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サイドA 2

1週間が過ぎた。


仕事から帰ってきた僕に、玲子が言う。


「花が、このあいだ、彼氏とディズニーランド行ったらしいんだけど、すごく楽しくて、また行きたいんだって。


あなた、花とディズニーランド、二人で行ってあげて、くれない?費用は私が出すわ」


花というのは、玲子の歳の離れた妹で、女子高生だった。僕も、ディズニーランドは好きだ。


ということで来月、僕は、花とディズニーランドに行くことになった。


その週末、友人の山田に、その経緯を電話で話した。

「そのコ、可愛いのか?」そう言う山田に、


「うん、玲子とは、また違った可愛らしさがある」


「マジかよ、羨ましいぞ、おい!全国の男子高校生、8割が望むことを、お前は出来るんだぞ!


変な気、起こすなよ、いや、起こしとけ!」


「お、起こさないよ!


玲子も、そういうことがないと分かっているから、僕に頼んだんだよ」


そう言い、僕は、電話を切った。



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