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第四話 ダンジョンとエレベーター、両者のもたらす競合作用

 ダンジョン。

 エレベーター抜きだと、冒険者たちは途方もない長さの階段を上り下りせねばならず、移動だけで彼らは疲れ果ててしまい、もうダンジョン制覇の余力など残りはしない。

 一方、エレベーターは一日三交代制の大勢の労働者と熱水機関抜きでは、ものすごいパワーをまとってダンジョンを縦横に駆け下りることなどできない。一昔前は人力や、水力のエレベーターが使われていたが、それも今は昔。今日ではそんなのろのろと動く代物は顧みられることはない。

 時代は加速しているのだ。

 遅いエレベーターというのは、利用客のみならず、エレベーターボーイにとっても我慢ならぬ、ストレスの源にしかなりえなかった。



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