6-1 目玉焼き
朝、私は旦那より先に目覚める。眠気覚ましに、顔を軽く洗う。
一日の始まりだ。
まだ起きたばかりで足に力が入りきらないせいか、少しふらつく足取りでキッチンに向かう。
いつものようにフライパンと菜ばしとお皿を用意し、冷蔵庫から卵を二つ取り出す。それから卵を割る。今日はうまく割れるだろうか。
力みすぎるとからも少し入ってしまうため、私は一度お皿に入れてからフライパンに入れる。
コンコン、パカッ
今日はぎりぎり殻が入らなかった。良かった。
安心し、殻を三角コーナーに入れてから手を洗う。タオルで水をふき取り、油を取り出す。
そして油をフライパンにひき、ガスをつけ、換気扇をつける。
油を全体に行き渡るようにしたあと、お皿から卵を入れる。
そのあといつもは菜ばしで卵をかき混ぜてスクランブルエッグにするのだが、今日は目玉焼きを作ってみようと思い、今回はかき混ぜずに色の変わっていく様を見つめていた。
そのとき不意に「混ぜないの?」と、背後から聞いたことのないしわがれた声がした。
最後までお読みいただきありがとうございます!
朝、いつも決まった朝食だと考えなくていいので楽ですがたまに飽きます。その時は、休日だけでもいつもより凝ったものにして美味しく出来上がると、その日は一日機嫌がいいです。
普段の自身の生態が作品を書き進めるにあたって、前より詳しくなっている気がします。
あとがきまでお読み頂きありがとうございました!




