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27 ベトナム戦争終結の一因

チェコのサイトでT-72が5万ドルT-55が4万ドルT-34が3万ドルで売ってました。TATRA T-815は2万。FROG-7つまりルナ・ミサイルを搭載したZIL-135も2万ドルで売ってました。動くかどうかは知りません。t-72とトラタは非常に綺麗で動きそうでしたけど。


 射撃訓練を終えて酒場に戻ってくると、そこは客で溢れていた。周囲を見回してみるけど、まだアズハルさんは来ていない様だ。由香里さんの姿も見えない。


 僕は酒場の奥に向かい、酒場とホテルを区切る扉を開けて由香里さんの部屋を訪ねることにした。


 その理由は、彼女の安全を一応確かめる為と、もし良ければ飲み物でも呑みながらアズハルさんを待とうとした為だ。


 部屋の前まで来て扉をノックして呼びかける。すると少ししてから寝ぼけ眼の由香里さんが扉を開けた。


「ふぁあ~……駄目ね。昼間に寝ると頭が痛くなっちゃうわ」


「今まで寝てたんですか?」


「うん。昼にお酒飲んだせいか気持ち良くなっちゃってね。それで?どうしたの?」


「もう夕方六時近いんで、このまま起きたらどうです?それと昼間アズハルさんと夕食を摂る約束をしたので、彼が来るのを酒場で時間を潰そうと思って……」


「それで私に声を掛けたと」


「そうです。無理にとは言いませんけど……」


「良いわ。ちょっと頭がくらくらするからアルコールを入れて紛らわすとしますかね」


『大丈夫かコイツ?明日リアシートで吐いたりしないだろうな。もし吐きやがったらドタマぶち抜くぞ?』


(はははっ………)


 僕は、あまり飲ませないようにする事を心に決めつつ、彼女と酒場に向かった。テーブル席は埋まっていたためカウンター席に座る。


「いらっしゃい。何にする?」


 酒場を仕切っていると思われる目の前の獣人。狼の顔をした女性が注文を聞いてきた。


 その獣人は非常に長い睫毛と、腰まで届きそうなボリュームのあるヘアスタイルをしている。

そして何よりも凄いスタイルだ。胸がとっても大きく、それでいて胸元が開いた赤い妖艶なバーテン服を着てる人だった。


挿絵(By みてみん)  

注:イラストはあくまでも雰囲気をイメージ化しただけの物で実際の人物とは異なります


『おいっ!!』


 一瞬おっぱいに見とれた僕にナインティーンが怒鳴った。


「ごっ……ごめんなさい!オレンジジュースを下さい」


「何を謝っていらして?」


 覗きこむようにカウンターの上に乗り出し、肘を突いた所為で、ぐいっと双丘がゴム鞠のように両の二の腕に挟まれて強調される。


「あ……その……なんでもありません」


 意識しないようにしても、目の前に二つの大きな乳房があるのでどうしても目に入ってしまう。するとそれに視線が奪われてる。思春期まっさかりの僕には精神上好ましくない。


「あぁ……御免なさい、気付かなくて。でも見てくれても良いのよ、お客さん。手さえ出さなければね」


 目を伏せる僕に、目の前の女性はそう言った。


「っ!?」


 かぁっと顔が熱くなるのを感じる。胸を見たことに気付かれたようだった。


『馬鹿め。女が男に胸を見られて、それに気付かないとでも思うのか?このスケベが!!』 


 ううぅ~……その言い方はひどいよ。


「あはははっ。まぁ君も男の子だしね。お姉さん、私はビール。それとつまみにチーズを頂戴!」


 隣の由香里さんはバシバシと背中を叩きながら自分の分の飲み物を注文する。


『ユキ……。少し、お仕置きが必要だな。今日から腕立てと腹筋のセットを倍にする』


(何を怒ってるんだよ!!)


『……それと早朝ランニングも追加!稼ぎも増えたんだ。それぐらいのトレーニングが出来るだけのエネルギー補給は食事で賄えるようになっただろ』


(理不尽だ~~)


『女ってのは怖いんだ。こんな調子でデレっとしてると、あっと言う間に鴨にされて骨までしゃぶられるぞ。これは、そのための教育だ!!』  

(ふえぇ~~)


