戦いの勝ち負け
クリスタル付近にてフレリーたちは劣勢に立たされていた。
自分たちが魔法を放っても大体はガットの魔法抵抗に相殺されてしまう。そして自分たちの背後にはクリスタルがある、このため無理に攻めを行うとその隙をつかれてしまう。
まさに八方塞がりの状態であった。
このままでは自分たちの魔力切れで負ける。
そのことをフレリーたち全員が把握してはいるが具体的にはどうすることもできない。
「クッソ、このままじゃジリ貧だフレリーどうする!?」
「私が知りたいぐらいよ!」
そんな愚痴をこぼすをする二人であったが、その言葉以上にもうフレリー側には余裕などない。
(わっ、私にいい考えがあります!)
突然二人の頭に響いた声はエリーの魔法通信だった。
(どんなの?とりあえず言ってみて。)
(はっ、はい!)
そうしてエリーは作戦の内容を魔法通信で語った。
(それは、、、いい考えかもしれないけど、失敗した時に一気にやられてしまうわね。)
(だが、もうそれをやるぐらいしかないぜ?このまま行っても負けるんだったらやるしかねぇだろ!)
(そうよね、どうせこのまま負けるぐらいならやってやろうじゃないの!エリー、バリット行くわよ!)
(りょ、了解です!)
(けっ、貴様なんぞに従うのは癪だが仕方ないやってやろうじゃねぇか!)
そうしてフレリーたちは作戦通りに行動を始める。
フレリーは自分たちとクリスタルを守る壁にしている防御魔法ウォーウォールを解除した。
「おっ?もう魔力切れか?そんじゃあ一気に……」
そう言ったノアに対してフレリーはニヤリと笑って答える。
「いいえ、まだよ!」
その言葉を合図に3人は一斉に魔法を放つ。
「土魔法:ウォーランス!」
「闇魔法:ダークスラッシュ!」
「火魔法:ファイアーキャノン!」
エリーが考えた作戦はこうだった。
先ほどエリーとバリットが放った魔法がガットに相殺されたとき若干魔法が相殺されきれずにガットに僅かな傷を与えたことをエリーは見逃さなかった。
エリーはいくつかの種類の魔法をぶつけるとガットは相殺しきれないのではないか?とゆう仮説を立てそれを利用した作戦を立てた。
それは守りを捨て一気に3人の魔法を相手にぶつけるとゆうものだった。
当然だが、これはリスクが高い守りを捨てるのだ、もし失敗したらその勢いでクリスタルを破壊されこちらの負けとなる。
バァン!
とゆう音とともに爆炎が上がる
3人がその爆炎を祈るような気持ちで見つめている。
自分たちの魔力量はもう底をついていてこれに耐えられたら自分たちは負ける。
爆炎が晴れ
そこにいたのは地面に倒れ気絶しているノアたちだった。
「やったー!勝ったー!」
喜びを爆発させたフレリーがエリーに抱きつく。
「ちょ、ちょっとフレリーさん!?」
「へへへ、いいじゃんか~!」
エリーは少し不満げであったがその顔には勝利によるよろこびであふれていた。
普段はクールを装っているバリットもこのときは声を上げて喜んでいた。
「ふっ~安心したら、どっと疲れが。」
フレリーたちは地面にドサッと座り込んだ。
「どうする?このままミアたちの援護に向かうか?」
「う~ん、無理ねみんなさっきので魔力切れてるでしょ。このまま行っても足手まといになちゃうし、身勝手だとは思うけどミアたちに任せるしかないわね…」
「そうだな、まだ俺には余力があるがここはミアたちに花を持たせるとするか。」
「うそばっかり。」
その場の3人に笑いが起こった。
(クッソ、さっきから全然僕の攻撃が当たらない。少しずつクリスタルからも離されているし強すぎだろあいつ…)
同じく敵地のクリスタル付近にてエルフィンはエルフィー相手に苦戦していた。
「あなた、弱いわね。」
「クッソ、言葉にされると結構傷つくなそれ。」
エルフィーが冷たく言った言葉に少しのイラつきを見せるエルフィン。
先ほどからエルフィーはエルフィンからの攻撃を避けるばかりでありそのこともエルフィンのイラつきを加速させていた。
「風魔法:ウィンドブレード!」
だが、その魔法もエルフィーに簡単にかわされる。
「甘いわね、その魔法も。」
(クッソ、この魔法もかわされるのか厳しいな。)
「もういいわ、飽きた、もう終わらせてあげる。」
エルフィーがそう言うと魔法を発動し始めた。
「くっ、その魔法は!」
「光魔法:クリア」
エルフィンはその魔法を避けようとしたが間に合わなかった。
「あんまり強くなかったね。」
そう言って飛び立って行くエルフィーを見ながらエルフィンの意識が途絶えた。
今後の作品作りの参考にしたいので感想やここがダメとかゆう批評文などを送ってくれるとありがたいです。




