シリーズ投稿1周年記念SS-1.コピーアキの日常
新年明けましておめでとうございます。
今年もアキくんたちの物語をお楽しみいただけるよう、作者も楽しんで執筆してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。
先ほど商船三井さんふらわあ様の『さんふらわあきりしま』の船上で友ヶ島水道での初日の出とご来光を拝めました。
それでは6日まで作者が考えた爆笑ネタをお楽しみ下さいね〜。
やっほー!みんなあけましておめでと〜!寒いけど元気にしとるかい!?ボクはコピーアキだよ〜。アキの神界にある家のコタツの中でみかん食べながらゲームやってのんびりくつろいでるよ〜。精神だけやけどね〜。よろ〜!
えっ!?ボクを知らないやって?そりゃ続編に今のところ出とらんからなぁ〜。でも舞台袖でいつでも出れるように待機してるんやで?人形だから待つのは苦じゃないしな〜。
じゃあ、簡単に自己紹介しておくで〜。ボクは人間じゃなくて、コピー人形なんや。
元は『万能物質インゴット』っていうチート素材の余りでできてるんやで。人間と同じように思考したり動いたりできるんや〜!ホント、ボク自身がチートやなぁ~!って自分で言うんかい!(ビシィッ!)
一応コピーと名乗ってるから、オリジナルがいるんや。それがアキやな〜。
ボクは主にアキがリフォームした世界で活躍しとるんや。アキの名代で治安維持やってるんやで。オリジナルはなかなか自分でリフォームした世界に来たがらんからなぁ〜。
あとはちゃんと稼いだりもしてるで〜!エレさんっていう上お得意さまがいるから、ヘルプオーダーが入ったらすぐに出動して請求書を送ってるんや。儲かってまっせ〜!
要するに他の世界の治安維持を請け負ってるんや〜。営業・手配・現地立会(指揮)・請求事務・支払い事務もやってるんやで。マルチに活躍してるっしょ〜!チート人形やからね〜。
人形だから睡眠時間いらんし、労働基準法なんて適用除外やしね〜!って異世界に労働基準法適用されんわ!(ビシィッ!)
えっ?オリジナルよりも性格がはっちゃけすぎだって?
これがオリジナルアキの素なんやもん。仕方ないやろ?それにちゃんと記録に残るところはオリジナルアキになるよう演じ分けしとるで。そこはチート人形なんやから演じるのはプロやで?メリハリぐらいちゃ〜んとやるって!って、人形やったらプロなんかい!(ビシィッ!)
ちなみに前回は番外編の『すぴん・おふ!』の中で『アキの神様生活-08 救援隊、出動!』で、ここで初登場してるんや~!そっちも読んでや~!
さ〜て、今回はボクのお話なんやってさ。シリーズ投稿1周年記念!って事で、普段出てこないキャラの話を作者は書きたかったんやってさ。
だから今年は『ボクが出るんじゃい!』って思いっきり作者の頭の中でゴネまくったんだわ。そしたらこうなったってワケ。何でも言ってみるもんやね~!いいセンスだ!
ちなみに来年は誰なんやろうな?っていうかそこまでこのシリーズ続くんかい!?(ビシィッ?)
じゃあ、今日はボクの活躍をお伝えするで〜!
「おっは〜!今日もまた出稼ぎやな〜!?がっぽり稼いでくるで〜!ボチボチとはちゃうで〜!」
「···今日もノリが軽いなぁ〜」
「だから前から言うてるやろ?人形やから体重軽いって!その軽いと違うわ!(ビシィッ!)ははは!」
「ボク、元関西人だけど朝からこのハイテンションはどっと疲れが出るわ···」
「まーまー、そう言わずにさ!人間、元気なのが一番やって!ってボク、人形やんけ!?(ビシィッ!)」
「···はぁ〜。まぁいいか。またエレさんの世界が攻め込まれたってさ。対応できる?」
「もち!じゃあ行ってくるで〜!」
「レオ、今回も見守りよろしくね」
「ああ。って···、ホントにアキ大丈夫か?」
「ははは···。あのハイテンションについていけてないだけだから大丈夫だよ。よろしくね」
「お、おう···」
「おっ?レオが心配そうな顔をしとるぞ?大丈夫やって!根岸線で終点まで乗った気でいたらええって!」
「は···?ねぎしせん···?」
「コピー···、それって大船駅の事?」
「そうそれ!正しくは『大船に乗った気』やで!東海道線や横須賀線の電車やのうて、京浜東北線の電車なら終点やから寝過ごさなくて済むしな!アハハハ!」
「···?どういう事だ···?」
「それ、ボクと元の世界の首都圏在住の読者様しかわからんぞ···。マニアックなネタだなぁ···」
ということで一連のボケツッコミも終えたし、れっつごー!
