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【続編完結!】アキの異世界旅行記2 ~トラブルにまた巻き込まれて···もううんざりしてます~  作者: ぷちきゅう
第6章 ウェーバー大陸の秘境へ行こう!

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6-13.世界樹上空での空中戦!

 本日も花巻温泉からの投稿です。

 温泉に入りつつ売れっ子作家ごっこ(笑)で執筆をしていたら、難航していた続編が完結まで書ききりました!それに伴い、タイトルも【完結確定!】に変更しております。


 花巻は宮沢賢治さんの故郷でもありますので、執筆のパワースポットだったのでしょうか?

 加筆エピソードなければ4/3がグランドフィナーレとなる見込みです。

  グロー歴525年8月9日 晴?(木陰で天気がいまいちわかんない)


 おはよう!外は薄暗いまんまだよ。木がデカすぎるから、離れないと天気がよくわかんないわ···。元の世界なら日照権に抵触するわ···。


 昨日はアトラちゃんが救世主扱いされちゃったね。いつもはヒーローになりきって行動するアトラちゃんが、向こう側からもてはやされちゃって、珍しく戸惑っていたね。


 さて、今日からこのごっつい世界樹に登ることになるんだよ···。迷宮って言葉があるので、どうやら階段やスロープっぽくなってるのかな?


 さてどうやって攻略···、っていうかクエスト達成フラグってなんだ?魔獣退治とは聞いたけど、どんな魔獣が住み着いてるのか?どいつを倒せばいいのかってのがわからんぞ?


 これは出発前に確認した方がいいね。何も知らずにこんな巨大なダンジョンに挑むのも無謀過ぎるわ。



 朝食は昨日の集会所のところでいただけるとのことで、ボクたち全員(・・)で向かったよ。リオはいつものことながらお寝坊さんだったので、ナナマリオネット魔法で強引に連れ出していた。


 もうね?普通の動きとあんまり変わらないんだよ。そりゃ、ほぼ毎日使ってたら極意を習得しちゃうよね〜。



「おはようございます、長老さん。ちょっと伺いたいことがあるんですけど···」


「はい、なんでしょうか?」


「これからボクたちは世界樹に登るのですけど、退治しないといけない魔獣って何ですか?」


「おお!説明しておりませんでしたな。鳥系の魔獣ですじゃ。かなり大型でしての。我らでは歯がたたないのですじゃ」


「どんな特徴です?」


「黒っぽい色をしておりますな。世界樹の影に身を潜めてるのでなかなか見つけるのが難しく、さらには不意打ちをしてくるのですじゃ。集落もよく襲われてしもうて···」


「どれぐらいいるんです?」


「さあ···。そこまで数は多くないと思うのじゃが···」



 なるほど···。カラスっぽいような気がするね。全身黒だし、相当頭も良さそうだ。鳥は横に目がついてるから、死角がほぼないんだよ。だから近づいたらすぐに気づかれちゃうんだよ。


 居心地がいいのかな?でも、ここで繁殖されたら被害が拡大しそうだね。とりあえず魔獣レーダーで確認しながら行くとしますか!


 じゃあ、みんなで攻略方法について打ち合わせよう!今回はアトラちゃんに作戦を聞いてみようかな?



「アトラちゃん?どう攻略しようか?」


「てっぺんから攻略するぜ!下からだと、葉っぱのある高さまで登るだけで大変だからな!」


「確かに···。葉っぱまでも500mぐらいありそうだもんね。てっぺんから降りながら攻略したら楽だね」



 ボクたちは飛べるからね。さて、さっさと片付けるとしますか!


 ちなみにリオはまだ起きてないんだ。それでもナナがマリオネット魔法で淡々と食べさせてるよ。ちゃんとよく噛ませてる(・・・・・)んだ。


 まさかマリオネット魔法が介護(・・)に役立つなんてね〜。魔力消費はあるけど、リオ本人の力でやってるから肉体労働でもないよね。


 さて。朝食が終わっていざ出発!というタイミングでリオが起きたよ。



「···えっ!?ここはー!?」


「おはよう、リオ。もう朝食食べ終わって、今から出発するよ」


「また食べ損ねたぞー!」


「ちゃんとあたしのマリオネット魔法で食べさせてるわよ。···ホント、いい加減にしてほしいわ」


「···おーっ?確かに満腹感あるぞー。でも、味わった感覚がないなー」


「アンタね!?あたしがちゃんと食べさせてあげたんだから、ぜいたく言うな!」


「お、おう···。いつも悪いなー」


「悪いと思うんなら、ちゃんと起きてよ···」



 出発前にドタバタしちゃったわ。じゃあ、気を取り直して出発だ〜!



 竜モードになったリオたちに乗せてもらい、高速飛行魔法で飛び上がった。


 そして5分もしないうちにてっぺんにたどり着こうとしたその時!世界樹から何か大きな鳥が飛び上がってきた!かなりの数だよ!?



