表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
DKモラトリアム  作者: knight
7/14

認められた漢

「ねぇ環、俺にもそれ食わしてくれよ。」

 どうもどうも。俺は今食堂でスペシャル定食(ありったけ炒飯)を食っている。目の前にいる男が煩いな。


「黙れ。」

 今日の具材は中々肉肉しいじゃないか。熱いうちに喰っちまおう。


「…酷すぎるよね。」

 …亜久津が肩を落としている。


「亜久津………。暇なんだったら水を汲んできてくれ。」

 ちょっと味付けが濃いんだよな、ババァ。


「お前はただの外道だよ。」

 はいはい外道、外道。


「おっ、ここにいたのか久遠。」

 俺を呼ぶ声が聞こえる。どうもここにきてやっとフルネームが出ました久遠環です。それにしてもこの声は…


「間宮さんじゃないっすか。俺に何か用っすか?。」

 3年の間宮さん。俺と同じ、食堂のババァに認められた漢である。当然そのお盆の上にはスペシャル定食。


「今日の放課後暇だったら来いよ。姉貴が呼んでる。亜久津も一緒でいいぞ。」


「わかりました。暇なんで行きますよ。」


「俺はついでなんすね。」

 黙ってろよ亜久津。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