第四話「平和な入学式?」
主)第一章が終わるまで頑張ろう(まだ書き終わってない)
「今日が入学式か〜」
「そうだな」
入学式とか経験した事ないからな…
「どうした?緊張したか?」
「え?」
「図星かw」
「まあ、こういう堅苦しいのは苦手だからな」
「Sランクとかってよくありそうだと思ったけど」
「ああ、そういう人も多くは無いけど滅多にないぞ」
「そうだったんだ」
「いくら強くてもおっちゃんに会える人なんか全然居ないよ」
「また、おっちゃんって」
とウッドはクスッと笑った
「さてと、お前確か入学の挨拶を言うんじゃなかったか?」
「あ、やべ、忘れる所だった」
「えーと、確か…」
と言いながら荷物をあさり始め、
「あったあった」
と言いながら持ってきた
「じゃあ、行くか」
「ああ!」
〜入学式〜
「学長挨拶、学校長クラリス=フォン=ナータリック先生、宜しくおねがいします。」
やはり、前回会った時に薄々感じていたがやはりⅣだったか
「フォフォフォ、私が本校学校長クラリスじゃ、新入生諸君、お主らの活躍を期待しておるぞ。」
と言い壇上から降りていった
「新入生代表挨拶、ウッド=フォン=スーデリン」
はい、と言って壇上に上がっていった
「新入生代表挨拶をすることになりました。ウッド=フォン=スーデリンです。学校では平民も貴族も共に平等であることを私はそう宣言いたします。決して、平民と貴族の間で差別が起きてはいけない、その事を誓います。」
「ありがとうございました。以上を以て入学式を閉式とさせていただきます。生徒は退室後、各自の教室にてHRを行います」
〜HR〜
「Sクラスは10人か」
「みたいだね」
と話していると先生がやってきた
「Sクラスの担任をやることとなった、クリーランだ!」
おいおい、なんでお前がそこにいる
と考えていると周りの生徒が
「クリーランって確か噂の『数字組織』の3番じゃなかった?」や「クリーランってあの伝説の…」と言ってる生徒がいた
「ナルク、お前は驚かないのか?」
「十分驚いてるけど、どんな授業をするのかな?って思ってな」
「ナルク君は良いこと言うね、僕の授業では何を教えようかな?うーん、ほとんど実技にしちゃおうかな?12月にはクラス対抗戦もあることだし」
おー、と声が沢山あがる
「さてと、じゃあ、競技場の許可を取ってきたから早速授業を開始するか」
「「「早っ」」」
「そういえば先生って『数字組織』なんですよね?」
「ん?まあ、そうだがそれがどうかしたのか?」
「『数字組織』の中で一番強い人とかって誰なんですか?」
「そりゃあ、勿論、Ⅰに決まってるよ、なんたってボスなんだからな、次に強いのがⅤとⅥだ、確かこの2人は双子って聞いたことがあるな、実際この2人に関しては会ったことも見たことも無いし名前すらも分からんからなんとも言えないがな」
「同じ組織の中でも会ったことが無い人っているんだ」
「ああ、今は一時解散とかになってめっきり会う機会も減ったがな」
「一時解散になったんですか?!」
「ああ、まあな、でもⅣとはよく会ってるな」
そりゃあ学校長さんだからな…
「なぜⅤとⅥを見たことが無いんですか?」
「さあな、これに関しては本当にいるのかどうかはボスにしか知らない」
「「「へー」」」
「とりあえず、模擬戦をやってみよう…ナルクとウッドでやってみせてくれ」
「「はい」」
「とりあえず、3階級までの使用を許可しよう」
「「分かりました」」
「そっちからで」
と先手を譲り
「ああ、遠慮なく」
とウッドが答え
「第三階級氷属性魔法『氷剣』」
ウッドは剣を作り出し、俺に向かって斬りかかり、頭に当たりそうになる所で
「第三階級時空魔法『巻き戻し』」
で避け
「第三階級火属性魔法『炎剣』」
で剣を作り出し
「第二階級時空魔法『倍速』」
でスピードを上げ
「背後に回る」
それは経ったの数十秒の出来事であった
「両者そこまで、勝者ナルク」
おー、と歓声があがる
「やっぱり負けちゃったな」
「武器を作り出して俺の所に向かうのは良かったが躊躇うと足元をすくわれるぞ」
「にしても何があったんだ?明らかにウッドは頭に斬りかかっていたがいつの間にかナルクが剣をもって背後に現れていた。身体強化にしては速い、だが見えないわけでもない、面白い坊主だな」
とクラーケンは誰にも聞こえない独り言をつぶやくのだった
主)第四話いかがでしたでしょうか?Ⅲの登場です。有名だね〜