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第六話 一つの職場に二つの職種という現状と、起因するすれ違い

 冒険者たちの質問にこういうものがある。

 エレベーターボーイよ、エレベーターの操作ばかりで退屈ではないのか、冒険者と一緒にダンジョン攻略をしようとは思わないのか、と。

 エレベーターボーイは全くそうは思わなかった。

 剣を振るう。呪文を唱える。化け物を切り刻み、焼き滅ぼす。そういった行為になんの興味も見いだせない。

 彼のエレベーターが万全に作動しているときこそエレベーターボーイは幸せなのだ。

 変な男だ。冒険者たちは彼を評価する。

 そしてエレベーターボーイもまた彼らを同様に評価している。

 だが、エレベーターボーイはダンジョンという危険な職場に魅了されていたし、その点のみで冒険者たちと共通点をもっていた。

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