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エデンの木  作者: しゃみ
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エデンの木

そのまちにはクリストファー・エデンという少年がいた。

その少年は茶色の髪に空を閉じ込めたような青い瞳をもっていた。

精霊たちに愛され祝福された少年はまちの人々にも好かれていた。

その少年には親友がいたという。

その親友はとても綺麗な顔をしていたらしい。

いわく、その親友は悪魔だったとか。

いわく、その親友は古代龍の人化した姿だったとか。

いわく、その親友は神の使いの狐だったとか。

噂は多々ある。

そもそも親友がいたかもわからない。

少年は精霊の祝福かその才能からか長く生きた。

だが少年も命を落とす時がくる。

少年が息をひきとる時、親友は大きな大きな魔法を使った。

その魔法は壮大で残酷で美しい禁忌であった。

そんな魔法を簡単に使えるはずもなく親友は少年と同じく命を落とした。

少年と親友が命を落とした場所に大きな大きな木がある。

親友が最後に何をしたかったかはわからない。

その木は「エデンの木」と呼ばれている。


✳✳


そんな話を小さい頃にきいた。

というかみんな知ってるおとぎ話だ。

そのエデンの木があるといわれている場所には今、森がある。

森は不気味な雰囲気を放っていて誰も入ろうとしない。

入っていった人が戻ってきた事はないらしい。

僕はいつか…


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