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第7話

 ――そんな康大の予想に反し、船旅は順調だった。


 波も穏やかで凶暴な水生生物から襲われることも、新参海賊からの襲撃もない。

 旧海賊達がそういう安全なルートを選んでくれたのだろう。

 最初に何も考えず船をかっぱらって出航していたらどうなっていたか、想像するだに恐ろしい。


 甲板で感じる風は冷たく、少し湿っていた。

 出発前に充分寝たせいか、深夜近くになってもあまり眠くはない。

 嫌がらせがてら目を閉じると、ミーレは女神とは思えない体勢で寝ていた。写真機能があれば、その姿だけで脅迫に使えそうだ。リベンジポルノとかそういうのではなく、女神の尊厳を著しく貶める不細工面として。


(これは武士の情けだな……)


 康大は見なかったことにし、目を開いた。


「良い風だな」

 同じく手持ちぶさたになったのか、ハイアサースが話しかけてきた。先ほど死にそうな状態だったので回復魔法をかけ、今は肌の色つやも良い。


「そうだな」

 康大もそれに付き合う。


「……その、少し聞きたいことがあるのだが」

 ハイアサースにしては珍しく、口ごもりながら言った。

 何かいつもと違う雰囲気に、康大は茶々を入れず、黙って先を待つ。


「……その、聞きたいのは圭阿のことだ」

 やおら、言いにくそうにハイアサースは切り出した。


「圭阿がどうした?」

「……お前は婚約はしたが圭阿の方が若いし……その……」

(ああ、そういう話か)


 康大はハイアサースが何を言いたかったのか、何故言いづらそうにしているか理解した。

 以前もはっきりと言ったのに、どうやらザルマが余計なことを言ったせいで、無駄に意識してしまったらしい。


 康大はため息を吐いたが、それでもはっきりと言った。


「何度も言うが、俺は圭阿には性的な魅力は感じていない。俺が愛……す、

好きなのはお前だけだ」

 さすがにここで愛しているというのは、康大にはハードルが高すぎた。「好き」と言うだけでも、恥ずかしくて顔から火が出そうだ。

 それでも口に出すのが誠実さだと、康大は信じていた。


 康大に次いでハイアサースの顔も真っ赤になる。

 誰が見ても初々しい2人だった。

 そしてそんな2人を圭阿が見逃すはずがなく。


「おやおや、良い空気ですな」

「またお前か……」

 ハイアサースはあからさまにうんざりした態度で言った。


「拙者でござる。いやあ、この分なら()()()もそう遠くないかと――」

「そういうお前こそどうなんだ。いちおうアレでも、熱烈に愛されているのだろ?」

 そう言ってハイアサースが船の真ん中で熟睡しているザルマを指さした。

 その瞬間、圭阿の表情が変わる。


「冗談でも笑えないでござる」


 全く抑揚のない声が、圭阿の嫌悪感を如実に表していた。自分が犠牲になることも厭わない圭阿も、相手がザルマだった場合は考えを改めるかもしれない。


「やれやれ、これからこの話をすると、そういう切り返しをされそうでござるな」

「そういうことだ」


「あの――!」


 2人が話していると、見張り役の海賊がマストから降りてきて話しかけてくる。

 圭阿と違い彼の表情は真剣で、冗談を言う雰囲気では無かった。


「どうしたんだ?」

「いや、ちょっと気になることがありやして……」

(うわっ……)

 康大は絶望的に嫌な予感がした。

 「気になること」、という単語は、だいたいの物語において「悪い知らせ」と同意義だ。場合によっては、()()()()()()()()()()()()()()()()()

 そうと分かっていても聞かないわけにはいかず、「言ってくれ」と話を促した。


「へい、何かさっきからやけに霧が濃いんですよ。この海域はそんなに霧が深いわけじゃねえんですけど……」

「霧が……」

 時間が深夜であるため、霧が出ようが出まいが一寸先はほとんど見えず、康大はそのことに気付けなかった。なんとなく湿って冷たいなと思ってはいたが、この辺りはそういうものだと思い込んでいた。


