推し達の娘になったので、世界で一番幸せになります

プロローグ

これはどこにでもいる普通の女子高生が

「今回も推しが最高だった……」

よくある乙女ゲームにドハマリして

「でもやっぱりあの2人がモブなんて信じられない！もっとあの2人の馴れ初めを深掘りしてほしい！なんならあの2人だけで新作一本発売してほしい！！！！」

運営に届くはずがない願望を

「ねぇ！そう思わない？ユキちゃん！！」

友達に愚痴なのか、語りなのかを話し

「次に目覚めたら、推し達の娘になってたりしないかな〜」

あり得るはずのない妄想をしている

……だけのはずだった。