ロリにコンな男
「なぁタマ、お前あそこの席に座ってる女の子どう思う?。」
俺の前に座る強面の大男。俺の事をタマと呼ぶ唯一の男、正木。その正木と俺はとあるハンバーグチェーンに来ていた。スマイルは有料だ。この世にただより高いものはない。
「…どうって…小学生の女の子だな。」
俺たちの席の斜め前に座っている女の子。多分小学校3年生か4年生くらいだろう。今日はお母さんときたのかな?。
「それだけか?。」
「それだけだろ。」
「だからお前はダメなんだ。見てみろあの愛らしい表情を。見るもの全てを魅了する存在じゃないか。あー癒されるな。」
ダメなのはお前だ。お巡りさんこっちです。正木は生粋のロリコンだ。せっかく大柄な体に凛々しい顔、成績も優秀で女子にモテるのに全て断っている。
「えーと確か警察は…」
「おいおい俺が一体何をしたって言うんだ?。俺の視界にたまたま女子小学生がいてその仕草に微笑んでいるだけじゃないか。」
「たまたまじゃないよな。お前がここの席をとったんだろ。完全に視姦してんじゃん。」
「変な事を言うな。YESロリータNOタッチ!。俺は彼女達を見守りたいんだ。」
俺は彼の今後のために警察に連絡すべきだろうか。