第一話「災厄の終わりと平和の始まり」
主)一応この作品を載せるかどうか迷ったんですけど、載せる事にしましたー
やっと終わった。あの長かった日々が…
俺らは通称『数字組織』と呼ばれる組織で活動していた。しかし、今代魔王を倒したことにより、一時解散という扱いになった。そして、俺はNO.Ⅴ、のコードネームが与えられた。この組織には俺を含めた10人の戦士がいる。
ボス(NO.Ⅰ)、秘書(NO.Ⅱ)、???(NO.Ⅲ)、???(NO.Ⅳ)、俺 ナルク(NO.Ⅴ)、???(NO.Ⅵ)、???(NO.Ⅶ)、???(NO.Ⅷ)、???(NO.Ⅸ)、???(NO.Ⅹ) (現在お見せできる情報)
「で?ボス、何のようですか?」
「そう焦るな、お前、15みたいな見た目だったろ?」
「はい、そうですがそれが何か?」
「お前さんには学校に通ってもらう」
「何か絡んでますよね?それ」
「NO.Ⅹ、ラムル=フォン=スーデリンからの頼みだ」
「あいつの息子の監視をしろ、って事か?」
「まあ、そんなところだ」
「あの国王野郎、、、今度会ったらぶっ飛ばす」
「そう言わずに、それに君とⅣとⅥ、そしてⅩは知られてないからね」
「ならⅣに…ってもうポックリ逝きそうな見た目してるしな…ハー、分かったよ」
「そう来なくっちゃ」
「一応これは持ち歩いておくか」
とポケットからペンダントを出す
「そうね、王室の関係者のみが持つことを許されるペンダント、そして、それは国王直々の」
「とりあえず、挨拶にでも行ってくるとするかな」
「ええ、そうして頂戴、彼も喜ぶわよ、なんせあなたの姿を見るのは初めてなのだから」
大きくため息をつく
〜王城前〜
「何者だ、貴様」
「これでどうだ?」
とペンダントを見せ
「し、失礼しました、こちらへ」
「陛下、お客様が」
「通せ」
「はっ」
と警備員が戸を開け
「ん?何者じゃ?」
「元気そうで何よりだ、Ⅹ」
と言うと下がるように指示した
「お主が来たということは、お主がⅤだったか」
「ああ、例の件引き受けたぞ」
「我の息子を頼んだぞ」
「任せとけって」
「そうじゃった、これを」
「なんだ?これは」
「我からの推薦状じゃよ」
「なるほど…では失礼するよ、国王陛下、いや、Ⅹ」
「頼んだぞ、Ⅴ」
と部屋を出て王城を後にする
「波乱の予感だな」
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