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第四十四話




 秋の虫たちが初更しょこうの月の下で涼しげな音色を立て、情緒を醸し出している。

 お寺の針葉樹林には、藪蘭が咲いていた。紫色の小さな花がいくつも開き、薄暗い世界の中で忍耐強く咲き誇っている。

 時刻は、午後八時を過ぎていた。合計二十時間にも届きそうな長旅を終えて、ジュリウスは帰って来た。ボストンバッグも足も重い。早くベッドに横たわりたかった。

 林を抜けて平原に出ると、ジュリウスの足は一旦止まった。

 カフェの明かりが点いている。

 もしかしてと思いながら近付き、正面の扉を開けた。

 すぐにコーヒーの香りが漂ってきた。そして、座って洋書を開いている海貴也に視線がいった。それと同じタイミングで、海貴也も顔を上げた。


「ジュリウスさん。……お帰りなさい」


 海貴也は立ち上がって、ぽかんとするジュリウスを出迎えた。


「……タダイマ、デス」

「座って下さい。コーヒー淹れますね」


 海貴也はキッチンに入ると、サイフォンでコーヒーを淹れる準備をし始めた。座っていたテーブルに白いカップがある。

 ジュリウスは言われた通りに、海貴也が座っていた隣の席に腰を下ろした。窓が一面分開いていて、盛秋の訪れを予感させながら海風が流れてくる。

 暫くすると、酸味が少し強めの香りが鼻を撫でる。サイフォンでの抽出も、かなり慣れていた。

 ぼーっと海貴也の方を見つめながら待っていると、白いカップが運ばれて来た。


「どうぞ。お待たせしました」


 ジュリウスは揺らめくコーヒーをぼんやり見つめると、カップをゆっくりと口元に持っていき、一口飲んだ。


「……美味しい……」


 一言感想を言ったジュリウスの瞳から、スーッと涙が流れた。

 突然の涙に、海貴也は少し驚く。


「ジュリウスさん?」

「アレ…何で……」


 その一筋を皮切りに、何かが吹っ切れたように次から次へと涙が溢れ出る。

 涙を止められないジュリウスは、時々声を漏らして、数分間泣き続けた。

 海貴也はその間、優しく背中を擦りながら寄り添った。


「───大丈夫ですか?」


 暫くしてジュリウスは落ち着いた。白目を赤くして鼻を啜る。


「ハイ。もう大丈夫デス……。コーヒーを飲んだラ、急に緊張の糸が切れちゃいマシタ」

「あ。何かわかります。オレもここでコーヒー飲むと、何だかほっとするんですよ」

「そう言えばこの前、リフレッシュできる場所だと言ってマシタね」

「自然と落ち着ける感じなんですよね。他のお店のとか缶じゃなくて、ジュリウスさんのコーヒーじゃないと一息吐ききれない気がします。……もしかして、苦手だったオレの好みに合わせてたりします?」


 コーヒーは甘くしても苦手に思っていたのに、『パエゼ・ナティーオ』のコーヒーは最初の一杯目から克服できた。避けていた原因の一つの亨に再会する前から。

 使う豆やブレンドの割合で印象が変わるから、今まで飲んでいた味が海貴也の好みではなかったのだろうか。もしそうだったとしても、ジュリウスのコーヒーで克服できたのは奇跡に近い。

 けれどジュリウスは、海貴也の質問に対して否定した。


「特別なことはしてイマセン。何時も出しているコーヒーも、コノ海貴也サンが淹れてくれたコーヒーも同じブレンドデス」

「それじゃあ、何でこんなに安心できるんですかね。特別な魔法でも掛かってるのかな」

〈特別な魔法……〉


 正直に言うと、海貴也が練習で淹れたコーヒーを飲んでも、然して何も感じなかった。一生懸命に美味しいコーヒーを淹れようとしている努力を感じ取ったくらいだ。

 でも今日のコーヒーは、今まで飲んだどれとも違った。何がとは言い難いけれど、明らかに違いがあった。


「……そうデスね。魔法のおかげかもしれマセンね」


 指先からの振動で微かに揺れる表面を、穏やかな表情で見つめながらジュリウスは言った。その言葉を聞いた海貴也はそわそわした。想いという魔法が通じているんじゃないかと、ドキドキする。