 そうこうしている間にカウンターに注文したオレンジジュースの入ったグラスが置かれた。


「まさか、うちの店で“夜に”お酒じゃない飲み物をお客さんに出す事になるとは思わなかったわぁ」  


「そう言えば、昼間もジュース頼んでたわね?」


 目の前のバーテンに続き、由香里さんまでも僕の注文に異論があるようだ。


「僕はまだ子供ですから。アルコールは体に悪いんです!それに僕は貴方を護衛しているわけですから、判断力が鈍るような飲み物は摂るべきじゃ無いでしょう?」


「まあ、そうだけどさ」


 それにお酒なんて味が解らないし、せっかくお金を出して注文するのだから携行食では摂りにくい栄養を補おうと考えた結果の注文だった。ちなみに新鮮な牛乳はこの世界であまり流通していないらしい。


「あらあら……。でもお客さん、自分の事を子供と仰るのに、昼間の話ではオーガを狩ったそうじゃない?それにそちらの女性の護衛もなさっているようだし。一体お幾つなの?」


 幾つって?見て大体解らないのだろうか?


『種族が違うからな……解んないんじゃいか?』


 ああ……そうかも。


「十四歳です」


 別に秘密にする必要も無いので目の前のバーテンダーに答えた。


「十四……!?へぇ~~!若いわねぇ」 

 

 ナインティーンの言う通り、彼女は僕のおおよその年齢も解らなかったようだ。 

  

「その若さでハンターをやってるなんて。大したものねぇ」


 ハンター? 


『そのままの意味だ。つまり猟師って事』


「猟師……。あっ、そう言えばこの街にはそのハンターって居ないんですか?」


「居るわよ。私の知っているところだとゲートの近くまで狩りをしていた人が居たんだけどね。確か男女のペアだったわ……でも、もう街を出たって聞いたわねぇ。その他にも何人か居るはずだけど、最近強力な武装を持っていたグループがやられちゃってからはねぇ……」


 不思議だ。この街には戦車だってあるじゃないか。それを使えばオーガなんてどうにでもなるんじゃないだろうか?


『アタイとしては、五万ドルの戦車が動くとは思えないけどな。それに砲弾はどうする?流通してるのか?』


(砲弾なんて無くても、キャタピラで踏み潰すとかさ……)


『逃げられるのがオチだと思うけどな。アタイ達が遭遇したのは、たまたまだ。相手が逃げずに襲い掛かって来たのは、おそらく“弱い獲物”と思われたからだぜ?』  

 

(……そう言えば、道具を使うだけの知能は持ってるんだったね)


「ハンターさんから見ると、オーガっていうのはあまり美味しい獲物じゃ無いらしいわねぇ。採れる魔石も図体の割には他の魔物より劣るらしいし、銃を跳ね返す皮膚。それに魔術を使わない代わりに魔術に耐性があるって言うじゃない?」


 バーテンダーの女性は、僕に訊ねる様にカウンターに肘をついて語った。彼女の話だとオーガというのは物理で叩くしかないが、その物理にしても丈夫なので効きにくいということらしい。


『まあ.50BMGフィフティービーエムジー以外だと頭を狙わなきゃならないし、ピックアップにヘビーマシンガンを積んだとしても、オフロードタイヤを履かせたくらいじゃ道を外れた探索は難しいだろうからな』 


 確かに道を外れて進んだとしても木々の間を逃げられたりすれば追いつけないし、気を付けなければ回り込まれる可能性もある。


「じゃあ、アズハルさんがお金を出して雇わなければ放置されていたって事ですか?」


 僕はバーテンの女性に訊ねた。


「そうだったかも。実際、大型トレーラーならオーガと遭遇しても何とかなりそうだしねぇ」


 そんな風に話しながら二杯目のオレンジジュースを空にした頃、待ち人である兎族のアズハルさんが到着した。


「お二人とも、お待たせしたようで申し訳ありません。さあ、食事をと言いたい所ですが……すっかり混んでしまいましたね」


 アズハルさんが言うようにテーブルもカウンターも一杯になって居た。


「こうなるかもしれないと思って別の店を予約してます。美味しい鹿肉を出す店なんですがどうですか?」


 アズハルさんとしては、この酒場以外でもオーガの件を話題にして出来るだけ多くの住民に聞かせ、その信任を得たいのかもしれない。


「僕は構いませんよ」


 二万ドル貰った分は宣伝しないといけないしね。


「女性をディナーに誘うって事は、ご馳走して頂けるのかしら?」


「勿論ですとも、Miss」


 かこしまって言ったアズハルさんの容姿は、本当に兎そのままなので、少し可愛らしい。それで居て上等な身なりをしている。僕はシ○バニアファミリーを連想してしまう。


「やった♪」


 嬉しそうに由香里さんは飛び跳ねた。


こうして酒場を出て、食事が出来るレストラン風の飲食店に入りディナーをご馳走して貰うことになった。


「ユキさんは、何処か拠点にされている街はあるんですか?」


 料理が運ばれて来たタイミングで、アズハルさんが僕に訊ねてきた。


「拠点ですか?今は十一区の周辺で活動してますけど、宿無しなので

特に拠点はありません」


「そうですか……。お若いのに大変ですね。ですが、それなら若いうちに色々な場所に行ってみるのが良いでしょう。勿論、出来ることならばこの街にも頻繁に寄って欲しいものですけれどね」


