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DRAGON FLY MAN   作者: ルースマ
序章
1/4

彼はヒーロー

登場人物

主人 ???

ドクター 秘密結社ゲショクの1番の腕利きドクター

馬鹿な人類 愚かで救いようがない

〜序章〜


西暦4045年 ゲショク歴2年世界は闇に包まれつつあった。

世界は核を作り愚かにも核を使用、結局核があれば核は飛ばされないなど机上の空論だった。世界は人口が急激に減り混沌を極めていた。

「クソっ」俺は走っていた、まさかアイツらもとうとう有効な対抗策を打ってくるとは……時間は1年ほど遡る



核を打てなくなり朽ち果てた政府どもは新時代の支配者を自称する組織ゲショクに

乗っ取られた、どこから湧いてきたのか圧倒的な軍力で

仇なす物を蹂躙しこの日本の半分を支配した

そして俺は元はゲショクの幹部トンボ担当戦士だった

最初は今の日本を変える革命軍だった、しかし気がつけば

恐怖政治を進めるようになり人体実験にまで手をだした


そして俺は人間ではなくなった、人体実験は成功らしかった だが俺は眠ってる間に全てが終わっていて何が何だか分からなかった

「人体実験は成功です、貴方は人類で1番強くなりました貴方は(人)を超越しました」は?

「なにを言っているんだ?」

俺は人体実験の許可など出していない否定派だった

「G様が有無を言わせず人体実験してその身で有用性を感じた方がいいとの事でした」

狂ってる、俺は額から嫌な汗が流れた

「信じられない!俺は!俺の身体は一体どうなっただ?」


俺は怒鳴るように聞いた、しかし目の前のドクターは顔色ひとつ変えず淡々と続けた

「貴方はトンボをモチーフに改造を施しました、貴方の血ももう人間とは違うので慣れるまでは定期的に血を機械で入れ替……」

俺は耐えられなくなり思わず叫んだ

「ふざけるな!横暴だ倫理観が欠如している!」

そして少し頭を冷やそうと近くにあったコップに手を伸ばした

パリンっ……「は?」それほど力を入れてないはず何故割れたんだ?

「ああ……やはりまだ加減が難しい様子ですね」

「どういう事だ」さすがにやばいと俺は焦りだした

「虫は強い、ですが非力ですだからこそ人間と虫を合わせました、貴方は今人を超えました勿論その筋力も」


何故こいつはこれ程恐ろしい事を淡々と言えるんだ?

ダメだ逃げないと

「あと逃げようとしても無駄ですよ?死にたいなら別ですが」

ドクターの顔は相変わらず変化なく言う、さっき言っていた血をどうのこうのって話だろう

さっき割れたコップの破片を腕に突き立てた

「あれ?」

血が出ない 俺は更に力を加えるメリメリっと音がしパリンっ破片が吹き飛んだ

「血が気になりますか?」俺はああと相槌する

「あなたの血は白色ですよ発色のいい白色です」意識が飛びそうだったあまりに現実離れしすぎている


「ではこれから細かい身体チェックをするのでこちらに」

ドクターの言葉は続かなかった、グチャっ何故なら俺は

ドクターの右腕の肘から下をちぎったからだ「貴方……」

初めてドクターの表情が変わった

「ドクター、お前」こいつ腕を引きちぎられて平然としてる


「はぁ何故あなたのような人をG様は気に入られたのか」

「貴方のような人間の価値すら持たいない欠陥品をこの私がせっかく天才的技術でマシにしたのに」ギリっと歯を食いしばる音がした「貴方はこの組織にいる意味も価値もない!貴様のような劣等種のゴミ風情がア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」


「死ね」そしてドクターは何かを取り出そうとしたが……

「死ぬのはお前だ」

痛みを感じないらしいがあとはただの気持ち悪い人間だ俺はドクターを一本背負いで投げ飛ばし

施設から脱走した

・・・・・・・・・・・・・・

そして俺が組織から脱退兼脱走をして3日がたった

いくつか俺の身体についてわかった事がある

1つは超人的な身体能力2つは圧倒的な視力と聴力3つはトンボモチーフのくせに飛べないこと、ドクターは血がどうのこうのと言っていたが今のところなんの問題もない。

とりあえず俺のやる事は決まったあの組織をぶっ潰す!

何が新時代の支配者だあんなのが国の代表になってはならない。そして俺は組織を潰すため仲間を集め立ち向かう事を決心した。




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