△4冊目「めっきらもっきらどおんどん」を読んだよ!
語感が素敵タイトル絵本の世界では有名すぎる良書。ちなみに下のチビことゆー君が大好きでたまらない一冊でもあります。
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<amazonよりあらすじ抜粋>
遊ぶ友だちがみつからないかんたは、お宮でへんてこなおばけたちと出会って愉快に遊びますが……。躍動することばと絵が子どもたちを存分に楽しませてくれるファンタジーの絵本。
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このお話は小さな異世界ファンタジー詰め合わせといってもいいのかな。
・誰もいない神社
・夏休み
・こちらではない世界へいく合言葉
・こちらではない世界
・妖怪(お化け?)と現実では起こりえない遊びの数々。
・そして元の現実に戻る合言葉
どうですか?
溢れんばかりにワクワクするのに、プラスして日本の原風景がそこにあったり。
かつ、この絵本はキャラがたち、テンポがいい。
気持ちいいんだよね、読んでいて。
テンポが良くてシンプル。話がすっと入ってきて、
字がまだ読めない息子君が、お話の展開を覚え、なんちゃってでありますが、自分で読んでみたり、保育園の先生さながらに読み聞かせを、親やお姉ちゃんや、見えない誰かに(笑)してくれていたのですが、そんな保育園児がお話をなぞれるくらいにはシンプル。
しかし、それは単純な言葉の並びではなくて、やはりきっちりとしたお話構成があって、むしろ無駄が無く、躍動感があり、収まる所に収まって。
ラスト。思い出せない合言葉。
これを我が家の子どもらは暗記してそらで言うのだが、主人公は思い出せない。
君ならわかる? と問いかけてきてEND。
素敵な感じです。
ちなみにゆー君は、発表会で劇ごっこをしました。
3匹の妖怪のうちの「もんもんびゃっこ」役をしたのですが。先生の苦心が伺える。絵本を劇にするのは、本当に難しいだろうなぁ、とかつての演劇少年は思ったりしますが。うん。
あ、それはともかく、大人ながらにもワクワクする感じです。めっきらもっきらどおんどおん、お薦めです。