「アキ!あれは軍隊カラスだぞー!」


「軍隊カラス?」


「チームワークで相手を倒す厄介な魔獣だぞー」


「うひゃ~!とりあえずどうする?」


「空中戦でやっつけるしかないなー。向こうはオレたちを世界樹に降ろしてくれなさそうだぞー」


「了解!」



 そうそう、ここで誰が誰に乗ってるか?を言うと、リオにはボクとレオ、そしてモンドくん、フーちゃんとクーちゃんが乗って、ナナにはもちろんハルが乗ってる。


 カークくんとアトラちゃんは単独飛行だ。リオの作戦を伝えて、自由に動いてもらうよ〜!


 まずはリオが距離をとってから一気に加速して···。



 ドーーーン!!



 音速を瞬間的に超え、発生したソニックブームで集団を散らした!この衝撃波だけでもかなりの数が下に落ちていったよ。


 あとは各個撃破だ!ボクたちは魔法で撃ち落としていくよ!リオの左舷側はボクとクーちゃんが、右舷側はモンドくんとフーちゃんが担当した。


 モンドくんとフーちゃんには事前に土魔法で弾丸を作って撃ち落とすってやり方を教えておいたんだけど···、



「くっそー!当たらねえ!」


「空中で当てるのって難しい〜!!」


「モンドくん、フーちゃん!リオも動いてるからなおさらだからね!目標が遠すぎるから、撃っては止めて弾がどの方向に飛ぶか?をよく見ておくんだ!狙うんじゃなくて、撃ちながら少しずつずらして当てる感じでやってみて!でもナナやカークくんとアトラちゃんには当てないようにね!」


「わかったぜ!」


「りょ〜かい〜!」



 空中戦では精密射撃なんて不可能に近い。『確実に当たる距離まで接近』が空戦でも基本なんだよね。でも実際には元の世界での戦争で『偏差射撃』って方法でやってた人がいたらしいけどね。


 だから元の世界での空中戦では、機関銃を撃った際の弾の航跡を見ながら、少しずつずらして当てに行く!というのがセオリーらしいよ。読んだミリタリー系のラノベにそう書いてあったからね!


 空中戦で最も気をつけないといけないのは同士撃ち、つまりフレンドリーファイヤーだ。相互の場所が把握しにくいからね。地上戦の2Dじゃない3Dの世界は空間把握が重要なんだ。


 ボクのアドバイスを受けたモンドくんとフーちゃんは、威力を下げて数で勝負に出た!でも、元の世界の機関銃のような連射はさすがに無理だね。


 一方の軍隊カラスもこっちに攻撃を仕掛けてきた!



「「「「カァアアーー!!」」」」



 なんと!?口から魔法を撃ってきたぞ!?火魔法のようで、こっちに火柱が飛んできた!



「おっとー!?へへへっ!甘いぞー!」



 リオはとっさに避けた。やっぱり飛ぶのは上手だわ!


 すると、軍隊カラスは散開してリオの後ろに回り込んだり、上下左右から攻撃をしてきた!リオはその攻撃を巧みにかわしながら飛んでるよ!


 すると、リオの後方のカラスが撃ち落とされた!ハルが撃ったようだね!


 ハルはナナの上から撃ちまくっていた!こっちは心配ないかな?


一方のカークくんとアトラちゃんは苦戦していた!軍隊カラスが集団で襲いかかってきたんだ!



「くっ!?こいつら、しつこいぞ!」


「くっそー!竜モードじゃあ、ブレスぐらいしか必殺技撃てないんだぞー!さっさと片付けたいのに〜!」


「リオ!2人を救出に行くよ!」


「おう!掴まってろよー!」



 リオが2人の間に向けて急加速しながら突撃していき···、



 ドーーーン!!



「うぉーー!?」


「ひゃーー!?」



 ソニックブームで軍隊カラスを吹き飛ばした!カークくんとアトラちゃんも巻き添えになっちゃったよ!?大丈夫!?



「びっくりしたぁ〜!じーちゃん!助かったぞ!」


「じーちゃん!ありがとな〜!くっそー!ヒーローとして活躍できてねぇ〜〜!!」



 どうやら無事だね。アトラちゃん?活躍はここだけじゃないからさ。この先にちゃんと出番あるからね!

 本作では珍しい空中戦になりました。続編では初めて、本編では第7章と第8章でそれぞれ1回ずつやっていますが、ここまで本格的なものは初めてですね~。

 本文中でもアキくんが説明していますが、当てるのは非常に難しいんですね。それでもかつての戦争では少ない弾数で撃ち落とした撃墜王とよばれるエースがいたのも事実なんです。今回はそのうちのお一人を参考にさせていただいております。


 さて次回予告ですが、アキくんたちは世界樹の頂上付近に不時着してしまいます。すると、なんと世界樹から声をかけられてしまいました!どうやら魔獣のボスの場所まで案内してくれるようですよ?


 それではお楽しみに~!

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