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理系スライムは汚物の海から這い上がる  作者: 愚痴氏
第二章 現地種族との接触
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第76話 愚者は経験に学ぶ

ブクマありがとうございます。

軽く食料も洞窟に投げ込み、

何度も寄り道をしながら、何日かかけて120キロほど散策することで拠点となる土地を定めることに成功した。


ここまでが長かった。いわゆる安定陸塊ともいうべきか、大地の運動が完全にロストしていたのだ。

震度ゼロの地震なんてのは常日頃起こっているものなのだが・・・

と、まあ、それはいい。


安定した大地というのは火山活動その他のマグマエネルギーと裏表の関係であり、

マグマエネルギーから遠いほど地震も少ないと言える。


つまり、目的地としてふさわしくない場所が続いていたのだからこれだけ時間がかかっても仕方あるまい。


火山灰質の、さらさらした土壌を目指し、標高2千mは概算であるだろうか、そんなふもとに拠点を定めることにした。

地上にわずかな穴をあけ、地下の奥深く、マグマだまりの直上に広大かつ扁平な空洞を形成、これを利用した簡単な陣地を作成する。


もちろん、ただの陣地ではない。

マグマによる熱を利用した高温高圧の水蒸気による熱魔力変換。高魔素生成の半永久機関だ。

急冷したガラスのように、温度差による破壊などが起こらないように注意して配置する必要があったのだが、それは、割愛しよう。


無尽蔵に供給される高魔素を利用して、振る舞いの違いと生体に対する反応の調査・研究、さらに高魔素に含まれる魔力を利用した、経験値・食糧入手と魔力消費系スキルのレベル上げを行なっている。


研究とは言えど、大掛かりな検査機器などを用いず、一般の物質や魔素との魔力の伝導率や様々な状況における違いを調べるだけで、地球で行われていた研究とは比べ物にならないほど検証方法がおざなりなのだが、致し方あるまい。


因みに、拠点で本体のスライムを安置し、模擬人体の方と分離したのち、色々な実験もとい訓練を繰り返した結果、現在のステータスはこうなっている。


名前:アリス

種族:グラトニーレギオンスライム・ヒューマノイド

Lv15

HP 154800/154800

MP 548/548

STR 123

VIT 467

AGI 47

DEX 857

INT 25480

LUK 5


スキル

暴食Lv6 魔力感知Lv10(MAX) 状態異常耐性Lv10(MAX) 身体強化Lv7 

火属性魔法Lv10(MAX) 水属性魔法Lv10(MAX) 氷属性魔法Lv10(MAX) 雷属性魔法Lv10(MAX) 光属性魔法Lv10(MAX) 圧力魔法Lv5 

増殖Lv10[MAX〉 溶解液Lv10(MAX)ニードルLv9 胞子Lv1 催眠誘導Lv1 腐蝕Lv5 病魔Lv1 鑑定Lv6 触腕Lv4 サイズ縮小Lv9 魔撃Lv5 消化Lv4 胃袋Lv2 分裂思考Lv10(MAX) 毒精製Lv3 隠形Lv4 再生Lv5 乾燥耐性Lv9 王の風格Lv3 魔力操作Lv10(MAX) 保護色Lv1 連携Lv6 光合成Lv3 精力増強Lv1 腕力増強Lv3 体術Lv1 飛行Lv8 


称号 シナリオブレイカー 神の八つ当たり対象 転生者 同族殺し スライムキラー 世界のガン 不死者(イモータル)


これまで魔力が足りなかっただけでそれを使う頭数は十分すぎるほどあったので、魔力の供給源を確保するやいなや、面白いように魔法スキルをはじめとするMP使用系スキルのレベルが上がっていった。


数の力は偉大である。


だが、魔法系のスキルや魔撃などの攻撃系スキルはカンストさせたらゲーム的には派生スキルが生えてくると思ったのに、予想に反して全くその兆しは見えない。

想像力が欠如しているとでも考えた方がいいのだろうか。そこらの空飛ぶトカゲを捕食して得た念願の【飛行】スキルのように捕食して入手できると良いのだが。


これらの魔法の試し打ちを行う際に的となってもらったここいらの魔物たちだが、

ここらの魔物は、地形やマグマが何か関係しているのか、一般に動きが速く、火属性魔法を使うものが多い。また外殻として岩石を模したようなものを体にまとう、カメに似た種が見られた。


素材的には財宝の山だったのだろうが、加工技術も、採集技術もない者には酷だろう。

代わりにできたのは、丸呑みによって栄養と化すること、抽出して金属塊として精製することだけだった。



―――――うん、いつも通りだわ。



もののついでにビット兵器に似た代物を創ってみた。ガン〇ムにちなんで、ファンネル、と呼称することにした。原作ではファンネルと言いつつ、全くろうと(ファンネル)の形をしていないものが多いので、1辺が15㎝ほどの正四面体の頂点に一つ穴が開いた形状のモノでも全く問題はあるまい。


やはり本体が接近する→殴る、よりもビットの小型機器を接近させる→魔術で殴る、の方が本体が動かない分、消費される魔力量が少なく、コストパフォーマンスに優れている、という試算からだ。

分体(スライム)が中に仕込まれているため、実質的にはビット兵器とはいいがたいが、魔力供給や操作の心配をする必要がない。


予想外にうまくいき、【ニードル】による接近戦からひとつだけ備え付けられた魔術式の砲の砲撃もこなし、弱いワイバーンらしき魔物を単機で狩ることができた。

ここからは自分の金属加工技術ではまかなうことのできない領域にまでできたので、ひとまず良しとする。


ひとまずは、そう、


スキルレベルをカンストさせた後に、スライムの生体構造について、人体(?)実験を行う。

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