表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/155

第42話 熱魔力変換装置

ブクマありがとうございます!


熱魔力変換装置を使って発生した、高い魔力を有した魔素を、空気ごと食べてみる。


うん、無味無臭。そしてすごく冷たい。だがやはりエネルギーは供給されているようで、魔法の練習で常に6割くらいしかなかったMPが一気に8割近くまで回復した。持っている魔力がそもそも少ないということなのかもしれないが、とにかく、魔力回復の手段が増えたわけだ。


ものは試しで回復したMP分だけ火属性魔法を使い、熱を装置に与える。あくまで装置を壊さない程度にゆっくりとだが。

そうして与えた熱エネルギーを魔力の形で回収する。これによって理論上魔力⇒熱エネルギーの変換効率が分かる。装置の反応部に流れ込んだ空気やそれに混じる魔素のことを考えると、魔法で作った熱エネルギーはその消費魔力のわりにあまり多くはないようだ。

熱⇒魔力の変換効率は低いことが当然で、連続使用して高めることが前提とされているが、攻撃手段その他に使われる「魔法」というのはその目的からして高めておいて損はない。1回しか使えないしね。変換効率悪いせいで、一発分のMPがかさんで魔法が後一発出せなくて殺されました~、なんて洒落にならん。


やっぱり自己強化は怠ってはならないね。

潤沢に使用できる魔力源ができたのだから、魔法系スキルだけでなく、身体強化なんかも無限にかけ続けることができるだろう。頭数は栄養の限り無限に増やせるのだ、魔力消費系スキルレベルアップのボトルネックはすでに脱したと言っても良いだろう。夢が広がるぜ。


ここから一気に強化してやるぜ、と言いたいところだが、まだ一つだけ課題がある。栄養課題だ。これも同様にして方策が見つかっている。熱魔力変換装置(まものをうむきかい)があるのだから餌を養殖しましょう、という話だ。魔物だけを食べ続けたことなんてないのでそれで必要十分な栄養素を得られるのかわからないけれど、自分がスライムという弱い魔物である以上、蓋然性からいって魔物の持つ栄養素で必要な分は賄えるはずだ。

データベース上ではこんなに大規模に使用されたことはないようだから、心配だけれどその副作用を調べる実験も兼ねている、と割り切ることにする。


装置をかなり間隔をあけて設置してフル稼働させ続けるだけの簡単なお仕事です。

装置からは一定時間ごとに魔物(大体ゴブリンかスライム一体)が発生するのでその生まれたばかりの生命をぱくりといただく。働かずに出てくるご飯はうまい。味覚感じたことないけど。

装置の一つ一つの大きさを一定にしてあるので魔力量も一定となり出てくる個体も特別強いとかないのだが、その分一体一体が小さく、一定以上の頻度で出てこないと空腹になる速度のほうが速い。空気中の魔素に魔力を与えるという性質上、【圧力魔法】の応用で送風とかしないとどんどん出現頻度が下がるので、管理フリーとはいかない。難儀なものだ。


そういえば、高い魔力を有する魔素(高魔素と言おうか、長いから)から発生する魔物は当然ながら魔力を含んでいるはずなのだが、魔物を狩っても魔力は回復しない。この違いは何なのだろうか、まあいいや、他の分身体(やつら)に任せよう。


ピコン!スキル【圧力魔法】のレベルが上がりました!

ピコン!スキル【魔力操作】のレベルが上がりました!

ピコン!スキル【暴食】のレベルが上がりました!

ピコン!スキル【身体強化】のレベルが上がりました!

ピコン!スキル【サイズ縮小】のレベルが上がりました!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