休息 ※
※これは直接ストーリーには関係ありません。
まぁ、緩い「おまけ」みたいな話しです。
今後直接ストーリーに関係ない話はタイトルの後に「※」をいれますので・・・
「本編だけで十分」という方はお見知りおきを。
ここは人気レストラン「サイゼリア」。
基本、安くて、しかもおいしい料理店である。
ここに絆同盟はやってきた。
今日一日、いろいろあって、その疲れを癒すためにここにきたといっても過言ではない。
まぁ・・・平日の午後5時となれば、あまり人はいないものである。
9人と人数が多いため、いくつかのテーブルをくっつける。
まぁ、高校生というのは食べ盛りというものであり・・・
腹が減るものである。
そのため、入る前には「ドリンクバーしか頼まない!」と決めていても・・・
結構「ミラノ風ドリア」とか「スパゲティ」とかを頼んでしまうことが多い。
・・・というか、いま、まさにその状況である。
ここには「ドリンクバー」のみで、今日一日の疲れを癒す予定だったのだが・・・
現に皆、いろいろと頼んでいる。
注文が終わると、皆はさっそく飲み物をとりにいくために立ち上がる。
やることなすこと、早い早い・・・
「あれ?ノロマはいかないの?」
・・・僕はノロマという名前ではない。
「十六夜 星矢」という名前がある!
「ノロマねぇ・・・何を考えてるかわからないやつがよくいうぜ・・・」
卯月咲良がこちらをにらむ。
まぁ、そっちからやってきたんだ・・・
文句はないだろう?
「何をやってるんだか・・・おい、お前ら、ここはレストランだぜ?」
「公共の場だっぺ。」
うぉ~・・・
こいつら(桶狭間・関ヶ原)に注意されるなんて・・・
屈辱だ!
「ったく・・・誰かがここにいて、荷物をみてないとダメだろうが・・・」
「お前一人に待たせるのも悪いな・・・俺も待とうか?」
おぉ~、時津風、助かるぜ!!
「いや、俺が待つぜ。」
「俺も待つっぺ。」
こいつら(桶狭間・関ヶ原)と待つと、単に疲れるだけだ・・・
ただでさえ疲れているというのに・・・
「いいよ、僕一人で待ってるから。お前ら、いってこいよ・・・」
なんて素っ気無く返事を返す。
「わかったぞ!!」
桶狭間・・・
お前が「わかった」というときは大抵、あまりいいことじゃない。
「お前、俺たちにいかせて、一人で携帯でエロサイトを見るつもりなんだな!?」
・・・よくもまぁ、そんなことを大声でいえるもんだ・・・
ここは公共の場じゃなかったのか?
「・・・最低ね。」
いやいや・・・
僕はそんなことするなんていってないし・・・
なぜ咲良に最低呼ばわりされなきゃならんのだ・・・
というか!
僕はそもそも携帯を持ってないじゃないか!
が、もっていないというと・・・
「貧乏って悲しいわね」とかなんとか、咲良に言われそうである。
「僕はパソコン派だ。携帯は使わない。」
「・・・ということは、パソコンでエロサイトをみるのか?」
桶狭間・・・
いいからもうそれから離れろ・・・
「というか、お前・・・携帯なんて持ってないだろ?」
うわっ、馬鹿!
将軍、なんてことを!!
多分フォローというか・・・
僕が最低な野郎だと思われないようにいったのだろうが・・・
そのフォロー、あまり役に立ってないぞ!!
「・・・可哀想に、貧困なのね・・・」
「・・・」
・・・こうなる運命だったのか?