さ〜て、まずはキトニアやね〜。総合防衛本部にお邪魔するで〜。
って、先日オリジナルアキから『顔出しNG!』って言われたんやったなぁ〜。なんでもキトニアの紙幣の肖像画が美化されたオリジナルアキやったんやってさ。ボクが活躍しちゃったから、オリジナルが顕現したと思われたんやろうね。
神様なんて表舞台に出ない裏方業なんやし、ちょっとぐらいスポットライトを浴びたいわな?
仕方ないから神託って形で伝えるとするか!総合防衛本部の偉い部長さんの枕元に行くで〜!
うん!深夜に忍込み成功!総合防衛本部のお偉いさんなのに窓にカギかけとらんなんて、セキュリティがガバガバなのは気になるけど、寝室にれっつごー!
「スヤスヤ···」
よし!しっかり熟睡しとるね〜!よう寝る子はしっかり成長するで〜、って、おっさんで成長するのは横方向やんけ!(ビシィッ!)
さ〜て、夢枕に立つで〜!枕をどけて、ボクのひざ枕だよ〜!『夢の中へ~、行ってみたいと思う』前に入っちゃうよ~!さあ~!
『聞こえますか···?今、あなたの頭に直接(物理的に)語りかけてます···』
「むにゃむにゃ···。えっ!?ま、まさか···、アキ神様!夢の中にお越しになるなんて、今日はどのようなご用件で?」
『寝てるところごめんね!今日も異世界が襲われててね〜。また遠征に行きたいんだけど?』
「お任せください!先日戦隊の新兵教育が終わりましてな!新ヒーロー戦隊に実戦経験させるためにも、ぜひ参加させていただきますよ!」
『お〜!?もう番組改編時期なのかな〜?じゃあ、今回は慎重にいこうか!ベテラン戦隊1に対して新人戦隊2の割合で!』
「なるほど〜!新人をフォローするためですな!すぐに出発準備とお見積を作成しますよ!」
『人件費は全員分でいいからね〜!』
「えっ!?新人にも正規料金でよろしいのですか!?」
『もち!教育にもお金かかるからね〜。相見積もりじゃなくて一社特命(相見積もりせずに指定した1社と契約する方法。要するに言い値)だからヘーキヘーキ!』
「ありがとうございます!それではさっそく!」
『そうそう!頑張った新人さんには特別ボーナスつけてあげてね!その費用も上乗せしといて!』
「寛大なご配慮、ありがとうございます!」
『連絡先と見積提出先はいつも通りでね〜』
よし!手配完了!ほな次行ってみよ〜!
コピーアキくんが思いっきり関西弁なのは漫才師(笑)だから···、ではなくてアキくんが作者の出身地でもある神戸出身だからです。
エーレタニアではアキくんは激怒しない限り標準語で話すように心がけてますし、現地語でそのように聞こえてます。
ですので、コピーアキくんがしゃべる関西弁がエーレタニアで訳されるとどんな言葉になるのかは作者すらわかんないです(笑)!
関西弁でしゃべるから一人ボケツッコミの漫才になっちゃうんですね。この方針はこの子が猛アピールしてきた時に決まってしまいました···。
かなり濃いネタありましたね···。鉄道ギャグなんてわかんないでしょ?これ、作者もいきなりコピーアキくんが言い出して、は···?ってなりましたよ···。
さて次回予告ですが、コピーアキくんが戦場で指揮を採ります。某有名ゲームの技で相手を翻弄しますよ〜!
明日の投稿ですが、親戚が高熱出して新年会が中止になってしまいました···。お大事に!
ということなので、いつもの21時過ぎあたりに投稿します。お楽しみに〜!