第五十話「体育祭(後編)」・3
〈お~っと、どうした? 急に立ち上がってしまいましたが?〉
「り、リタイア……します」
震える手を半ばほど上にあげてそう宣言する女子生徒。どうしたのだろうか? 胸を庇っていることから、やはりあの波打つ何かの何かには何かがあるのだろうが……。
一方で露さんは構わずに先へと進んでいた。他の女子生徒は、先程の女子生徒の様子から何かを感じ取ったのだろう、一斉に緊張感を露わにして表情を引きつらせていた。
「ここから先に何かがあるのね?」
露さんが珍しく少し真剣な面持ちをしている。大人しくした状態であんな風に真面目な顔をしていれば、凄く大人な感じなんだが……どうしていつもああなんだろうか? まぁ、いつもの方も別の意味で大人な感じだけども。
そして、露さんが波打つ何かの領域に踏み込む。同時、露さんの体がビクッと小さくだが跳ねた。同時に匍匐前進が止まる。
「んっ、こ……これは……っ!」
どうしたのだろうか? 後ろからでは分かりにくい。前方から見たいものだが、そのためには楕円形となっているこの会場の反対側にまで回らなくてはならない。
と、ここで俺の意思をくみ取ってくれたかのように、舞台に設置されていた監視カメラが露さんを映した。そして、その表情を見て俺は目を見開く。
露さんは必死に声を堪えている様子だった。しかも、その頬はやけに赤らんでいてカメラ越しで良く分からないが、微妙に脂汗を滲ませているようにも見える。と、少し下……胸の辺りに視線を動かしてみると、明らかにその付近に密着している地面の動きがおかしかった。まるで、何かが蠢いているような感じ……そう、これが波打つ何かの“何か”なのだ。しかし、直感的に俺はすぐにそれの正体の概ねを予想する。
――あれは、手?
そう、一瞬……一瞬だったが地面の形が五本の指の形に変形したのだ。多分だが、あの地面の素材は布をピンッと張った感じになっているのだろう。その真下には大勢の変態魔共が蔓延っていて、両手を布に触れさせているのだと思われる。そして、その真上を標的である女子が通り過ぎると、触れる。そうして感触を楽しんでいるのだろう。
これは……なんて巧妙な変態的罠なんだ。堂々と触るのではなく、隠れて触る。まさにオープンではなく、ムッツリのタイプに多く見られるであろう傾向だ。
となると、露さんがあんなに顔を赤らめているのは、その胸に変態共の汚らわしい手が触れているからなのだろう。まずいな、あそこで止まってしまっては完全にやつらの手の内だ。しかも、領域内に全身が入り込んでしまっている。これでは、胸だけでなく足や腕などにも魔の手が伸びることになるだろう。完全に蹂躙される。そう、あのオカマの言葉で出て来たワードを使うのであれば、まさに今の露さんはゴキブリホイホイにまんまとおびき寄せられた格好の餌食とも呼べるゴキブリなのだ。ただし、油ギッシュではないが。
「くっ、……早くここから脱出――んっ、しないと!」
必死にくぐもった声を押し殺しながら、匍匐前進を再開する露さん。その背後には既に何人か他の生徒も集っていたが、皆前方で時折体を震わせている露さんを見て畏怖し、動けずにいた。
そうこうして十分くらいが経過して、ようやく露さんは第一関門を突破した。
「はぁ、はぁ……んっ――あぁ」
乱れる呼吸を整えながら露さんがトロンとした表情で前方を見据える。まだまだ先は長い。恐らく、今の露さんの気持ちを代弁するとしたら、ゴールが近いようで遠いと感じているだろう。
そして、次なる第二関門ドローリの坂。そこには案の定ドロッとした擬音が聞こえてきそうな粘着性抜群の液体が広がっていた。
〈お~っと、第二関門にてまたもや登場のローション系障害物です! 何だかドロッとした擬音が聞こえてきそうな粘着性抜群の液体が広がっていますね~!〉
――なっ、台詞をパクられた……だと!?
