸線ってあまり聞かないと思いますが、横浜駅を起点として桜木町や関内、磯子を経由して大船駅を終点とする路線を指しており、京浜東北線と一体化して運転されています。路線の起点は東京駅に近い駅なんですよ。根岸駅は石油貨物列車の拠点駅で、栃木・群馬・山梨・長野県などへガソリンなどを輸送しているんですね。
ちなみに京浜東北線という路線は、実はないんですよ。あれは愛称で、本当は根岸線(大船〜横浜)・東海道線(横浜〜東京)・東北線(東京〜大宮)の一部を独立運行している運行形態を指すんですね〜。
似たような路線は埼京線もですね!東海道線(羽沢横浜国大〜大崎、横須賀線区間も東海道線の支線扱い)・山手線(大崎〜池袋)・赤羽線(池袋〜赤羽)・東北線(赤羽〜大宮、ここも東北線の線増区間扱い)・川越線(大宮〜川越)の愛称です。
これ、難しいギャグになったなぁ〜(笑)!
『夢の中へ~、行ってみたいと思う』前に入っちゃうよ~!さあ~!
元ネタは井上陽水さんの『夢の中へ』の『夢の中へ行ってみたいと思いませんか?』から一部拝借です。本編第2章でも引用しましたね。
一社特命
番外編でも登場しましたが、『競合他社がおらず、その会社オンリー』な場合にこの契約方法が採用されることがあります。
主に官公庁が採用する契約方法ですね。もちろん、やる時はタイムスタディ(その作業に平均してどれだけの資材と人数と時間がかかるか?)やってから積算して基準価格を用意して、提出された見積金額を精査しますけどね。
戦隊ヒーローは競合なんていませんから、相見積もりができません。よって、思いっきり言い値になってしまうんですよ。イイネ(笑)!
SS-2
うぉっ!?まぶし!!
元ネタはアニメ『MUSASHI -GUN道-』にて、ムサシがあやかしに対して攻撃したものの、通用しなかった時に言ったセリフですね。
まぶしくないのにまぶしっ!って言ったことから、このセリフだけ有名になってしまいました。
コピーアキくんはリアルに光ってたので、このセリフは正しいですよ!
おまえの おかあさんは ないてるぞ〜〜!!
元ネタはFCの任天堂様のRPG『MOTHER』にて、敵のおにいさんが『ふしぎなメガホン』を使ってきた際のセリフですね!本文中にある通り攻撃力が落ちるんですが、まれに失敗するとブチ切れてこちらの攻撃力が上がるんですね〜。
何か敵を混乱させるおもしろネタないかなぁ~?といろいろ考えて出たのがコレでした。最初のところで出てくる敵なので久しぶりにやりましたよ~。懐かしいなぁ~!
『く』の字の陣形
元ネタは本作ではおなじみの『ロマンシングサガ2』での陣形『ムーフェンス』ですね。
敵の攻撃をすべて受けきってから攻撃するという陣形です。ゲーム中で使う人いるのかなぁ〜?作者は龍陣を使っていますよ。
某巨大な兵士の必殺技
元ネタはジブリ映画である『風の谷のナウシカ』の巨神兵ですね。本編第14章でケンくんが似た魔法を使ってますね。
···風が、···来る!
元ネタは『ロマンシングサガ3』にて企業買収をするミニゲーム『トレード』における駆け引きの技である『時代の風』発動時のセリフですね。
買収にはもちろん資金が必要ですが、この技を使うとお金を使わなくても企業を買収できてしまうというチート技です。1銭も出さずに超巨大企業すら買収も可能です···。
プレイ動画でこれが出ると『風説の流布』というコメントが流れますよ〜!
害虫駆除業者は害虫がいなくなっちゃったら商売にならないのと一緒
元ネタは椎名高志先生の『GS美神』にて勘九郎が美神に持ちかけたビジネスの例え話ですね。除霊師と悪霊が手を組んでマッチポンプをやるという話でしたね。
コピーアキくんはマッチポンプを望んでませんが、適度に緊張してる方がいいという考えを誇張して、この例えを使いました。
コピーアキくんの業務はあくまで『防衛の外部受託』なので、『手段問わず防衛成功すればOK!平和維持は業務範疇外で知らん』というスタンスです。
SS-3
べっちょなし
こちらは作者が住んでいるはりまちほーの方言である播磨弁なんですね〜。関西弁にもいくつか種類がありますが、交通機関の発達によって相当濃い方言以外はなくなりつつありますね。これも年輩の方がよく言ってましたよ。
空飛ぶベッド
元ネタは『ドラゴンクエスト6』で夢の世界の『クリアベール』の町にある、空を飛ぶことのできるベッドですね。ゲーム中では森や山を越えることはできないんですが、本作では高速飛行をする関係上、高高度飛行で飛んで行ってしまいました。『揚力?関係ないわ!』って事で強引にコピーアキくんが飛ばしてしてます(笑)!
