41〜45話
[三匹のこぶたの話]
千晶 「ふと疑問に思ったんだけど、三匹のこぶたの話しって変だよね」
あゆみ「どこらへんが?」
千晶 「だって、今の家ってほとんどが木造なわけじゃん。でも、台風が来ても大丈夫だよね。なのに、三匹のこぶたの話しだと狼の息で飛ばされてるじゃん!!ってか、豚ごときに家が作れるのか?」
あゆみ「童話なんだから現実的に考えるなよ!!」
[タヌキ]
沙耶 「タヌキってすごいよね〜」
千晶 「フサフサ感とかが?」
沙耶 「違うよ〜。化けれるところがだよ〜」
千晶 「ま〜、好きなものになれるのはいいよね」
あゆみ「沙耶。現実世界ではタヌキは化けれないからな!!」
沙耶 「そうなの!?」
千晶 (沙耶は本当に信じてたのか!?)
[注意看板]
ゴン!!
沙耶が足をぶつける。
沙耶 「痛いよ〜」
あゆみ「気をつけて歩かないとダメだよ!!沙耶がぶつかった看板にも、"足もとに気をつけてください"って、ちゃんと書いてあるでしょ」
沙耶 「う〜〜ん」
千晶 「でも、そういう看板って、目に付いた人は躓かないよね?何のために書いてあるんだろうね」
あゆみ「確かに…」
沙耶 「これからは足もとに気を付けてくださいってことかな?」
千晶 「一理あるね。うん」
あゆみ(それで良いのか?でも、間違ってもいないよな〜。あ〜もう!!)
沙耶 「あゆみちゃんどうしたの?」
あゆみ「沙耶のせいよ!!」
沙耶 「え!?」
千晶 「あゆみには、狂犬注意の看板が必要だね」
あゆみ「大きなお世話よ!!」
[オレオレ詐欺]
電話中
あゆみ「ってことで、明日のプリントを忘れないでって連絡網でまわしてだって」
大志 「わかった」
大志が千晶に電話をかける。
千晶 「もしもし〜」
大志 「俺だけど、明日…」
千晶 「オレオレ詐欺には興味ありません」
ツーツーツー。電話を切られる。
大志 「…お、俺が悪かったのかな?」
[雲]
沙耶 「雲が全部わたあめだったらいいのにね〜」
千晶 「そうだね〜。でも、食べ切れなさそう」
沙耶 「日にちを分けて食べればいいんだよ〜」
千晶 「なるほどね」
あゆみ「話しの途中で悪いけど、雲がわたあめだったら、とどかなくないか?」
千晶 「ま〜、例え話だから」
沙耶 「う〜ん。どうしたらいいんだろう?」
千晶・あゆみ(本気で考えるかこの子は!!)
今週もなんとか落とさずにすみました。やはり、携帯で書くのは大変ですね!親指が少し痛かったです。それは、そうと。来週から、新コメディー連載(ドタバタ系)を始めようと思いますので、そちらもよろしくお願いします!それでは、来週にお会いしましょう。