 ジュリウスはまた一口飲んだ。海貴也もワンテンポ遅れて一口飲む。

 ジュリウスはカップを置くと、面持ちを変えた。

 数秒だけ、暗闇から波の音が聞こえてくる。


「───甥ヲ、見届けて来マシタ」

「……葬儀、出られたんですか?」

「何とカ」


 葬儀は既に始まっていて、ジュリウスは養父と共に一日遅れで参列した。

 向こうでは、誰かが亡くなると親族だけではなく近所の人たちも加わり、親しくしていた全員で見送るのが儀礼だ。甥の葬儀にも、知らせを受けた都市に働きに出ている親族や近所の人々が、大勢集まった。

 葬儀中は日本とは違い、別れが辛くなるからと悲しみを堪えて誰も泣かない。だが、血縁ではない人たちは、どういう思いでアルビニズムの人の葬儀に参列したのだろう。本当に哀悼の意を示していたのは、遺族だけだったのかもしれない。

 葬儀は一週間ほど続き、甥の亡骸は家の居間の地中に土葬された。

 ジュリウスは、最初から最後までその場にいた。無惨な姿で安置されているところから、土の中に寝かされ、姿が埋もれて見えなくなるまで。


「アノ日、あのまま故郷に帰ってモ、ちゃんと見届けられたかワカリマセン。だけど海貴也サンが来てくれて言葉を掛けてくれたカラ、私は勇気が持てマシタ。安心して日本に帰って来られると思いマシタ」

「オレ、少しは力になれましたか?」

「ハイ。勿論デス」


 ジュリウスは穏やかに微笑んだ。海貴也に気を遣った嘘のものではない。

 しかし海貴也は目を伏せ、組んでいた手の指に力が入った。


「……ジュリウスさん。オレ……覚悟を決めて待ってるって言いましたけど……すみません。まだ完全には……」

「仕方ないデスよ。たった数日デスから」

「でも信じて下さい。あの言葉は嘘じゃないんです。本当にそう思って。自分ができることがあるなら、何でもしたいから」


 まだ気持ちの整理がつけられないことを悔やむ海貴也は、訴えた。誠意だけは知ってほしい。もう逃げないと信じてほしいから。

 自分の為に懸命に努力しようとしてくれている海貴也に、ジュリウスはふわりと微笑む。


「大丈夫。疑ってマセンよ。……私の境遇を真正面から全て受け止めるノハ、難しいと思いマス。ダカラ、今すぐ私の全てを理解してほしいとは思いマセン。何せ、重過ぎるんデスから」

「そんなことは……」


「ない」と言い切りたかったが、それはできなかった。まだ少し、自分には「重い」と感じてしまっていた。

 海貴也がフォローしようとしたのに対して、ジュリウスはゆっくりと首を横に振った。


「わかってるんデス。ダカラ今は、少しでも私の境遇を受け止めようとしてくれているだけデ、嬉しいんデス。すぐに無理矢理に変わろうとしないで下サイ。決して拒否をしている訳じゃありマセン。海貴也サンの気持ちは本当だと思うカラ、余計にそう思うんデス」


 海貴也に甘えたい気持ちがない訳ではない。ただ、彼の善意を利用して、いきなり全てが伸し掛かることはしたくなかった。その優しさを、大事にしたかった。

 覚悟は、しようと思えばできるものかもしれないが、焦らなくてもそのうちできるものでもあると思う。気構えして焦ればその分自分へのストレスになり、思うようにいかないかもしれない。きっと心が悟る時だと思えば、自然と覚悟はできるものなのだろう、と。

 ジュリウスが海貴也に覚悟を求めないのは、それだけではなかった。抱いた万感を語り始める。


「───私はこれマデ、他人に理解を求め過ぎていたカラ、ソノ反動で他人に期待をしたくなっタ。一人で何とかしていかなきゃって思っテ、ひたすらに生きてきマシタ。差し出された手も振り払っテ、ただひたすらニ……。そんな私ニ、海貴也サンは忘れていたことを思い出させてくれマシタ。懸命に腕を伸ばしテ、眩しい世界へ私を導いてくれる貴方ハ、まるで救世主のようだと思いマシタ」

「救世主だなんて、そんな大それたことは!」


 謙遜した海貴也は激しく両手を振る。そのリアクションに、ジュリウスはクスリと笑った。


「おおげさかもしれマセンが、そのくらい私は海貴也サンに感謝しているんデス」


 視線を遠くに移し、ジュリウスは話し続ける。


「……帰る飛行機の窓から、祖国を見下ろしマシタ。空から見ると境界線はなくテ、国は他の国と一つになって何処までも続く大地となってイマシタ。ソノ景色を見テ、昔の自分は何て狭い所に閉じ籠っていたんだろうと思ったんデス。だけど今ハ、アノ頃には全く想像できなかった世界を見てイル。自分で作った鳥籠カラ、自分で飛び立ったんだっテ。

