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龍姫乱舞  作者: 月見草
第1章 龍神誕生
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反逆者たち

この間初めて感想をいただいて、感動で感動で思わず涙が……。

読んでくださっている方、これからも頑張りますので、これからもぜひよろしくお願いします。


僕の部屋の中で龍神の反逆者が集まっている。僕はこの国の王位を手に入れるために。そして、彼らは金のために。彼らはパートナーがすでに死んでいるはぐれ龍だ。金のためならどんな犯罪だってするやつらを集めた。


「街に龍神とそのパートナーが来たらしいぞ」


「へぇ、どんなやつらだ?」


「龍神もそのパートナーも女だ。そばに狼人と大自然の龍がいたぞ」


「多分その狼人が保護者だ」


「今生きている狼人はロドルフ・フォスターだけだろう?」


「あぁ。あの共食いやろうか」


「確かあいつには子供がいないだろう?」


「いや、捨てられていた子供を拾ったそうだ」


「じゃあ、そいつが」


「あぁ。産まれたときに気付いてればよかった。そしたらすぐに殺せたのに」


捨て子だと聞いてマゴメダリが悔しそうな顔をする。


「どうせ捨て子だろ。礼儀も作法も知らないんだ。王宮に入って恥ずかしくて自分から辞退するだろうよ」


逆に俺は安心して馬鹿にした。


「おい、知らないのか? フォスター家は元王族で礼儀や作法に一番厳しいんだぞ? フォスター家で育てられたんだ。礼儀や作法は今の国王、王妃よりもしっかりしているだろうな」


馬鹿にするようにそう言われて俺は赤くなった。


「まぁ、落ち着け。まだ10歳で何も教わっていないんだ。経済や王家の歴史について学ぶのは14歳からだ。まだ知らないのも無理ないだろう。ところで、どうするんだ?」


「王宮に行くための服などを買いに街に出ているようだ。そこを襲おう」


「買った服に毒でも塗るか? あぁ。それはいいな。どこの宿に泊まっているんだ?」


「いや、それはまだわからない。もう少し探ってみよう」


「わかった。今日は解散だ」


取り敢えず今後のことを決めて今日は解散した。


「それにしても捨てた親は可哀想だな。龍神に復讐されるぜ」


「でも、龍神も仕留めるんだろ? その親が復讐される前に殺せばきっと僕たち感謝されるよ」


「そうだな……。生みの親が誰か、調べてみるか」


ちなみにライラ達は香水しか買えずに宿に泊まってぐーすか寝てます。

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