運命はかえられないのだろうか・・・
「とりあえず・・・お前ら、うるさいからいってこい。」
これじゃぁ、疲れを癒すどころか増大する・・・
「へいへい・・・んじゃぁ、とってこようぜ。」
それから、皆が帰ってきて、僕も飲み物をとりにいってきた。
さて、席に座ると・・・
結構皆、飲み物は別々である。
五月雨・関ヶ原、それに僕は炭酸飲料。
川中と時津風がコーヒー。
中島、桶狭間、将軍が紅茶。
咲良が100%果汁ジュース(オレンジ味)。
・・・そういえば前に咲良は100%ジュースをよく飲んでいるとかいってたが・・・
ホントのことだったんだな・・・
まぁ、炭酸を飲んで、飲みにくいとか文句いってたからなぁ・・・
「・・・何をじろじろと見ているんだ?」
頼むから咲良・・・
これ以上僕を危ない人みたいにいわないでくれ・・・
「いや、みんな、飲むものが異なってるなって思ってな。」
「そりゃそうだろ・・・9人いれば、9人分の好みがあるさ。」
五月雨がメロンソーダを飲みながら言う。
「十人十色とはよくいったもんだな。」
なんて将軍が苦笑する。
「私たちの場合は九人九色ってところだな。」
川中が目を閉じて、コーヒーを飲みながらにいう。
「てか・・・桶狭間・・・お前が紅茶なんて似合わないな・・・」
「十六夜・・・お前、さりげなくひどいこと言わなかったか?」
あぁ、言ったと思うぜ。
「で?なんで紅茶なんだ?」
「いやぁ~、コーヒーは俺、飲めないんだよ。」
「え?」
飲めない?
アレルギー・・・
なわけないよな。
「コーヒーは苦いだろ?それが無理なんだよ・・・」
・・・意外に子供だな・・・
これじゃぁ、咲良と同レベルじゃないか・・・
「なら、ミルクとシロップがあるだろう?」
「いやいや、それらをいれると複雑な味になるから、結局無理なんだよ・・・」
なんて桶狭間が苦笑する。
「じゃぁ、お前、ミルクティーも無理なのか?」
「あぁ。あれはあれで無理だ。」
ホントに感じ方は十人十色だな・・・
「紅茶はフルーツ系が一番好きだな。スッキリしてるし、香りもいいし。」
お前・・・
さりげなく今、ミルクティーファンと、ストレート派を敵にまわしたぞ?
「じゃぁ、私と同じですね。」
「え?」
中島が微笑みながらに言う。
「私も桶狭間くんとまったく同じ理由でコーヒーが飲めないんです。」
意外にコーヒーが飲めない人って多いんだな・・・
しかし・・・
気づいてみれば、皆、かわったものだ。
時津風は最初、怖い奴かと思った。
だが、ホントはすごくいい奴だった。
関ヶ原はよくわからない言葉を使っていたが・・・
おそらく咲良に言われたせいだろう・・・
今は最低限にしている。
桶狭間も、今ではずいぶんと真面目になった。
今では頼りになる「絆同盟」のリーダー的存在である。
将軍だって、最初はあまりなじんでなかったのに、今ではしっかり絆同盟の「将軍」としてなじんでいる。
いわば「絆同盟」の「軍師」として、今は活躍している。
ホントに頼りになる限りだ。
咲良も、だんだんと自分の性格を表にだすようになってきた。
そして、雰囲気がすごくやわらかくなった。
川中だって、超しっかり者でまっすぐな性格だと思っていたが、意外と優しいところがある。
咲良と同じで雰囲気が少しやわらかくなった。
中島は最初、オロオロとしていたが、いつしか、おしとやか(若干腹黒)女となっていた。
僕は・・・僕も、心の底から、仲間を信じるようになった。
唯一かわってないのは、五月雨だけだろう。
まぁ、五月雨は最初からいい奴だったから、今でもいい奴で、僕の親友だ。
だが、そう思うと、少ししみじみとする。
みんな、ホントにかわったものだ。
たかが2ヶ月だというのに・・・
「なにボォ~としてるんだ?」
桶狭間が言う。
「別に。」
