表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/99

(46)怪我

 誰だって怪我はしたくないに違いない。この男、田村は夏のクソ暑い昼下がり、しなくてもいいのに上半身裸で洗車をしていた。勢いよく蛇口につないだホースから出る水を車に向けたとき、田村はハッ! と驚いた。驚くには驚くだけの理由がある。車内が暑く蒸すからという理由で、ついうっかりウインドウを開けていたからだ。当然、蛇口の水は車内に入ってしまいビショ濡れになった。田村は、しまった! と()やんだが、もうあとの祭りである。とはいえ、気づくのが早かったから濡れ具合も軽かった。まあ、いいか…と、田村は車の後部にあったワックス用の布切れで拭いてコト無きを得た。だが、正確に言えば、事なきを得ていなかったのである。というのも、蛇口から出る水は出しっぱなしになっていたからである。田村はそのことに気づいたとき、(あわ)ててパワーウインドウの開閉ボタンを押したから、たちまちウインドウは閉じ始めた。閉じ始めたのはいいが、うっかり右側の親指を(はさ)んでしまったのである。驚く出来事とは、(まさ)にこの瞬間だった。田村は幸い、親指を早く引っ込めたから、挟まれはしたが軽い打撲程度で済み、爪は付け根の色が変わったが、その程度の怪我で済んだのである。

『あまりいい日じゃなかったな…』

 これが夜に思った田村の心境である。

 驚く怪我はテンションを下げますから注意しましょう。^^


 ※ 大難ではなく、この程度の小難で済んだのですから、テンションを下げず感謝しないといけないのかも知れません。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