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働き終えて
「ふぅ、疲れた。労働の汗は最高だぜ。」
亜久津が何か言ってる。お前はひたすら皿洗いをしていただけだろ。濡れてるのも水だ。あと食器洗い洗剤。
「助かったよ、環くん、…亜久津くん。今日はありがとねー。」
棗さんそいつは褒めなくてもいいんですよ。そのぶん俺にください。
「いえいえこんなことで良ければまたいつでも呼んでください。」
………。
『バキッ‼︎』
「何すんの⁉︎。」
「手が滑った。」
思わず右手が亜久津の左頬に吸い込まれた。気持ちいいーーー‼︎。
「仲良しだね。」
「ベストフレンドですよ。」
「今右手を振り抜いたよね⁉︎。」
「そうだね。」
「棗さんの目は節穴ですか?。」
ごちゃごちゃうるさいぞ亜久津。
「はい、これバイト代。」
棗さんが封筒を渡してくれる。
「あざーす。」
「ありがとうございます。…すいません俺の封筒の中子供銀行券なんですけど。」