「なんだよ・・・十六夜。」
「そういえば、十六夜って珍しい名前ですよね。」
中島・・・
それをいったら、お前だって、下の名前が「華癒輝」って珍しいじゃないか。
「なら、ほとんど珍しいじゃないか。」
桶狭間・関ヶ原・長篠・・・
戦場の名前たち。
まずこれだけでもかなり珍しい。
五月雨はさりげなくいそうだが、いないものだ。
時津風も珍しい名前だ。
卯月だって、それなりに珍しいだろう。
まぁ、上の名前が普通の名前は「川中島(川中・中島)」ぐらいか・・・
「たしかにそうだな。」
「時津風なんて、下の名前も珍しいじゃないか。」
フルネームで「時津風 斬」。
「斬」なんて名前、なかなか・・・
てか、いないだろ・・・
「んなこといったら、お姫様と中島だって珍しいだろ?」
と時津風が珍しく困り顔でいう。
「「水旋」と「華癒輝」・・・ね。」
卯月が言う。
「まったく・・・なぜこんな意味のわからない名前をつけたのか・・・今でも謎だ。」
川中は呆れ顔で苦笑する。
「私の名前だって、変ですよ・・・」
まぁ、「字」はいいんだけどな・・・
「ということは・・・花の名前が2人か。」
桶狭間がいう。
「咲良」と「水旋」。
この2人か。
・・・似てるのに敬遠の仲ってか・・・
まぁ、前までの話しだけど。
「そういうことになるな。」
「ってことは、名前も性格も変わり者が集まったのが、絆同盟ってことだな。」
まぁ・・・
たしかに将軍のいうとおりだな。
こんな退学覚悟の危ない同盟に入るなんて、相当な変わり者だもんな。
「そういうこったな。」
まぁ・・・苦笑するしかない。
「そういや、思ったんだがよ・・・」
桶狭間・・・
このノリでお前が「思った」というのは大体はたいしたことではないことだ。
「なんで、時津風は川中のことを「お姫様」って呼ぶんだ?」
「たしかにそうだっぺね。」
まぁ・・・
たしかにその通りだな。
なんでだろう?
「もしかして・・・もうそういう関係にまでいっちゃってるとか?」
桶狭間はホントにそういう系の話が好きだな・・・
「馬鹿か?俺らはそんな関係じゃねぇ~っての・・・」
時津風は呆れ呆れに言う。
「へぇ~?」
桶狭間は追撃を続ける。
「大体、そういう関係なら、下の名前で呼び合うだろ・・・十六夜と卯月みたいに。」
あ~・・・
時津風、爆弾をこっちに投げるんじゃねぇ!!
「そうだな・・・で?お前らはどうなんだ?」
ほら、こっちにきたじゃないか・・・
「バッチリよ。」
おい、咲良!
なにが「バッチリ」なんだ!?
「何々、もうキスとかしちゃった系?」
「・・・」
ダメだこりゃぁ・・・
勝手な妄想劇を進めてやがる・・・
咲良は咲良で真っ赤になってるし・・・
「なになに、なんで黙っちゃうの?」
「してねぇ~よ。」
結局尻拭いは僕の役目・・・か。
「まぁ、いつかはすることになるでしょうけどね。」
なんだ、中島・・・
その意味深な笑みは!!
と・・・
そんなときに・・・
「お待たせいたしました。」
きたぁ~!
ラッキー!
飯がきた。
これでみんな、この面倒な話題からそれるだろう!
皆の注文したものがそろった。
「んじゃぁ・・・いただきます。」
なんて桶狭間が意外と礼儀正しく言う。
「いただきます。」
なんて復唱するかのように、皆が食べ始める。
「・・・あ、そうだ。」
「なんだ?十六夜・・・」
「あのさぁ・・・時津風はガンダムのゲーム、「VS」派、それとも「バトル」派?」
そういえば、この話題をきくのを忘れそうになっていた・・・
「俺?俺はどっちとも楽しいと思うが・・・」
「それじゃダメなんだよ・・・どっちか決めないと。」
時津風は苦笑する。
「ちなみに俺は「VS」派だ。」
「え?」
って、桶狭間!!
お前、ガンダムわかるのか!?
初耳だぞ!