 つまり異変は既に始まっていたのだ。


「逆に聞くけど、こういう時はどうするべきだと思う?」

「まあ普通より慎重に進むぐらいしか……」

「じゃあそうしてくれ」

「へい!」

 康大の指示で帆が閉められスピードが落ちる。康大は本当にこの船で、船長と同等の権限が与えられていた。


 それから数分後。


 海賊船の前を別の海賊船が横切る。


「あぶねえ!」


 操舵手の海賊は舵を急激に回しながら叫んだ。

 幸いにも相手の海賊にとってもこの邂逅は予想外だったようで、間抜け面をさらしたまま、横切っていく。

 唯一冷静に対処できたのは圭阿で、彼女は苦無を敵か味方も分からない海賊達に向かって容赦なく放った。


 その攻撃で一偏に2人の海賊が、動かぬ死体となる。

 一方、旧海賊側の動く死体は圭阿を怒鳴りつけた。


「いきなり何喧嘩売ってんだよ! 友好的な奴らだったかもしれないだろ!」

「それはあり得ませぬ」

 圭阿は康大の希望的推測がすぎる生温い意見を一蹴した。

「いかな拙者と言え、敵か味方かも分からぬ輩に、いきなり苦無を投げたりはしませぬ。あの海賊船は昨晩戦った海賊と同じ旗印をしておりました故、攻撃しました。おそらく、面子を重んじ、すぐに復讐の旅にでたのでしょう。敵ながら天晴れと言えましょうな」

「褒めてる場合か! ってそういうオチかよ! っうわ!?」


 突然進路が変わったことで、康大は甲板で振り回され、ブルワークに思いきり腰を打ち付ける。


「わ、わ、なんだなん――ごげ!!」

 寝ていたザルマはさらに被害甚大で、頭から豪快にぶつかった。


「お頭どうしやす!?」

 康大が怪我をさする暇も与えられず指示を仰がれる。


「逃げろ!」


 康大は即答した。


 前回のような奇襲作戦に使える火薬の準備もない。大駒も圭阿しかおらず、戦力は前回の半分。さらにこの海域の状況も分からず、戦って勝てる要素が全く思いつかない。


 ――である以上、選択肢は一つしかなかった。


「アイアイサー!」

 康大の指示に海賊達は誰1人逆らうことなく従う。皆、この状況で戦うことの無謀さが分かっていたのだ。

 唯一ザルマだけが、「また蹴散らしてやれば良い!」と気炎を吐いているが、実際の戦いが始まったら確実に役には立たないだろう。


「逃げ切れるか!?」

 康大は操舵手に聞いた。

 操舵手は複雑そうな顔をし、「難しいっスね……」と素直に答える。

「ここが入り組んだ海域で、暗礁が多いなら良かったんスけど、実際は沖のど真ん中で、向こうの方が船足が速いから、方向転換した後、すぐに追いつかれると思いやす!」

「どこか撒けそうな所は無いのか!?」

「残念ながら俺は知りやせん!」

「ああもう!」

 康大は頭を抱えた。


 メイド達の話を聞いた時、てっきり()()()()のアクシデントに遭遇すると思っていたが、実際はもっと現実的だった。


(最悪また同じことしなくちゃならないだろうな……)


 出来ることなら二度としたくなかった。

 しかしそうしなければ死ぬという状況なら、わがままを言ってもいられない。


 しばらく逃げていると、船の脇に水柱が上がる。

 おそらく魔術師が例の火球の呪文を唱えたのだろう。魔術師はあの船に乗っている者以外にもいたのだ。


()()、どうするでござるか。命令があらば、この圭阿、命に代えてもお止めしますが」

「な、そんなことは――」

「それは最終手段だ! まだ逃げ切れないと決まったわけじゃない!」

 ザルマが言い終わる前に、康大が圭阿の申し出を退ける。

 まだ希望が全て失われたわけではない。康大にはそう思えてならなかった。


 そしてそれはすぐに形となって現れる。


 一緒に絶望を引き連れながら――。


「お頭! 前方に別の船がいやす! それもばかでかいのが!」

「次から次へとなんだよもう! 敵の援軍か!?」

「分かりやせんが、このまま行くとぶつかりやす!」

「だったらとにかく避けろぉ!」

 康大は絶叫した。

 こんな事なら小型船舶の免許でも取っておけば良かったと思いながら。


 操舵手が再び大きく舵を切り、ぶつかる寸前で船を避ける。

 その結果、本来当たるはずだった魔術師の火球が、康大達の乗っている海賊船にではなく、その正体不明の船の横っ腹に完璧に命中した。


 だが――。


「無傷……?」

 康大だけでなく、甲板にいた全員が呆気にとられた。

 船体に直撃したというのに、まるで何事もなかったかのように船は波に漂っていたのである。

 その船が文明レベルを張るかに超越した鉄鋼船だった、というわけではない。むしろ大きいだけで装甲は普通の船より下に見えた。

 

(これ多分碌な船じゃないな)


 康大は確信した。

 異常に丈夫なだけでなく、船から感じるその禍々しい気配が、決して康大を安心させてはくれなかった。何よりボロボロのマストや、穴だらけの船体、そしてそんな状態で普通に航行できていることが、ある3文字の船を連想させた。


(それでも今は頼るしかない!)