『ウサギさんかに言われ無くても、そうする!こいつを一人前にするのはア・タ・イの務めだ!!』 


「他の街で私の一族……グラントン商会の人間に会った時は私が差し上げた名刺を見せればある程度の融通は効く筈です。まあ、一方的な関係ではなくギブ&テイクの関係を求めて来る筈ですが、はははっ」


 目の前の兎族の彼は僕よりずっと背が低いし、コロコロした容姿なのに随分と大人っぽい。一体何歳何だろうか?


「私の一族が関わっている店なら看板に、名刺に描かれているのと同じマークが描かれていますから直ぐに解ると思いますよ」


「名刺のマーク……。ああこの三つ編みの輪っかの事ですか?」


「それは※縄煙草を意味しています。昔、私の一族が扱っていた商品です。今は煙草だけでなく、様々な商品を扱っていますけどね」


※バコの葉を縄に編んで乾燥させたもので、その形状目的は運搬の為 


 やっぱり、この目の前のコロコロしたウサギさんは凄く年上に見える……


「あの、アズハルさんってお幾つなんですか?」


「私ですか?六十二歳ですけど」


「「六十二!?」」


 僕と由香里さんが同時に驚いた。由香里さんも目の前の可愛らしいすがたの彼がそこまで年を取っているとは思って居なかったようだ。  

  

「本当ですか?」


「ふふふっ。どうも私の一族はその容姿から年齢を推測されにくいようですね。これでも1972年の世界同時ゲートの多発出現の混乱を経験していますよ。お陰でパリ調印、そしてベトナムからの米軍撤退。その際に用済みになったM24やM41等の戦車を手に入れて随分と捌きましたよ」

 

※M24:チャーフィー軽戦車

※M41:ウォーカーブルドッグ軽戦車 

  

「戦車なんて当時はそんなに買い手がいたの?」


「今も居ますよ。この辺じゃ殆ど見ませんけどね」


 戦車かぁ。格好良いな。


「当時は魔界からのゲートが突然開いた所為で随分と混乱しました。大昔から開いているゲートの近くには当然、人は住んでいませんでした。だけど突然、街や交通の要所に新しいゲート現れましたからね。ジャイアントクラブやミノタウルス、ドラゴンにダーククルセイダー。恐ろしい魔物達とそれに掛けられた賞金。それだけでなく高品質の魔石や素材を求めてハンターが強力な武器を購入しました」


 思い出すように目を瞑って彼は答える。


 その後は、料理に舌鼓を打ちつつ、オーガが彼の依頼によって狩られた事を話し、彼は僕の口から戦闘の有様を聞きだし話しを盛り上げたのだった。


 僕は次の日も護衛があるので由香里さんと共に、早めにディナーを切り上げ、アズハルさんにお礼を言ってホテルに戻った。

    

目標:魔石納品500 達成

目標:11区から12区まで対人護送任務


魔石:5

腕輪:炎術のマナグッズ

指輪:神聖魔術のマナグッズ

腕時計:1

携帯濾過器:1

予備フィルタ:3

H2Oペットボトル2L:3

携帯食料:7

鍋:1

フライパン:1

布テープ:1

ダガー:1

コンバットナイフ:1

F1対人手榴弾通常:0

F1対人手榴弾遅延ヒューズ無し:2

.45acp:223

.45acpAP+p:97

10rdsmag:2

15rdsmag:2

SKS スコープ搭載 レーザーサイト搭載 

6ポジションアジャストストック

予備30rdマガジン:2

75rdドラムマガジン:1

7.62×39mm:352

バイク125ccキャリアー搭載済み

水筒:1

鉈:1

コンパス:1

地図:11区周辺

フラッシュライト:1

単二電池:6

CR-123Aリチウム電池予備:1

第一世代ナイトビジョン:1

(ユーコンバイキング1X24ナイトビジョンゴーグル

IRイルミ有効距離:最大150ヤード)


US$:25128ドル

円:10K

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