「個人的には、「NEXT PLUS」が最高に楽しかった。」
・・・わかるんだな・・・
すまん、桶狭間。
知ったかをしてると思った僕を許してくれ。
「私も「VS」派です。楽しいですよね。」
「あぁ。個人的には、ストライクフリーダムガンダムが強いと思う。」
「あぁ~、あれは強いですよね。」
・・・たしかに「ストライクフリーダムガンダム」は強い!!
「俺はでも、「バトル」派かな。」
時津風は「バトル」派か・・・
ちょうど2体2というところだな。
「アサルトサヴァイブは、普段使えないものが結構使えて面白いと思う。」
「・・・というと?」
「まぁ、言ってみれば61式戦車とかだな。」
へぇ~・・・
やってみたいな。
「キュべレイって強くない?」
こういったら、たしか五月雨に結構地味に否定されたが・・・
「あれは、コスト2000なら、かなり使えると思う。」
「そうなんだよねぇ・・・コスト3000だからねぇ・・・」
キュべレイがコスト2000なら僕は迷わず使うだろう!
ところが、コスト3000だから迷ってしまう・・・
「やっぱお前は「百式」が一番強いだろ。」
「・・・あのきんきらきんのやつか。」
「こいつの使う「百式」はかなり強いぞ?」
「・・・そうなのか?」
いや、僕にきかれても・・・
しかし、「百式」はメガバズーカランチャーが使えない。
隙が大きすぎる。
ある程度、ライフルをはずして、横に回られても、クレイバズーカという手があるわけだが・・・
メガバズーカランチャーは何もできなくなる・・・
それに百式はコスト2000のなかでは、体力が低い。
「まぁ、バランスがとれてる機体だし、使いやすいよな。」
なんて時津風がいう。
「なぁ、みんなは「百式」派?それとも「アカツキ」派?」
どっちも金ピカだが・・・
どちらも好きだ!!
「アカツキは、扱いが難しいけど、格好良いよな。」
なんて桶狭間が言う。
「ですよね。アカツキはフツーに格好良いと思います。」
「なんか・・・トゲトゲしてるけどな。」
時津風!?
お前、なんてことを!!
アカツキはマジで格好良いと思うぞ!
もちろん「百式」も負けないが。
「けど、やっぱゴッドガンダムが一番かな。」
「あれも強いですよね・・・」
コスト3000の力ってところだよな・・・
ゴッドガンダムは強いと思う。
さすが「ゴッド(神)」!
「僕、思うんだけど、ガンダム試作型MK-Ⅱの核爆弾、強すぎじゃない?」
「あれは危険だろ・・・」
「・・・なぁ・・・話し、わかるか?」
「スパロボをやったから、少しはわかる・・・が、でも難しいな。」
関ヶ原と将軍が苦笑気味でヒソヒソと話している。
「・・・なぜあんなにも熱く語ってるんだ?あいつらは・・・」
川中と卯月も少しひいている。
「まぁ、あれですね・・・みんな、好きだから語れるんですよ。」
「うわっ!?」
さりげなく中島がヒソヒソ派に入る。
相変わらず、奇襲がうまいな・・・
なんて、どうでもいい話を続けて・・・
飯を食い終わり、今はまた皆で話している。
「そういえば女子3人は料理はできるのか?」
桶狭間がきく。
まぁ、反応もさまざま。
中島はまったく動じない。
卯月は、焦り度MAX。
川中は、呆れ顔である。
「料理は男子が女性をみる1つのポイントだぜ?・・・なぁ、十六夜。」
「なんで僕にふるんだよ・・・」
実際、僕にきかれてもわからないし・・・
「でも、男子はできるんですか?」
今度は中島がきく。
が、男性陣は皆、落ち着いている。
動じない。
「できない!!」
ダメじゃねぇかよ・・・桶狭間。
「まぁ、野菜炒め程度ならできる。」
と時津風。
「まぁ、料理は難しいからな。」
五月雨・・・それは遠まわしにできませんって言ってるようなもんだぞ?
