第27話 略奪品を調べて け、しけてんなあ、とかいう奴www
地上に残されたゴブリンの武器。
例の二回り大きいゴブリンの武器は【溶解液】で溶かされてしまい、もう残っていないのは悲しいが、なってしまったものは仕方がない。
ある物を手当たり次第鑑定。まあほとんど前のゴブリン村襲撃の際の物より品質は悪いのは見た(?)だけでわかるが。
【鑑定】。
名前:ぼろい直剣
ぼろい剣。素材に戻すと有用。
名前:ぼろい剣
ぼろい剣。ぼろさひどすぎて【鑑定】する意味なし。
名前:ぼろいフランベルジュ
ぼろい剣。同上。
その他合わせて95振り。
名前:ぼろい革鎧
ぼろい革鎧。もはやくたびれたただの革。
この量、ざっと180はあるぞ。幼体を抜いて考えると、全て戦闘員と考えていたのかな?
名前:木の棒
木の棒。素材自体もありふれたもので耐久性もお察し。
×543ヶ。
名前:薙刀
名もなき薙刀。頑丈で、全く刃こぼれもない。
うん、前回のゴブリン狩りの時よりもゴブリンの数は多いはずなのに、戦利品はめぼしいものが少ないな。
轢殺した人間のほうがいいもん持ってたぞ。
とりあえず、木の棒と革鎧は素材として価値もないので食べてしまおう。
剣と薙刀はもったいないので保管。
地下へと移動する。
っと、ゴブリンの眼球の分解、再構成が終わったようだ。
ピコン!『モノクロ視覚』を得ました!
視界がモノクロながら、【魔力感知】に頼りきりのころよりクリアになる。と言っても文字通り視界にはいるものだけで、視界の外になると【魔力感知】に頼りきりだが。
聴覚よりもずっと情報量が多くて、辛いが、経験を積むことで必要なものだけを処理できるようになるだろう。慣れだ。
色を認識しているのは、正確には特定の波長の光に反応していると言い換えていい。
そもそもスライムには光に反応するシステムすらないのだからカラーの視覚を得ようとするのはすこし欲張りかもしれない。
とにかく、今は視覚、聴覚を両方得た以上、諜報いけるんじゃないかな?