 康大はその防御力に賭けた。


「総員迂回した後、あの船で乗船できる場所を捜せ!」

「え、あの船に乗り込むんですかい!? アレはどう見ても幽霊……」

「死人ならこっちにも2人いる! 海の藻屑になりたくなけりゃ言うことを聞け!」

『アイアイサー!』

 康大の叱責で海賊達は不承不承作業を始める。


 幸いにも、というべきか乗船用の縄ばしごは、新参海賊に追いつかれるまえにすぐに見つかった。

 だが海賊達は怖がって誰もそのはしごに触れようとしない。


(仕方ない)


 康大は彼らの助力を諦めた。

「これから俺達はこの船に乗って、アイツらを牽制する。その間お前達は逃げろ!」

『お、お頭!』

 再び康大が見せた自己犠牲に、海賊達は感動する。


 康大は「そんな反応されても一文の得にはなんねえんだよ!」という本音をかみ殺し、頰をぴくぴくとさせた。


「然らば拙者が先陣を切るでござる!」

 圭阿が縄ばしごを登るのではなく、飛び上がって甲板に上がる。

 康大、ハイアサースとそれに続き、最後はかなり迷ってからザルマもはしごを登った。


 船に乗ったのはそれだけで、海賊達は4人が船から出て行くと、急いでその場を離れていく。

 縄ばしごからその様子を見ていた康大は、


「まあなんだかんだ言ってもアイツら長生きするタイプだよな」


 しみじみと思った。


 ――などとどうでもいい感慨にひたっている余裕は、今の康大達にはない。


 康大はすぐに頭を切り換え、甲板に上ると反対側――新参海賊が来ている方へと移動する。

 すでに圭阿もそこにいたが、苦無を構えてはいるものの、まだ攻撃はしていなかった。

 康大は彼女の隣に並び、その理由をすぐに察する。


「霧で全く見えないな」

「御意。この船に上がった途端、真昼になったかのように明るくなりましたが、その分霧も濃くなり、まさに五里霧中でござる」

「今までの霧もこの船が元凶か」

「断言は出来ませぬがおそらく……」

「おーい!」

 やがてハイアサース、少し遅れてザルマもやってくる。


「何だここは!? いきなり時間が飛んだようだが……」

「け、圭阿卿! 何が起こってもこの私が――」

「どんなに落ちぶれても貴様の手は借りんわ」

「・・・・・・」

 3人がそんなやり取りをしている間、康大は自分達が上ってきた縄ばしごがあったあたりまで引き返す。


「まあそんな気はしてたけどね……」

 本来あるはずの縄ばしごは、綺麗さっぱり消失していた。


 立ったフラグは必ず回収。


 康大達は校舎に続いて、今度は幽霊船に閉じ込められてしまったのである。


「御大、どうされましたか?」

「帰り道が消えた。死と智の館同様、また地力でここから出なくちゃいけなくなったよ……」

「ぬぬ、急いでいるというのに、かくも天は試練を与えるものなのですな」

「同感だが、(めがみ)にはそんな力も無いと思うぞ」

 せめて派遣社員から正社員になれる力ぐらいは身につけてこいと康大は思った。


「ほ、本当に帰り道が無いのか!?」

「ああ、ない」

 顔を青くして聞いたザルマに康大は断言する。


 一方、ザルマのようなキャラ付けでも、本業は聖職者であるハイアサースは冷静だ。

「死の臭いに満ちあふれているな。まるで海を漂う墓場だ」

「ああ。おそらくここは九分九厘幽霊船だろう。俺達はこれから――」


「なんだここはぁ!?」


 康大の言葉を遮って、不意に聞いたことがないだみ声が全員の耳に届く。

 反射的にそちらを向けば、文字通り海賊船長といった風体の恰幅の良いひげ面の大男と、数人の部下らしき筋骨隆々の海賊がいた。


 圭阿は苦無を構え、康大もハイアサースを守るように前に立つ。動きは鈍いが、腕力で圭阿に続く戦力であることを自覚していた。

 ハイアサースもいちおう短剣は抜いたが、役には立たないだろう。そのハイアサースよりさらに役に立ちそうもないザルマは、甲板の隅で、生まれたての子鹿のように震えていた。