・・・実際は出来る男なのだが。
「っと・・・悪ぃ、ちょっと席をはずすぜ?」
「どこいくんだ?」
「トイレだよ。」
桶狭間がトイレへと向かった。
すると、皆の目が光る。
「さて・・・と。」
そういうと関ヶ原はタバスコを手に取る。
目の前には桶狭間が飲みかけの紅茶が一杯。
「ふんふんふ~ん♪」
リズムよくタバスコをいれる。
あ~、そりゃ入れすぎだろ・・・
あいつ、死ぬぞ?
「せっかくだ・・・少しコーヒーを混ぜるか。」
と時津風が空になったカップにブラックの苦味MAXコーヒーをついできた。
「よし、注ぎ作業開始。」
なんていって、ブラックコーヒーが紅茶のなかに・・・
なんかすでに色が危ないんだが・・・
しかも、タバスコに入れすぎでにおいが・・・
「においでバレるんじゃない?」
咲良がいう。
「そうですね。なら・・・これを使えばいいと思います。」
中島が取り出したのは「香水」。
「お前、使ってるのか?」
そういうのは使わないと思っていたんだが・・・
「嫌ですねぇ~、使いませんよ。」
じゃぁ、なんでもってるんだよ!?
「こういうときのための「香水」じゃないですか。」
中島・・・
お前は「香水」の使い方の考え方が根本的に間違えてるぞ!!
「だが・・・香水って飲めるのか?」
「たしかに。」
なんて話しになる。
「においだけ消さばいいんです。」
そういうと、カップに香水を放つ。
おかげでカップのまわりのみ、良いにおいが。
上からにおいをかぐと、危険な香りが・・・
おそらくこの飲み物は・・・
辛さ75%、苦さ20%、5%計測不能。
で、できているだろう。
すると、彼が帰ってきた。
皆は何もなかったかのように会話を続ける。
・・・こいつら、鬼だな。
この際、「鬼同盟」に変更するべきだろうか・・・
「よぅ、悪ぃ悪ぃ。今、何の話だっけ?」
「料理の話しだろうが・・・」
なんて関ヶ原が言う。
将軍は目をつむって、紅茶を飲む。
あまりにむごい光景で、目をあけられないのだろう。
・・・見ておいてなんだが・・・
桶狭間、気づけ!
色をみるんだ!
今ならまだ間に合う。
「しかし・・・ここの紅茶は果物の香りがあまりでてないな。」
といいつつ、カップを口に近づける。
あ~、やめとけって・・・
・・・オワタ。
「☆√◎!」
あ~あ・・・
「辛ッ!!なんじゃこりゃぁ~!!」
そりゃぁ、タバスコをあんなにいれたら、そうなるだろう・・・
「ヤバイ・・・喉がヤバイ・・・」
そういえばタバスコって喉にくるんだったな・・・
お気の毒に。
「最低ですね!!誰ですか、こんないたずらしたの!!」
お前だって「香水」でかき消してたじゃねぇか・・・
「ホントだよ!!誰だよ!」
関ヶ原・・・
お前の場合、もはや何もいえん。
「あっれぇ~?なんで十六夜くんの目の前にタバスコがあるんですか?」
は?
中島、何をいって・・・
・・・って、あぁ~!?
「・・・十六夜・・・てめぇ・・・」
「ちょッ!待て、落ち着け!」
「問答無用!!お前もこれを飲め!!!」
「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
・・・死んだ。
一瞬、天の川が見えたぜ。
しかも、店員には「他のお客様に迷惑ですし、お静かにお願いします」とか、注意されるし・・・
チクショー・・・
冤罪だ・・・
僕は何一つ悪くねぇ・・・
「・・・お気の毒ですね。」
「・・・中島・・・てめぇ・・・」
中島は微笑んでいる。
くそぉ・・・見事にやられたぜ・・・
「まぁ、やっちまったら、当然償わないといけないっぺ。」
関ヶ原・・・
てめぇ・・・あとで覚えてろよ。
「まぁ、人生にはいろいろある。これも貴重な経験だと思えば丸くおさまるさ。」
おさまらねぇ~よ!!