コントローラー
元ネタは任天堂様のファミコンのコントローラーですね。今のコントローラーから考えると、実にシンプルな形でしたね~。2コントローラーにはマイクがついていて、マイクに叫ぶと特別アイテムが手に入ったりするゲームとかもありましたね~。
はい、はい
元ネタは『ロマンシングサガ2』でのレオンからジェラールへの皇帝継承のシーンのセリフからですね。
クジンシーとの戦いで敗れたレオンが『私の力を受け継いで戦うのだ。いいな?』とのレオンの問いに対して『はい、はい』と『はい』が選択肢で出てきます。この時に『はい、はい』を選択するとレオンに『違う!もっと真剣になるのだ!』と怒られてしまいます···。どちらを選択しても皇帝継承されるんですが、会話を早送りにするためにAボタン連打していると、この『はい、はい』が一番上にデフォルトで表示されてるので選択しちゃうんですよね~。
リメイクの『リベンジオブザセブン』でも一番上にあって、作者は故意に怒られました(笑)!でも声優さんの演技だとそこまで軽い返事ではなかったですね。うわの空という感じがしましたよ。
どうもジェラール役の小林裕介さんによると、このセリフが一番リテイクが多かったらしく、スタッフの気合の入れ方が凄まじかったようですね。
実はこのあとの第5章でもこのネタが登場しますよ~!
SS-5
それむり
元ネタは谷川流先生のアニメ『涼宮ハルヒシリーズ』のパロディ作品である『にょろーん☆ちゅるやさん』で登場する『あしゃくらさん』のセリフですね。
かなりシュールな作品なんですがこれはお気に入りのセリフですね!仕事でもたまに使ってます(笑)!
おはこんばんちわーー!
元ネタは鳥山明先生のアニメ『Dr.スランプアラレちゃん』でのあいさつで、『おはよう』と『こんにちは』と『こんばんは』をまとめたあいさつですね〜。かなり古いですが、これも有名ですね〜!
はいなほいな~!任せてびっびょ~ん!かっとばすぜ~!
元ネタはアニメ『六門天外モンコレナイト』にて悪役のコレクション一味が出撃する際の掛け声ですね〜。アニメでは最後は『かっとびぃ~!』でした。
このアニメ、結構パロディが多いのでこれも他作品からの引用だと思うんですけど、ちょっとわかんないですね。
アイスシード
元ネタはおなじみの『ロマンシングサガ2』でコルムーン火山の火山活動を止めるために魔道士が用意したアイテムですね。
火口に投げ込むと凍りついて火山活動が停止しますが、数世代後に大爆発を起こしてコルムーン島は壊滅的被害をもたらし、西側の海上に浮上島が出現して、冥術の古文書が手に入るというイベントです。
大爆発の前に火口の岩を壊せば助かって仲間が増えるので、術を取るか仲間を取るかの選択が迫られます。リメイクのリベンジオブザセブンでは火山の噴火と鎮静化でバックの風景が異なってましたね。細かいところまで作りこんでましたよ。
SS-6
始動渋滞
本文中でナビくんが言ってる通り、エンジンがかからない状態の警報名です。
ただ単に燃料を投入しただけではエンジンは回りません。必ず『スターター』という始動機で最低回転数(専門用語では低速度)まで上げないとエンジンが回らないんですね。
クルマとか低出力だとバッテリーで直流モータを回して起動させますが、大規模発電機になると風車に圧縮空気を当てて回すエアスターターで始動させてます。
冬場はバッテリーの化学反応が鈍いので、電圧が下がってクルマのエンジンがかかりにくくなりやすいです。ですので冬にスターターの音が低い場合は、バッテリーを交換しましょうね〜!作者は年末に交換しました。今年より先だったらもっと値上がりしそうだったので···。
某3世代目の怪盗
もうお分かりでしょうが、元ネタはアニメ『ルパン三世』ですね。心を盗むのは『カリオストロの城』ですね!名作ですよね〜!
神様Zoom in!
元ネタは2つあり、1つはWeb会議とかできる『Zoom』と、もう1つは日本テレビ系でかつて朝のニュース番組だった『ズームイン!!朝!』ですね〜。
福留さんがキャスターの時から見てました。1番好きだったのはウィッキーさんのワンポイント英会話でしたね〜(笑)!
ナビ同士のSNSを考えた際にTeamsはすでに使っちゃったのでZoomを採用し、ひねりを加えてこうなりました。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。小説で初笑いをテーマに、忙しい年末の合間に4話作り、その後で記念日を勘違いしていたことに気づいて慌てて2話作り、中途半端に続編からSS集になるのも流れが悪いと考えて、さらに2話追加という感じで執筆しました。計画性もへったくれもないですなぁ···。
いかがでしたでしょうか?プロの漫才師には程遠いですが、小説で漫才をやるというチャレンジでした。ちょっとでも楽しんでいただければ幸いです。
さて次回予告ですが、第4章『マクス帝国編』全14話が始まります。きな臭い話が多いこの国で、アキくんたちはどのようなトラブルに巻き込まれるのでしょうか?
第1話は街道を進んでいると、魔獣が宿場町を襲ってました!すぐに討伐に乗り出しますよ〜!
それではお楽しみに〜!




