表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

現代詩 リンゴ

作者: 夢前孝行

おらはリンゴが好きだ 

品があって美味しくてキレイだから 

おらにないものばかり持っている 

一個のリンゴを丸ままかぶりつき種も芯もヘタの小枝も食べてしまう 

一番下品な食べ方だがおらには実を言うと 

リンゴをナイフか包丁で皮をむき 

四つか六つに切って 

食べたいのだがナイフを当てると 

イタイって小さく叫ぶリンゴの声が聴こえてきてああ残酷だ! 

っと思うと リンゴをそのまま全部食べてしまう方が美徳のように思われるのだ 

芯や種それに小枝を丸まま全部食べてしまったとて病気にも便秘にもならへん 

ただ芯の部分とヘタの小枝を食べる時チョット苦みがあって食べ辛いけれど

又それがリンゴの味を引き立てるんだな 

だからおらは丸かじりするんだ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