夢のつづき
「エルフレアさん、もうそろそろ渡していただけませんか?」
先ほどの謎の男がエルフレアにそう要求する。
「何をですか?」
若干のイラつきを見せながらそう問うエルフレアに男は苦笑しながら答える。
「何を馬鹿なことを、私たち帝国のさらなる発展のために神樹の枝をいただきに来ただけですよ。」
「なのにあなたときたら、しょうもない理由で私たちの要求を断りつ続けて、木の枝一本もらうことぐらいどうというのですか?お願いですから枝を一本いただけませんか?当然代価はお支払いいたしますので。」
帝国の男は顔に笑みを浮かべながら愛想よくそう言った。
「ふざけないで頂戴、神樹の枝一本折っただけでも森にどれだけの被害が出ると思ってんの?代価とかそういう問題じゃなくてそもそも無理なのよ、分かったら帰って頂戴。」
エルフレアはそう言って帝国側の要求を一蹴する。
そもそもエルフたちにとってこの巨大な神樹は故郷でありそして命よりも大切なものである。
元はエルフィーやエルフレアよりもずっと前の先祖がこの魔法量が多すぎで荒れた土地に一本の木を植えたのが始まりでありそして、この巨大な神樹は森全体の魔法の流れとその膨大なエネルギーを管理している貯蔵庫的なものである、例えその枝一本でも折ろうものならたちまちそこから神樹がためていたエネルギーがあふれ出し森が破滅する。
この世界のエルフは元は普通の人間であった。だが、エルフ族は先祖からずっとこの土地に住み続けて少しずつこの環境に適応していった耳は尖り代を重ねるごとに寿命が人間のそれを超えエルフレアの代では1000を超えるのが当たり前になっていた、実際エルフィーはこの時7歳そこらであったがエルフレアは1200歳である。
それはこの土地にに住み続けることで手に入れた能力の一つだ神樹から余ったエネルギーをもらうことで
1000歳越えの寿命が実現できている。そして、エルフはこの神樹の森を出ると寿命が普通の人間と同じになる。
そう、エルフは神樹と文字通り一心同体なのである。
提案をエルフレアに一蹴された帝国の男であったがまだその額には不気味な笑みが浮かんでいる。
「ふふふ、これだけはやりたくなかったのですが、仕方がないですね。」
男がそう言って指をパチンと鳴らす。
それを合図に周囲から数十人の男たちが出てきてエルフレアたちの周りを囲む。
「これはどういうつもり?」
そのエルフレアの質問に男は笑って答える。
「簡単ですよ、あなたたちが了承してくれないのなら強引に奪い取るだけですよ、この方々は我らが帝国の最高峰の優秀な兵士ですよあなたたちなどこの方々の敵ではありませんよ。」
「たったこれだけで私たちを滅ぼそうと本気で思ってるの?笑わせるわね。いいわかかって来なさい。」
「いいでしょう、思い知らせてやろうじゃありませんか。」
その男の言葉を合図に帝国兵が一斉にエルフレアに襲い掛かる。
「フフフ、これであなたもおわり、これでわれらが帝国の長年の目標が達成さr」
男はこの戦力があればエルフレアを倒せる、そう思っていたがそれは間違いであった。
「あら、帝国も落ちたものねこれぐらいの魔法でもうへばっちゃうなんて、これなら私が900歳ぐらいの一般兵のほうがもっと強かったわ。」
そこには帝国で最高峰の兵士たちがエルフレアの周囲で倒れていた。しかも当の本人は汗一つ描いていない。
「さて、こんなことをするぐらいだから当然死ぬ覚悟ぐらいできているんでしょうね。」
そうエルフレアが"優しく"問うと男はこう言った。
「糞が!役立たず共め役に立ちやしない、仕方ないです。ここは私が戦うしかないですね。」
そう言うと男は自身が身にまとっていた帝国の制服を脱ぎ棄てる。
「闇武装:ダークアラメント!」
そう男が叫ぶと男を闇属性の防具がまとった。
そしてその手には漆黒の大剣が握られている。
「へぇーちょっとはやれそうな見た目してるじゃない。」
「なめるなよ!これでも私は皇帝陛下に認められた兵士の一人なのだ!今までこっちが下手に出ていたからって調子に乗りあがって!殺してくれるわ!」
男は激高してそう叫んだ。
「へぇ~あなたたちの偉さとか私は知らないけどあなた強いのね、分かったわこっちも全力で行かせてもらうから。」
「光武装:ホーリーアラメント。」
そうエルフレアが言うと先ほどの男と同じように光属性の防具がエルフレアの身をまとう。
そしてその手には光属性の杖が握られていた。
これで両者が同じ魔法を使いぱっと見は同条件に見えるが、この両者には明確な違いがある。
それは魔力がいくらその魔法に濃縮されているかだ。
例えば、同じファイアボールでも魔力を多く込めたほうが強くなる。
それと同じでエルフレアとこの男には埋められないほどの大きな差がある。
それは魔力量でもそうだがその技量も大きな差がある。
こんなに実力差がある状況で男が勝てるはずもなく…
男がエルフレアに仕掛けようと一歩踏み込んだその瞬間。
「おそいわね。」
エルフレアがそう言って男はエルフレアの魔法で地に付した。
今後の作品作りの参考にしたいので感想やここがダメとかゆう批評文などを送ってくれるとありがたいです。