予想だにしていなかった台詞のパクリに俺は驚愕しつつ、第二関門を越えていこうとしている露さんを見守る。それしか出来ないのが正直歯痒いが、やはり露さんには頑張ってもらうしかない。
「露さ~ん、ファイトォォォォッ!!」
思わず声援を送る俺。すると、その声が聞こえたのか露さんが意外そうな顔でこちらに視線を向けてくる。その視線に俺の視線が合う。と、同時、露さんが不敵な笑みを浮かべた。何かを企んでいるかのような感じもするが、あれは純粋に嬉しいのだろう。余程、応援してほしかったらしい。いや、むしろ勇気でも得たのだろうか。
「よ――っしゃ~っ!!」
突然叫んだ露さん。そして、闘志の炎をメラメラと燃やすと匍匐前進にスピードを付け始め、一気にその坂を上り始めた。体操服がドローリに濡れてしまい不快感を出すのも構わずに速度を緩めずどんどん坂を上る。そして、なんとか第二関門を突破した。
〈すごいです、水連寺選手! あのドローリ坂を抜けました! 快挙です!〉
――それほどすごいことなのか? まぁ、確かに他のメンバーは……。
「り、リタイアです」
「……リタイあぁんっ!」
などと、次々にリタイアしていっている。てかおい、最後の奴おかしいだろ! いや、あのウネってる正体を知ってる方からしてみれば当然……か?
と、そうこうしている間にも露さんは快進撃を見せている。どんどん速度をあげて第三関門である凸凹の丘を中腹くらいまで進んでいた。
この第三関門だが、見た目は足ツボマッサージのような感じだった。先が丸っこく出来ていて、安全性には長けているものの、あんな的確にツボを押してくるような物の上をいったら、人間の体のあちこちにあるツボというツボを押されるのではないだろうか?
と、思っていた矢先――。
「んっ、あっ!? そ、そこは――んっ!」
と、露さんのくぐもった声が大きくなる。呼吸を乱し、ハァ、ハァとなんとか息を整えようとするものの、先に進まなければならないので先へと進み、そこでまたツボを刺激されて動きが止まる。これでは先へ進めない。
さすがの露さんもここまでか……。そう半ば諦念の気持ちが出始めていると、隣にいた霖が声を張り上げた。
「露お姉ちゃん、がんばってー! そんなのに負けたらダメだよ! もしも、もしもお姉ちゃんが勝ったら、ご褒美あげるから! だから、負けないでぇ~!!」
はっきり言って、そんな爆弾発言したらあの変態が暴走して、近親なんとやらになりかねないので止めようとも思ったが、その表情は凄く真剣で、負けそうな姉を必死に応援する純粋な妹のようだった。あぁ、やはり霖は出来た妹だ。まぁ、俺の妹ではないが。
一方で露さんはというと、あまりにもの衝撃と耳を疑う様な朗報に、完全に放心状態だった。が、実況の声がして覚醒――発狂した。
「霖ちゃんからのご褒美、キタ―――――――!! 待ってて、待っててね霖ちゃんっ! お姉ちゃん頑張るからぁ~!!」
そう言って鼻息を荒くして目にハートを浮かべ、完全に周囲にフワフワモード満載の何かをまき散らしながら猛進、ゴールに向かって突っ込む勢いでゴールした。
「やったぁ~! ゴォ~ル! 霖ちゃ~ん、お姉ちゃん頑張ったよぉ~! だ・か・ら♪ ご褒美、かもぉ~んっ!!」
期待し過ぎとも呼べる程、歓喜と恍惚の表情を浮かべて興奮しまくりの露さんが、妹である霖に抱き着く。
「ひやぁ~っ! だ、ダメ! そんな、がっつかないでよ~! お、お兄ちゃん、た、助けてぇ~!」
ご褒美をやると言ったのは確かに霖ではあるが、心の準備という物があるのだろう。霖は今にも泣きだしそうな勢いでウルウルと涙目になり俺に助けを請う。
――うっ、そんな大型動物に襲われそうになっているか弱き小動物の様な顔つきで、愛想ばらまくような潤んだ瞳で俺を見ないでくれッ!!