時津風、お前もこれを飲めばわかる。
殺人的な味だぞ!
「さて・・・そろそろ出るっぺか?」
「そうだな。」
なんて皆がかえる用意をする。
くそ・・・まだ喉が・・・
「え~と・・・俺はいくらだ?」
皆が携帯で計算している。
が!!
僕は携帯をもっていない。
・・・くそ、とことん最悪だぜ。
「・・・689円。」
「え?」
「お前の金額。」
が、咲良が計算してくれていた。
マジで助かるぜ、サンキュー!!
「助かるぜ・・・サンキューな。」
が、声がかれる。
「・・・喉、大丈夫?」
少し心配気な顔できいてくる。
「大丈夫大丈夫。」
実際大丈夫じゃないが。
さて・・・
帰り道。
「にしても・・・さっきのは見事な叫び具合だったな。」
「五月雨・・・お前もあれを飲んでみればわかる。」
「遠慮しておくよ。」
なんて苦笑する。
・・・いつか、仕返ししてやる。
「あ、そうだ。中島と川中、ちょっと来て。」
卯月が2人をつれて、コンビニにいく。
さて・・・
男のみが残ったわけだが・・・
「いやぁ・・・我が絆同盟は女性は充実してるよな。」
やっぱそういう系の話なのね・・・
「たしかにわかるっぺ。」
「みんな可愛いもんな。」
・・・桶狭間・・・
お前、それを女性陣の前でいったら、おそらく土の下に埋葬されるぞ。
「まぁ、卯月が一番じゃん?」
「あぁ。」
「で、川中と中島は同レベルの可愛さ。」
「うんうん。」
はぁ・・・
やべぇ、地味に同じ男として、切なくなってきた・・・
まぁ、唯一の救いは、時津風と将軍がのっていないということだ。
つまり・・・
桶狭間と関ヶ原のみで盛り上がっている。
「しかし・・・全員髪がロングだからな・・・」
「まぁ、俺はロング好きだけどな?」
なんて桶狭間がいう。
「お前、髪が長ければ女性とかいうふざけた考え方してるんじゃないだろうな?」
・・・何について語ってるんだか・・・
さっきの僕たちのガンダムの話しと同レベルじゃないか・・・
「してねぇ~よ。」
「お前、女子はショートだからこそ、可愛いんじゃないか!!」
関ヶ原・・・
よかったな、女子がここにいなくて。
そんなこといった日には、お前はバラバラにされるぞ・・・
「俺はロング派だぜ!!」
「いやいや、ここは1人ぐらいショートも欲しいだろ。」
・・・お前らだけで盛り上がってろ。
僕たちはついていけん。
その頃、コンビニでは・・・
「で?お話ってなんです?」
「川中と中島に頼みがあるの!」
「・・・頼みとは?」
川中と中島が首をかしげる。
「料理を教えて!」
「料理?」
「えぇ。」
川中は首をかしげ・・・
中島は、微笑んでいた。
「つまり、十六夜くんのために何か作りたいんですね?」
「な!?そ・そんなわけじゃ・・・」
「へぇ~・・・なかなかやるじゃないですか。」
中島が微笑みながらにいう。
「そうじゃないって!!」
「・・・」
「川中は・・・どう?」
川中は苦笑しながらにいう。
「私もどちらかというと、料理を教えてもらいたい側の人間だ。」
「じゃぁ、今度、女子だけで、料理の練習をしよう?」
なんて盛り上がっている。
「いい?中島。」
「まぁ・・・私はぜんぜん大丈夫ですが。」
「ならお願いするね。」
中島は頷いた。
その後、皆で家に帰った。
今日一日、非常に大変だったが・・・
なんだかんだいって、学校帰りが一番楽しかったと思う。
・・・こんな日々を続けていくためにも、負けられない!!
改めて、闘志を燃やすのだった。
「休息」 完




