歳上もいけますよ
「お!待ってたよ環君。あと…亜久津君もいるみたいだね。」
俺と亜久津は間宮さんに連れられてある喫茶店に来ていた。
『喫茶間宮』
脳味噌がある人ならわかると思うけど間宮さんの実家だ。
「お久しぶりです、棗さん。」
目の前にいる女性、ナイスバディの黒髪ロングのお姉さんは間宮さんのお姉さんの間宮棗さん。今大学1年生だ。
「うんうん、久しぶり。なんで顔見せてくれなかったの?。寂しかったぞ。」
何故か棗さんは俺のことを気にかけてくれている。そんなに気になるなら彼女になって欲しい。歳上も大丈夫です!。
「棗さん大学生でしょ?。忙しいかなっと思って。」
「大丈夫大丈夫。大学なんてテストさえ出れば卒業出来るよ。」
マジかよ大学パネーェ!。
「…そんでなんか用事っすか?。」
「うん、実は…」
なんだ⁉︎ついに俺に春が来たのか?。告白されるのか?。返事は決まっている。謹んでお受けいたします。
「明日だけバイトしてくれない?。」
「謹んでお受けいたしま…す?。」
あれ?予想してたのと違う。
「ありがとう‼︎。急にお父さんが腰やっちゃって困ってたんだよね。2人とも頼りにしてるよ!。」
どうやら俺は明日初アルバイトをするらしい。労働なんて糞食らえと思っていたが棗さんの笑顔のためなら頑張れる気がする。
「え⁉︎おれも?。」
なんだいたのか亜久津。