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第7話 理系スライム、登攀用意っ!!

主人公視点に戻ります。

壁面に到達したは良いものの、その壁は高く、また、金属に覆われ、スライムの肉体が染み込む隙間はありそうにない。ここまでは、スライムの脱走を防ぐためということで予想済み。


予想外だったのは、その材質である。【オリハルコン】。このファンタジー素材が壁面に全面的に使用されているようだ。羨ましい。その素材よこせ。


さて、三日前までなら諦めていたであろう、この壁。しかし、男子三日会わざれば刮目してみよ。三日前とは違うのだ!!

(ステータス)


名前:なし

種族:レギオンスライム

Lv12

HP 3520/3520

MP 5/5

STR 5

VIT 42

AGI 7

DEX 6

INT 725

LUK 3



スキル 悪食Lv7 魔力感知Lv8 状態異常耐性Lv8 増殖Lv6 溶解液Lv9 ニードルLv3 胞子Lv1 催眠誘導Lv1 腐蝕Lv4 病魔Lv1 鑑定Lv3 触腕Lv1


称号 シナリオブレイカー 神の八つ当たり対象 転生者 同族殺し スライムキラー


ところで、ずっと前から思っていたのだが、LUKというのは実際どんな意味を持つのだろうか?あの女神のせいでずっと増えないのだとしたら…あいつをもう一発殴る理由ができるようだ。大して今と何も変わらないな。


【触腕】というのは、伸ばしたスライムの肉体をより正確に、素早く動かすことができるパッシブスキルらしい。情報のリソースは実験だ。【ニードル】の先に【溶解液】出して、なぜかめちゃくちゃ湧いてきたスライム達の核を刺してるうちにゲット。湧いたスライムからスキルは特に手に入らなかったことから、スキルを手に入れられるスライムは発生から時間が経っているということが考えられる。


さて、【増殖】こそがこの壁を登るミソ。沈むのならば、沈む単位時間当たりの距離より、増殖して縦に伸びる距離が大きければよい。具体的にいうと、最下層のスライムを横に広がるようにして、連続で横に増殖するようにさせる。上のスライムはただただ上に増殖していく。以上!バランスを崩さなければ、ある程度の高さまでは行ける。


もしかしたら上に攻撃を仕掛ける存在がいるかもしれないので、スライム達の穴ができた時の穴埋めのために数体分身体スライムをゴミだめ中に放置して、上の方法を実践する。


第一段階 横に広がったスライムにさらに横に増殖させる。…成功。

第二段階 上に増殖する。 …よし、身体10体分の高さまでいけた。継続する。

こうして上に増え始めて30分。




突然、魔力感知に反応があったかと思うと、


上からUMAが降ってきた。

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