と、目をギュッと瞑って回避しようとするが、別段助けない理由も思いつかないので助けようとする。が、そこで本来の兄貴が登場する。
「りぃぃぃぃんッ! 待っていろ、お兄ちゃんが今すぐに助けてやるからなッ!? おい露、何をしている! そんなうらやま――もとい、公衆の面前ではしたないマネをッ!! 今すぐに俺と代わ――もとい、離れろ!!」
「えぇ~? だって霖ちゃんがご褒美くれる、って言ったんだよぉ~? ちゃんと言葉には責任を持たなきゃ、ね? だ・か・ら……変態お兄ちゃんは黙ってて?」
「何ッ!? 待て、俺のどこが変態なんだ! 俺は純粋に妹である霖を可愛がっているだけだッ!!」
――うん、それを変態と呼ぶのだよ? むしろ何て呼ぶんだよ!
「もぅ、二人ともけんかはやめて! 兄妹げんかするなら露お姉ちゃんには、ご褒美あげないから!」
「そ、そんなぁ~! お願い、許して霖ちゃん! そんなことされたら私、わたし……ぐふ、ぐふふ……おあずけプレイというのも……じゅるり」
「ひっ、お、お兄ちゃん……お姉ちゃんが変態さんの顔してるぅ~!!」
と、涙を浮かべて俺の足元にがっしりとしがみつく霖。
「あぁ~!? き、貴様なに霖と抱き着いてんだ!! 俺と代わりやがれッ!! 本来ならばその役目は俺のはずだ!!」
「いや、そんなこと言われても……抱き着いてきたのは霖だし、俺は別に抱き着きたいわけじゃ――」
「なッ!? 信じられない、霖のようなとびきりの美少女、もとい美幼女に抱き着かれるという天に召されてもいいような幸福を得ているのに、それを自らは行わない……だと!? 貴様地獄に落ちろ!」
――ええぇ、何でそこまで言われないといけないのか分からない。
結局俺は雫に色々と文句を言われたが、霖の発した「お兄ちゃん、ちょっとうるさいからお口チャック」という言葉にショックを受け、文字通り真っ白になってその場に硬直状態となって、やりとりは終了した。その後、突然耳元に「後ちょっとだったのに……惜しかったなぁ~」と露さんが発言した時には「どういう意味ですか?」と純粋に分からなかったので訊ねてしまったが、その際「それはもちろんあんなにツボというツボを刺激されまくったら、ぜっ――」というところで、俺が先に理解したので声を荒げて止めることが出来た。ホント、危ないったらない。
どうやら、この兄妹の中で霖は変態二人を止めるのに結構強い立場にあるような気がする、俺なのだった。
●仮装バトンリレー
第十三種目はこれだ。確か、クジを引いて用意された衣装から一つの衣装を着てバトンリレーをするんだったか? 問題はこれは白ブロックと黒ブロックの対戦なので、白ブロックの出場選手が同じブロックの選手にバトンを渡すというもののため、高等部も中等部も何も関係ない。つまり、体力の差もこれには出てくるのだ。下手して接触でもしようものなら下級生に怪我させてしまうのではないかとも危惧したが、多分……大丈夫だろう。
「うむ、私の番だな」
そうだ、これには霄が出るんだった。
「他には誰が出るんだ?」
ふとした疑問で入場ゲートに集まりつつある出場選手を眺めていると、見知った顔ぶれが俺に声をかけてきた。
「やぁやぁ、響史くん♪」
その声のトーンはあの時とは久し振りに再会した時とは違い、どちらかと言えばあの頃に近かった。四年前の夏休みの時に雛下……琴音の家に行った時に――。
「ゆう姉……どうしてここに?」
そう、俺に話しかけてきたのは、幼馴染である雛下の実の姉である『雛下 優歌』だった。俺が親しみをこめて「ゆう姉」と呼んでいるのも純粋に初めて会った時そう呼ぶように言われたのが理由だ。
