121〜130話
[6月の祝日]
千晶 「なんで、6月には祝日がないかな〜?」
楓 「作ればいいんだよ!!」
あゆみ「例えばなによ?」
楓 「う〜ん、梅雨の日!!」
あゆみ「祝えないから・・・」
[6月の祝日2]
楓 「だったら、どんな日がいいの思うのさ!」
あゆみ「6月といえば、ジューンブライドって言うから・・・」
千晶 「あ!結婚記念日!!」
あゆみ「それは、意味が違くなるだろ!!」
[いい女]
沙耶 「梅雨入りしちゃったね〜」
あゆみ「ジメジメして、気持ちわる〜」
千晶 「だったら、いっそうのこと水をかぶっちゃえばいいんじゃない?」
あゆみ「な!何言ってるの!!」
千晶 「水も滴るいい女になるよ〜」
沙耶 「いい女になれるの・・・水を被ろうかな?」
あゆみ「いい女になれないから!!むしろ、変な目で見られちゃうから!!」
[蛙]
楓 「あゆみ〜見てみて〜」
あゆみ「ちょ!!馬鹿!!何蛙なんて持ってきてるのよ!!」
楓 「外にいたから、あゆみに見せてあげようと思って」
あゆみ「い、いらないわよ!!近づけないでよ!!」
楓 「そんなに嫌がんなくても・・・人種差別はよくないよ!!」
あゆみ「人間じゃない!!」
[災難]
彩夏 「今回は、体育でも家庭科でもないので遊びに行きましょう。きっと、みんな教室にいるはずです」
楓 「そんなに嫌がらないで!蛙かわいいよ〜。ほら!!ほら!!」
あゆみ「やめてよ!!やめなさいよ!!」
あゆみが蛙の乗っている楓の手を下から上にたたき上げた。
楓 「痛〜〜〜〜〜」
あゆみ「あんたが悪いんだからね!!」
楓 「う〜〜〜。あれ?蛙どこいった?」
彩夏 「失礼しま〜〜〜〜」
彩夏の顔に蛙が着地。
彩夏 「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
[カタツムリ]
楓 「エスカルゴ連れてきたよ〜」
千晶 「エスカルゴはバター焼きがおいしそうだよね」
楓 「食べたことないからわかんないな〜」
あゆみ「2人とも何の話をしてるの?」
楓 「エスカルゴの話だよ」
あゆみ「でも、私が見る限りカタツムリにしか見えないんだけど・・・」
楓 「名前がエスカルゴなの!!」
あゆみ「はぁ〜」
[カタツムリ2]
あゆみ「でも、さっき千晶がバター焼きとか言ってなかった?」
千晶 「エスカルゴと同じに料理したらおいしいそうじゃん。同じカタツムリだし」
あゆみ「それはないだろ・・・」
沙耶 「バターとアルミホイルはあるから・・・」
あゆみ「沙耶!!料理しようとしない!!」
沙耶 「うぅ〜〜〜」
[災難2]
彩夏 「さっきはひどい目に遭いました。でも、今度こそ大丈夫なはず・・・」
彩夏は教室の前まで来る。
教室内の話が漏れてくる。
千晶 「大丈夫だよ。料理して、私達が食べなきゃ良い話でしょ?」
あゆみ「カタツムリのバター焼きなんて誰に食べさせる気よ!!」
千晶 「彩夏とかでいいんじゃない?好き嫌いとかなさそうだし」
沙耶 「確かに、好き嫌いはなさそう!!」
教室の前の彩夏。
彩夏 「今日は帰りましょう・・・おとなしく帰りましょう・・・いくら私でも、カタツムリは無理です」
[味見]
千晶 「なんとか、家庭科室に潜りこんで作ったけど・・・誰に食べさせようか?」
沙耶 「弟を呼んでおいたから大丈夫だよ」
学 「失礼します」
沙耶 「こっちこっち〜。これを味見してもらいたいんだけど」
学 「・・・カタツムリにしか見えないんだけど・・・」
沙耶 「だって、カタツムリだもん」
学 「こんなの食えるか〜〜〜」
学逃走。
千晶 「中身教えたら駄目だよ!!」
沙耶 「そっか〜」
あゆみ「それ以前に、それを食べさせようとするのが駄目だろ!!」
[味見2]
沙耶 「味見してくれる人いないね・・・」
千晶 「良い人を見つけたよ。た〜〜〜いし〜〜〜〜〜」
大志 「なに?」
沙耶 「これを食べてほしいんだけど・・・」
大志 「これって手作り?」
沙耶 「うん」
大志 「まじで!!じゃあ、食べる・・・もぐもぐ・・・う、う、うまいよ」
千晶 「あ〜、やっぱり駄目だったか〜」
沙耶 「エスカルゴとカタツムリは別物だったみたいだね〜」
大志 「って!!これ、カタツムリかよ!!」
千晶 「でも、愛情も詰まってるよ?愛も吐き出すきなのかな?」
沙耶 「それは悲しいな〜」
大志 「そ、そんなことしないさ〜」
数時間後
大志 「お腹痛いよ・・・」
千晶 「良い子はマネしないでね!!」
あゆみ「おまえが言うな〜〜〜〜!!」
6月も終わるというのに、作者の地域では梅雨入りしていません。毎日晴れ渡っております。このまま、梅雨入りせずに夏に突入してほしいと願っております。ということで、今回は今年の梅雨を想像して書いてみました。
7月からもっともっと暑くなると思いますが、読者の皆様は、負けずに頑張ってください。作者は、負け続けようと思っています。
それでは、これからも"〜〜からから"をよろしくお願いしますm(_ _)m次回はいつかな〜?