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四つの王国とお姫様  作者: ねり
旅のはじまり
6/12

夢の記憶










「きれいな藍色の目をした女の子だわ!」


「きみに似て美しい子だ。名はシャロンと名付けよう。」









「王様、反乱軍が城に攻めて参りました!」


「何だと?!同盟を結んだばかりではないか!裏切ったのか!」


「城下に火をはなったようです。王様、早くここを離れてください!」


「わたしが逃げたら国民はどうなる!ならん、ただちに兵を集めろ!わたしが直接指揮をとる」








「レイラ、すまない。必ず戻る」


「……陛下どうか、ご無事で」


「トマル、レイラとシャロンを頼む」


「陛下、お任せください。この命に代えてもレイラ様とシャロン様をお守りいたします」









「レイラ様!戻ってはなりません!陛下はもう……!」


「嫌!あの人はまだ生きているわ!わたしにはわかる!トマル、お願いよ。あの人のところに行かせて」


「なりません!シャロン様はどうするのです!レイラ様!」














「いいかい、ジェード。もしわたしに何かあった時は、おまえが代わりにこの子を守るんだ。いいね?」


「どうして?この子、だれなの?」


「この子はシャロン。私たちに残されたたった一つの希望なんだ」









「ジェード、まって!」


「シャロンは本当にジェードが好きなのね。いつもジェードの後を追いかけてるもの。本当の兄妹みたいね」











「シャロン、おまえが全てを忘れても俺が必ず迎えにいく。それまで少しだけ、待っててくれな」










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