「えっと、第十三種目に出るからだよ?」
「なんで、種目名で言わないの?」
「う~ん……気分?」
顎に人差し指を添えて首を傾げるゆう姉。やっぱり姉妹だ。少し天然っぽいところが雛下に似ている。それに、何故かゆう姉と話している時だけ昔の俺みたいな喋り方になってしまう。なんというか、こう……小さい子が喋るような喋り方?とでも言おうか、そんな感じだ。
「仮装バトンリレーに出るってことは、ゆう姉も何かコスプレするんだ」
ゆう姉の今の格好を見ながらそう口にする俺。今のゆう姉の格好は、生徒会で会った時と異なり体操服を着ていた。まぁ、さすがにこの場でもメイド服はさすがにないだろう。それに、この体育祭では一般人がたくさんいるのだ。その中には無論オから始まる御仁もいるわけで、ブヒったり萌えったりする可能性がある。
「う~ん、コスプレなんて最近やってないからな~」
「え? ゆう姉何言ってるの?」
思わず疑問符が頭上に浮かび、あまりにも冗談じゃない発言に俺はそう口にした。
「……ゆう姉が生徒会室で着てたメイド服はコスプレでしょ?」
「あ、そっか~えへへ、そうだね♪」
――いかん、やっぱりこの人は今も昔もこうだ。少しも変わってない。だから俺の喋りも昔に戻ってしまうのか? ダメだ、この人が変わらないと……俺の喋り方が昔に戻ってしまう。
「ゆう姉は、変わらないね」
「え? そうかな? ……あっ、変わったところならあるよ?」
「そうなの?」
少し疑るように俺は片眉をつりあげる。すると、ゆう姉は満面の笑みを浮かべながら体操服の上から自身の胸を持ち上げた。
「んなッ!?」
「どう? 昔よりもおっきくなったでしょ? おかげさまで琴音ちゃんから羨ましがられちゃって」
その表情はとても嬉しそうだった。何がそんなに嬉しいのかはよく分からないが、まぁゆう姉は世の男子が「胸の大きな女子がいい」と感じているようなので、喜ぶのも無理はない。え、俺はどうかって? それはシークレットだ。
「ゆ、ゆう姉……公衆の面前でそういうのはやめときなよ」
「あっ、ごめんね? 気、悪くしちゃった?」
「い、いやそういうわけじゃないけど……あっ、そろそろ始まるみたいだし後で」
「うん、響史くん……わたし、頑張るからね?」
ガッツをきめて張り切った表情を浮かべるゆう姉。なんだろう、雛下の姉であることは解っているのだが、委員長モードとしていたって真面目な一面も見せている雛下を見るせいか、こちらの方が天然っけが強いような気がする。後、天然という点で、まさに天然である瑠璃を彷彿とさせる。
俺はゆう姉にエールを送って戻った。
〈それでは出場者選手は各々くじを引いてください!〉
実況の指示で選手が何のコスプレをするのかを引いたクジを確認する。と、たくさんいる選手の中で青髪という目立つ出で立ちをしている霄がすぐに目に留まるので見ていると、何やら目を見開かせていた。何だろう、何かあったのか?
そう思っていると、衣裳部屋から多くの選手が出て来た。入る時は体操服だったので、様々な出で立ちをしている選手が多く出て来た時には、何か演劇でも始まるのかと思ってしまった。
と、霄を見つける。その姿は――。
「なん……だと?」
霄の格好はよりにもよってだった。そう、剣士だ。
「おお、この格好……うむ、やはり私にぴったりだな!」
いつにも増して霄が歓喜する。簡易の西洋の甲冑を身に纏い、頭部には同じく西洋の兜、手元には剣を構えていた。あまりにもリアルな作りをしているが……レプリカ、だよな?