 ソノ時気付いたんデス。太陽を怖がらなくてもよかったんだト。他人の好奇の目モ、善意も悪意モ、私がいるから存在スル。それらも人との繋がりの一つなんだト。それを拒絶していたラ、孤独になるのは必然デシタ。昔の私ハ、それを知らなかっタ。

 周囲の私への扱いハ、()()なものだと思ってマシタ。デモ、それは違う。普通の人でも、悪意をぶつけられることもアル。そうされるのは辛いケレド、誰にも興味を持たれずいないものとされるよりずっとイイ。一人は寂しいカラ、それに堪えながら生きる方がいいんじゃないかト、考え直しマシタ」

「それは、昔の出来事も全部忘れずに生きるってことになりますよ?忘れたかったのに、受け入れなきゃならないんですよ?ジュリウスさんの過去は、誰が遭遇したって消したくなるものです。大きな傷を残したまま、これからも生きていくんですか?」


 向き合うことはできても、自分を苦しめてきたものとの共存は難しいと、海貴也にもわかっている。ましてやジュリウスがそれを選択するのは、深憂を抱かずにはいられなかった。

 ジュリウスは海貴也のその気持ちを掬うと、自分の中に刻むように手を胸に当てた。


「コノ傷跡ハ、きっと死ぬまで消えマセン。記憶も傷跡モ、本当は全て消し去ってしまいタイ……。けれどコレは、私の命が未来と繋がった証。例え痛みが伴う忌まわしい過去だったとしてモ、私は全てを背負って生きなければならナイ……。

 甥が無念の死を遂げてしまイ、自分の因果を呪いそうになりマシタ。デモ、それで自分の人生を悲観するのは違う。私が命を拾われたノハ、何か意味があるのだと思わずにはいられなかっタ。養父に助けらレ、彼の養子になリ、夢を持って今ここにいることハ、目に見えない何かに腕を引かれているようナ……。

 私ハ、生きることを全うする為に生きてイル。そんな気がするんデス」

〈生きる為に、生きる……〉


 窓から涼しい空気が入り込んだ。ジュリウスのプラチナブロンドの髪が、吹き込んでくる息吹でたおやかになびく。

 それまでの儚げな印象を持ちながらも、その心は確かに未来へと向けられ、『生きる』という当たり前は、ジュリウスに使命感を抱かせた。

 周りが当たり前だと思っていることは、彼にとっては何もかもが特別で尊いもの。一つ一つが、人生というパズルを作る大事なパーツなのだ。一つ一つのパーツを大事に丁寧に嵌め込んで、やがて色鮮やかで大きな大きな作品を作り上げるのだ。

 パーツの中には暗い色もある。けれど捨てたいと思っても、それらもなければ永遠にパズルは完成しない。全てを繋げてこそ、意味があるものになるのだ。

 これが今まで自分が歩み、これからも歩んで行く人生なのだから。


「私はこれからモ、自分の人生を歩んで行かなければなりマセン。デモこれでは、自分一人では重過ぎてまた立ち止まってしまうかもしれマセン……。ダカラ、海貴也サン。少しだけ、私の人生を助けてくれマセンか?」

「ジュリウスさん……」

「私には誰かが必要だト、ようやく自覚シマシタ。寄り掛かれる場所があると気付いた時、思い浮かんだのは海貴也サンデシタ。あれだけ世話を焼いてくれた恭雪サンではなク、貴方デシタ。ダカラ、頼りたいんデス。もし少しでも助けてくれるのナラ、ソノ分だけでいいノデ」


 その言葉に、海貴也の胸は一瞬でいっぱいになる。喜びが溢れ出てしまいそうになる。


「はい!オレで良ければ!もっとカフェを手伝って下さいでも、もっとお客さんを増やしたい相談でも!どんなことでも、全力でジュリウスさんを手助けします!」


 興奮して前のめりになってしまった海貴也は、ジュリウスと顔が近くなっていたことに恥ずかしくなり身体を引いた。

 気持ちを落ち着けようと残りのコーヒーを飲み干すと、今度は真摯な面持ちでジュリウスの方を向いた。


「……本当にまだできることは限られるけど、将来はジュリウスさんの背負ってるものが軽くなるように、頼れる男になります。だからこれからも、ジュリウスさんの隣にいさせて下さい」

