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死んで神に会ったら、ダンジョンマスターになれと言われた  作者: ゆうごろう
彼が彼である限り、偶然などありえない
1/4

第一章プロローグ

新連載です!

忙しい中これだけはかけた…!

投稿スピードはまちまちで行くので、あまり期待せずにしといてくだせぇ…


俺こと船道亮平(ふなみちりょうへい)は、先程トラックに引かれて死亡した…はずだった。


「はいはい、じゃああともつっかえてるのでぱぱっと行きましょー!」


それが、どうしてこうなっているのか。

目の前にはショートヘアで十五歳位の女の子が立っている。


「分かってると思うけど、君、死んじゃったんだ!」

「はぁ、まぁ、分かってますけど。」

「ふふっ、ドライだなぁ。」


うるせぇやい。

てか、ここ何処よ?天国?

この先楽して生きていくことができるのなら死んだことなんぞどうでもいいが、まぁ天国っぽいし大丈夫だろ。


「面白いね、君。あと、ここは天国の1歩手前ってとこかな。」

「ふーん?心でも読めるんすか?」

「バッチリ読めちゃうよ~」


ほへぇ。


「やっぱり興味無さそう!」


頬を膨らませ、彼女は怒るった様な仕草をする。

少しあざといが、とても可愛かった。


「ふふっ、ありがと。」

「あ、そっか。てか、俺はなんでこんな所に?」

「それはねぇ…長くなっちゃうんだけど…」

「あ、じゃあいいです。」


真顔で断る。


「え!?な、なんでよ!聞いてよ!」


だって、めんどくさいし。


「めんどくさいって何よ!もう!じゃあ、簡潔に言うわよ?」

「どうぞ。」

「まず、今からあなたにはダンジョンマスターになってもらいます!」

「断ってもいいですか?」

「話だけでもぉ!」





女神ミーゴンの話をまとめるとこうだ。


今から俺は、グライスと言う名前の世界でダンジョンマスターをするのだという。

何故かというと、その世界では魔族と呼ばれる人種と、人族と呼ばれる人種が存在しており、魔法もモンスターもいる世界で、人族と魔族は長い間戦争状態にあったのだとか。

そして登場したのがダンジョン。

これのおかげで、《ダンジョン対策休戦》が宣言され、一旦戦争は終結したらしい。

しかし、ダンジョンは次々と攻略されるのにたいし、人族と魔族は対立を深めていきダンジョンが無くなれば直ぐにでも戦争が始まってしまうのだとか。

そこで考え出されたのが、俺達の住んでいた世界の素質ある者の中でまだ若くにして死んでしまった人を《ダンジョンマスター》としてダンジョンを強化し、戦争をさせずに和平する時間を作ろうとしているのだとか。


そんなに上手くいくもんかねぇ。そもそも、素質だけあってもやる気がなかったら意味がないと思う。俺みたいに。


「あら、素質とは、向き不向きも含めた全部のことだよ?つまり君は、ダンジョン作りに向いているってこと!」

「いやいや、めんどくさいですって。他の人にしてくださいよ。」

「…そかの人に素質が無くて仕方なくだよ…」

「ん?なんか言いました?」

「な、なんでもないよ!」


すごく怪しいのだが…


「そ、それよりも!君には直ぐにでも出向いて貰い、ダンジョンを作ってもらいます!」

「拒否権は?」

「なーい!」


ふざけんな。


「なんで勝手にそんなことに巻き込まれなきゃならんのだ。面倒極まれり。」


「いいのかなぁー?もしかしたら、ダンジョンに引きこもってぐーたら生活も出来るかもしれないよー?」


えっ…


「どうゆうことっすか。詳しく。」

「ぐ、グイグイ来るね…ダンジョンを作るって言うのは、大袈裟に言うと新しい世界を作るのと同じなの。この世界のダンジョンは地下に作られるんだけど、地下にすっごい大きな空間が出来たらそれこそ地盤沈下とかで大変でしょ?だから、出入口だけを地上に出して、その他は亜空間に作るの。でも、亜空間って初めは本当になにも、概念すらもない世界。」

「つまり?」

「ダンジョンを作る過程で()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「受けさせてもらいます。」

「即答!?い、今までグズってたのはなんだったの…」


こうして、俺の異世界でのダンジョンマスター生活は始まった。





「ーーター。マスター。起きてください。」

「…んむ、ん?ここどこ?あぁ、グライスってとこ?」

「そうですよ、マスター。ワタクシは女神ミーゴンにより命じられ、貴方様の補佐を致します、クレイと申します。なんなりと、ご命令を」

「あー…じゃあ、あんまりかしこまるのは辞めてくれ。」


面倒だしな。さすがに俺一人でダンジョンについて考えていくのは無理だし、やる気もない。

なので、基本クレイに任せようと思う。


「了解です、マスター」

「じゃあ、とりあえず何したらいいの?」

「では、まずはダンジョンを作成するために必要な物を作りましょう。」


すごく、面倒くさそうだと俺は思った。

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