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第24話 ねんがんの しかく をてにいれた!

ブクマがなんか増えてる…頑張ります

地上班が再び移動を始めてしばらくしたころ、本体含む地下班1もこれまで来た穴からの円筒形での移動を終え、また穴を掘って地中に潜んだため、その分だけ、思考のキャパシティがあく。つまり、全体を見回す余裕が生まれる。


聴覚を得た今、行動指針にも少し変更を加えてもよいだろう。

まずは全ての分身体達に渦巻き管を標準配備。各スライムが得られる情報は処理できる範囲内なら多ければ多いほど良い。


余計な渦巻き管構成スライム達をヨモギの再生能力の検証に向かわせる。

あとは、やはり視覚研究だろう。【魔力感知】があるとはいえ、やっぱ元人間としては視覚はほしい。

地上班に探索を一旦停止、検証にとりかからせる。


さて、念願の視覚研究であるが、まずは眼球の残骸からもっともスライムに足りない、光を電気信号に変換する視細胞を取り出す。視細胞にも明暗を見分ける桿体細胞と色を識別する錐体細胞に分けられる。


まずは桿体細胞だろう。そのシステムは桿体、錐体ともに同じで、光により細胞内の物質が分解されることを起点としているのだが、錐体細胞は光の3原色に応じて3種必要となるのだ。つまり、錐体細胞の研究に必要な労力は絶対に桿体細胞よりかかるとみて間違いない。


まあ分別なんてしないけどねっ!!

なぜなら桿体細胞と錐体細胞の数は100倍以上の開きがある。視細胞を俯瞰的に見れば、桿体細胞の持つ物質が錐体細胞のそれに比べ圧倒的に多い。【サイズ縮小】のスキルレベルもそう高くない以上、これで十分だ、今は。


まずは視細胞を小分けにする。

さらに、スライムを重ねて、真ん中に穴の開いた、’しぼり’を作成。しぼり以外に光の入ることのないようにしぼりの外周からスライムの壁を作る。そのスライムの壁をつなげていき、ピンホールカメラが完成。

しぼりと反対側に視細胞をばらまけば、完成。ピンホールカメラのしぼりからでた光が視細胞にあたり、電気信号を発する。その電気信号から2次元の映像に変換すれば、ものを’見ている’ことになる。

この手法は正直例の光で分解する物質の単離をしても大した量にはならないからで、ちゃんと、スライムの体内でできた物質を光で分解させることでものを見るようになるためには、まだまだ、材料の寿命的にも足りない。

進めるためには、短期間で大量に、同一種の眼球が必要となる。

狩りをしなければならない。

地上班は獲物を求め爆走しだす。





視覚(モノクロかつ一瞬)

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― 新着の感想 ―
[一言] なんだろ?この主人公が「じょうじ」と鳴くアイツらに見えてきた。
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