2人増えたら面倒は2倍
改造されてから2ヶ月がたった、近況報告をする
まず仲間が2人増えた。1人目は福間ナツ 黒髪ポニーテールの目がキリッとした肌の白い女の子だ年齢は17歳
特技は圧倒的な機械修復&改造技術、彼女も改造手術をされた被害者だ モチーフは自爆アリ文字通り自爆する、ただ自爆と言っても火が出るのではなく強力な毒を撒き散らす
まあ自爆特攻の為の捨て駒だ、研究室を襲撃した際に連れ出した。
そして2人目 香里シュン イキった赤髪短髪に年齢14歳とは思えない筋肉をもつ少年だ彼は改造の失敗作、筋力は化け物だが俺程ではなく特別使える技もない 殴る蹴る殴る殴るだ
彼はナツの親戚の子供らしくナツの要望で助け出し生意気にも俺らに着いてくると言ってきたからナツの説得もあり
渋々許した 正直役に立つのか
「なんだよ俺様の顔になんかついてんのか?」
鬱陶しそうな顔で聞いてくる、なにもないよと言って水を飲む
「こーらシュンいちいちつっかからないの」
ナツが注意したがシュンは無視してパンを食べる
「どうぞ」ナツと俺の分の飯が運ばれてきた
「ありがとうございます、いつもすいません」
ナツは礼を言いお金を渡す
「いいのよわたしゃしたくてやってるんだから」
今の俺たちはゲショクの支配下の地域にある飯屋に来ている。
ゲショクの支配下の地域では俺ら3人は指名手配されている
もし匿ったりなどしたら即刻死刑だ。
だがこの食堂のおばあさんはいつも俺達に温かいご飯を用意してくれる、ありがたい話だ。 そうして飯を食べ終わった俺達は街に出る
「はぁーあゲショクの支配下の空気は最悪ね」
「全く同感だ」
荒れ果てた街の景色何かが腐った匂い 汚い空気
何をとっても最悪だった、「俺様ちょっとトイレしてくるから」
シュンがそう言い残し俺達から離れた
「別にお前の粗末なもん見ても何にも思わねーからここでやれよ」俺が軽口を叩くとシュンは顔を真っ赤に染めながら
「黙れ!しね!」と言って走り去っていった
「もう仲良くしてよ」ナツが何か言ってるが無視、そういえばっとナツが言う
「あなたからまだ名前を聞いてなかったわなんて言うの?」
そういえばまだシュンにしか言ってなかった順番が前後したな
「俺の名前は風間ふゆきだ」
へぇ〜っとナツが言う
「なんだ?俺の名前は変か?」
別に普通だなって思っただけよ、そう言いシュンをまつ
遅い、遅すぎるアイツは月経でも来たのか
「シュンを探しに行くぞナツあいつが自慰行為中でも関係ない」
「えっ?さすがにそれはちょっと」
ナツが何か言ってるが無視だ、そして俺が1歩踏み出そうとしたその時
「誰かあいつを止めろ」「ナンバーズを呼べ」「改造人間だ」口々にそんな事を叫ぶ奴らが走っていのが見えた
ナンバーズに改造人間そんなワードをだすのはゲショクの隊員だけだ
冷や汗がでる
「ナツ!シュンが危ない急いで向かうぞ!」
俺はナツの方をむくと
「やだっ!私シュンのシュンを見るのはまだ早いと思うの私!乙女だからァ!」モジモジしながら意味不明な事を言う
はぁもう置いていくか
「今置いて行こうと思ったでしょ?そうはいかないわ」
「なら早く着いてこい」
俺達はゲショクの隊員が向かった方向へ走り出した