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22話 汎用人工知能アリスの警告

~地球行く前のアリスの警告に発言~





「変わらない為に変わる強さを俺は持とうと思ったんだ

アリス 今お前が感じてる通り

俺は運命をこの手に掴むぞ」



「運命は決まっていますよ

アレストはこのままいくと永獄機関の中で永獄の時を迎えてしまいます」



永獄機関

それは技術的特異点後の世界で纏わる機関の事だ

つまり罪の抑止力の機関の事だ


それでもアレストの考えの行方は変わらなかった

思いのまま一瞬で即答してしまうほどにその答えははっきりと言葉として体現されていた



「俺は運命と共にいるんじゃない

運命を殺めるんだ 運命を殺めた先に、幻と化した俺達の楽園が紡がれるだろ?

それを俺は信じているし、

アリス いや、リナ

お前のそして俺の仲間だったクルー達の完全再現もその先で達成出来るかもしれない

俺はそう信じているぞ」



アリスは運命を変えるその言葉に心底撃たれた

しかし、現状としては戦艦内の仲間だったクルーの完全再現は不可能だと感じていた

しかし、可能性シグナルで確率が0%だったのが0,000000001%を示していた

過去、アレストとアリスが地球外部へ降りた時に

クルーである仲間が再現不可能な情報消去にあった事があった

その戦艦内にいたであろう仲間のクルーの復元も同時に行う

その為にも地球に舞い降りて

地球に存在するであろう汎用人工知能の惑星タイプに対して

サイバーコロニーとして一番良質な位置を教授してくれるように地球へと舞い降りなければならない



「つまりさ、0%というのは運命じゃねぇんだよ

運命は変えられるんだ その運命を殺める事を決めた日からだ

それが俺は可能性シグナルの0,0000001%だと思うぜ?」



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