「何だァ!? てめえらは!?」

「まずは自分の名前から名乗るがいい」

 圭阿が怒鳴り声をやり過ごし、冷静に言った。

 その目に感情の色はなく、いつでも殺せる準備が出来ていた。

 実際にそれをしないのは、彼女の試算がまだ()()が無傷で切り抜ける未来をはじき出せていないからだ。


「はっ!」

 髭の男は鼻で笑った。

「見て分からねえか! 俺達は海賊よ! そして俺は最高の海賊、キャプテンソルダ様だ!」

「知らんでござるな」

「はっ! 小娘にしては良い度胸だ!」

「・・・・・・」

 にらみ合う少女と海賊。

 誰もが一触即発の空気を感じていた。


 しかし、この状況にさらに事態を混乱させる第三者が介入する。


【皆様それまで!】


『!?』


 その場にいた全員が、突然聞こえた声に方々を見た。


 ――いや、圭阿とソルダだけはお互いから視線を外さず、それぞれの獲物を握ったままであった。もしそこでどちらかが視線を外していたら、その瞬間両陣営の趨勢は決まっていただろう。


【お客様方の私闘は以後禁止とさせていただきます!】


 再び声が聞こえた。

 しかし、康大達も海賊も全員があらぬ方向を見て、客観的に見てもその声の主がどこにいるのか分からない。

 海賊達もドスをきかせた声で「どこにいやがる!?」と叫んではいたが、反応は全くなかった。


【おっと、いつまでもこうしているのはお客様に失礼でしたね】


 不意に霧がさらに濃くなり、その中からにじみ出るように1人の男が姿を見せた。

 燕尾服を着てきっちり髪を固めた初老のひょろ長い男は、海賊船とはあまりに不釣り合いで、どこか、貴族の執事を連想させた。そう思った康大の分析は間違いではなく、


【初めまして皆様。私、執事のホシノと申します。以後お見知りおきを】


 そう言って男、ホシノは頭を下げた。


 いったいこの男が何の目的で現れたのかさっぱり分からない。

 ただ唯一確かなのは、


「あの男、死んでいるな」


 聖職者としてのハイアサースの言葉だった。


 日本人的な名前でありながら、日本の幽霊と違い、ホシノにはしっかりと脚がある。透けているわけでもないし、見た目は人間と変わりが無い。

 だが、生命の波動や霊力といった不可視の気から、ハイアサースはすぐにこの人物の正体を見抜いた。


「(浄化できたりするのか?)」

 小声で康大は聞く。今その必要があるとは思えないが、知っているのといないのではこの先大きな違いが生まれるだろう。


 ハイアサースは康大の質問にそっと首を横に振った。

「(アレはおそらくこの船のおまけのようなもの。この呪力の塊のような船自体どうにかしなければ、不可能だろうな)」

「(そうか……)」

 康大達はまだホシノの狙いが分からずじっと様子を見ていた。

 しかし、海賊達は康大達に比べ、極端に気が短い。


「なんだテメェいきなり現れやがって! 殺すぞ!」

 相手が幽霊であることも知らずに、1人のスキンヘッドの海賊がまくし立てる。


 ホシノはそんな海賊を完全に無視し、【それでは……】と自分のペースで話を始めた。


 それがただでさえ触れやすい位置にある海賊の逆鱗に触った。


「死ねやオラァ!!!」


 スキンヘッドの海賊は持っていた手斧を、ホシノに向かって思い切り投げつけた。蛮族にとって、手斧というのは最もポピュラーな武器らしい。

 うなり上げて向かってくる手斧は、確実にホシノの頭部を狙っていた。ホシノが外見通りのひ弱な執事なら、すぐにその頭は真っ二つに割れていただろう。


 しかし手斧はホシノに当たる寸前、その姿をかき消す。


 それだけならまだ良かったが――。


「・・・・・・」


 手斧が消えると同時に、スキンヘッドの海賊は突然前のめりに倒れた。

 倒れたことで、彼の致命傷となった後頭部の手斧に、全員が気付く。


 何をどうやったのかは分からないが、ホシノは自分に向かった手斧をそのまま返したのだ。


 勢いを殺さずに背後から。


【先ほども申しました通り、私闘は一切厳禁です。もし破られた方はお客様といえど、強制的に下船していただきますがよろしいですね?】


「……けっ!」

 ソルダが圭阿に向けていた舶刀(カットラス)を下げる。

 圭阿も持っていた苦無を懐にしまった。お互い殺意は全く納めていなかったが、その場での戦闘の可能性は消失した。


【よろしい。それでは皆様こちらへ。我が主が皆様にお会いしたがっております……】


 ホシノは甲板の下へと続く階段へと降りていく。


「どうするでござるか?」

「ついていくしかないだろ。こういう時は余計な行動を取った奴から死んでいくもんだ」

 康大はメタ的な知識から、素直にホシノの後についていった。

 その後にハイアサースが続き、圭阿が慎重に後方を警戒しながら続いた。


「……ッチ!」

 ソルダ率いる海賊達はその後に集団で続く。

 隅でビクビクと怯えていたザルマは、その更に後から取り残されないよう慌ててついて行った……。

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