▲1冊目「小学時代を思い出そう!」を読んだよ!
オンライン/オフラインを問わずして、素敵な読書タイムを提供してくれた良作を紹介する読書感想文です。
という事で、オフラインは勿論、本の虫になった時の僕のマストブックな訳ですが、オンラインは小説家になろうで衝撃的な出会いをした各作家先生の作品を紹介していいたいと思います。
正直ですね、自分の更新より小説家になろうの各先生方の作品拝読の時間が楽しくてならないのですが。
そんな中、レビューも書かせてもらったかなめん先生の「小学時代を思い出そう!」をピックアップしたいと思います。
まずは僕のレビューから。
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アラサーアラフォー世代に捧ぐ、それ以外の世代にも捧ぐ!
なんでしょうね、このワクワク感は。
作者の記憶力、構成力もさることながら、1つ1つが暖かいエピソードなのも、それでいて大人になった今、あの時代がファンタジーのような、そんな錯覚にさせられるあたり、万人が読める一品で。
勿論、時代的に近いからこそ楽しめたという事もあるかもしれないけど、1980年代を知る1つの資料としても興味深いのではないのでしょうか。
何より当時から現代を通して、溢れる優しさは作者ならでは。読んでいて優しくなれるのがまた、ほっこりします。
一話一話がすっと読めて、かつ話数が多く、さらに友達や憧れ、恋心が繋がっていくあたり、これがまた爽快で。
お時間あれば、いや、なくても是非是非の一品です。
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懐かしさ、ノスタルジーもさる事ながら
思い出は、友達や学校だけじゃない。
その次代の風景、匂い、繋がり。もういなくなった人、忘れられない想い
ぜんぶ全部でしょうね。
一話読むのに3分かからない。
でも365話超過(!)一通り読むのに、結構な文量です。
現在の所、毎日更新。それも驚愕です。
停滞すると時間が長くなる僕は見習いたい。見習わねば!
この作品の好きな所はレビューにも書いた憧れや恋心もなのですが、
何よりも、何よりもですね。
現在=過去
って事でしょうか。
過去が良かった、ではなくて。
過去があるから現在があって。
今に至って、過去のあの人の言葉にはっとさせられたり。
過去の否定が無い事がね、やっぱり素晴らしいんですよ。
あの頃が良かった。どうしてもそう言ってしまうけど、
その言葉が微塵も出ない。このキラキラした感じが本当に眩しい。
できれば作者のような、そんな素敵な大人になりたい、と。
大人になりきれない僕は思ってしまう訳です。
作者:かなめん様
タイトル:小学時代を思い出そう!