「ハイ。私モ、海貴也サンにいてほしいデス」


 ジュリウスは、今までにない笑顔を見せた。


 長い長い雨を越え、雨雲が去ってもなかなか太陽は昇らなかった。

 夜になったばかりなのに、心持ちはまるで夜明けを迎えているようだった。




「We are petals of the diagonals」⑩



 ケビンは嗚咽しながら謝った。許してもらえなくても仕方ない。大人みたいにもっと何かするべきことがあるのかもしれないけれど、自分は子供で、酷いことを言ってしまったことを謝るしかできない。それがとても悔しかった。

 マリーの祖母は、泣き続けるケビンの肩を優しくさする。彼女は、父親に寄り添われる孫の名前を呼んだ。


「彼に、何か言ってあげて」


 何を言われてもいい、絶交を宣言されてもいいと、ケビンは覚悟した。

 すると嗚咽の中、日暮れのひまわりのような声が耳に届いた。


「……もう泣かないで、ケビン。私の方こそごめんなさい」


 謝罪の言葉が耳に飛び込んできて、止まらない涙を袖で拭いながらケビンは顔を上げた。黄色いスカートの裾を掴んだマリーまで、泣きそうになっている。


「ちゃんとお電話しなきゃならなかったのに、しなかったからケビンは不安になっちゃったのよね。ケビンが怒るのは当たり前よ。だって、あなたは全然悪くないもの」


「そんなこと……」とマリーの罪を否定しようとすると、彼女は金色のポニーテールを振り子のように揺らした。


「一回するのを忘れて、まぁいっかって思っちゃったの。そしたら、ずっと忘れて……私が悪いの。だから、ごめんなさい」

「……本当に怒ってない?僕のこと、嫌いになってない?」


 罪悪感が晴れないケビンに、「なる訳ないじゃない」とマリーは小さくポニーテールを揺らした。


「電話した時にケビン怒ってたから、私の方が嫌われたと思ってたの。だからもう、電話も遊びにも行けないと思ったわ。自業自得なんだから仕方ないって思ったけど、ずっと寂しくてつまらなかった」


 他の友達と遊んでいても、マリーは何時もケビンのことを思い出した。自分の所為で寂しい思いをさせているのではないかと、心配だった。ケビンとの関係が途切れてしまったと、悲しかった。そして、できることなら、まだケビンと友達でいたいと願った。


「……ねぇ、ケビン。また遊びに行ってもいい?」

「本当に?また会ってくれるの?僕たちはまだ友達?」


 ケビンの瞳から、まだ涙がこぼれてくる。


「ケビンが許してくれるなら。私はケビンが大好きだもの」


 日暮れのひまわりは、花びらから露を一滴ひとしずく落とした。

 マリーにとってケビンは、雨に濡れた心を日向に連れて行ってくれた大切な存在。ケビンがマリーに救われたように、マリーもケビンに救われたのだ。

 ケビンの中に溜まっていた不安が、蒸発するようになくなっていった。人付き合いが困難な自分を見放さないでくれることが、過ちを許されることよりも嬉しかった。こんな満たされた気持ちは初めてだった。

 仲直りの証しに手土産のクッキーを渡すと、マリーは何時もの笑顔で受け取ってくれた。そして、手を付けていなかったマフィンと一緒に食べた。


「ねぇ、ケビン。私から提案なんだけど。そろそろ、また学校に行ってみない?」

「学校に?そうは思うけど、でも……」


 ケビンが登校拒否をして、四ヶ月が経っている。不登校の期間が長くなればなるほど、行くタイミングを見失ってしまう。繰り返しているケビンも、それは薄々わかっていた。


「大丈夫よ。勇気を出して。あなたに会いたいクラスメートが、待ってるかもしれないわよ?ケビンも、一人は寂しいでしょ?」

「そうだけど……」

「もしまた馴染めそうになかったら、私がいるから安心して。一緒の学校だから、休み時間や放課後に会えるわ」

「マリー……」

「私を頼っていいわよ。だって私は、あなたの友達だもの!」


 なんて眩しい太陽なんだろう。目も開けていられなくなりそうな輝きに、目蓋を閉じそうになってしまう。

 自分にはもったいないほどの輝き。でもその光があれば、もう少しくらい背筋を伸ばせるような気がした。太陽に近付ける気がした。


「……うん。わかった。僕、学校に行くよ。逃げてばかりじゃダメだもんね。もしも前と同じだったとしても、今度は頑張ってみる!」


 ケビンが決意を表明すると、マリーが掌を向けた。応えるようにケビンも手を上げて、二人は気合いのハイタッチをした。スターターピストルのような音が鳴った。

 これはきっと、自分が変われるきっかけになる。ケビンは何となく、そう予感した。




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