などと少し不安感を煽られるが、ふと他の選手にも興味が沸いてくる。さっきはゆう姉に会ってそのまま話し込んでしまったから他の選手を確認できなかったが、もしかするとまだ知り合いが出ているかもしれない。
そして、案の定だった。
「げっ、茜従姉ちゃん!?」
そう、従姉の東條茜だ。しかも、その格好はポリスだった。コスプレなのは分かっているが、少し似合っている。そう思ってしまった。
と、その時、よりにもよって視線が合ってしまった。
――まずい、こっちに近づいてくる!? に、逃げねぇと!!
俺は思わず逃げようとした。俺が茜従姉ちゃんから逃げようとするのには理由がある。一つは何を考えているのかあまり分からないので苦手なのと、もう一つは瑠璃達との一件だ。あの時、電話越しだが、少し殺気を感じたのを忘れられない。なんだか、唯姉ちゃんと同じものを思わせたのだ。やはり、姉というものは怖い。その点、妹というものは何だか安心する。あまり怖くもないしな。年下という事で向こうがこちらに偉そうなことを言えなかったり、威圧感を放ったりできないからだろう、多分。
「くっ!」
踵を返して走り出す俺。が、後ろを振り向くとそこには既に、茜従姉ちゃんの笑っているようで笑ってない笑みがあって――。
「逃がさないわよ、響ちゃん」
そう言って金属の手錠をロープに括り付け、ル●ンの銭●の様な華麗なロープ投げ捌きで俺の脚を捕らえた。足元をすくわれた俺は、バランスを崩してそのまま顔面を地面に打ち付けた。
「いっでぇええええええええ!?」
「あらあら、痛そう。でも響ちゃんが悪いのよ? 逃げようとするから……。白状なさい、わたしに何を隠していたのかしら? 吐いた方が楽になるわよ?」
――何で事情聴取みたいになってんの? ホントに役になりきってやがる。
昔からそうだ。従姉の茜従姉ちゃんが得意とするのがモノマネだった。結構昔からアニメとかのセリフを真似たりして遊んで(俺で)いた。
〈東條選手、競技が開始出来ないので戻ってください?〉
「……ちっ。……分かりました」
――あれ、今舌打ち聞こえなかった? 幻聴?
とりあえずこれで俺の命は――。
「響ちゃん、この後ちょっと」
風前の灯となった。
「大丈夫か、響史」
霙に声をかけられて半ば諦めかけていた何かを取り戻す俺。その場に立ちあがり、運動場の中央で繰り広げられている競技を眺める。と、そこで俺は新たな事に気付いた。そう、知り合いはまだまだいたのだ。
まだ走り出してはいないようで、何か実況のやつにマイクを向けられている。どうやら、コスプレしているなら役にもなりきれという、妙な強引さで進められているようだ。
んで、保険医の美川先生が何故かこの競技に出場していて、学生服で参加していたのだ。普通こういうのは動きやすい格好がいいだけに、あまり向いているとは思えない。しかも、年齢が――あれ、何か殺気が?
というわけで暴走する露と雫。そんな二人の相手をする響史も大変ですが、二人に襲い掛かられる霖や雪も大概ですね。しかも、露に少々Mっ気が見られるという。また、仮装バトンリレーにて、幼馴染の琴音の姉である優歌の再登場。まぁこれも四年前の布石。まぁ、もう一つはメイド服という仮装関連で。また、この仮装で、他のキャラもいくらか出します。
さて、この殺気は誰からのものなんでしょうね? まぁ、読めば誰なのかは何となくわかるかと。
では引き続き四部をお楽しみに。




